表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/26

5話 元勇者の金庫は凄かった…

本日は2話載せます。

「おっ、おーいこっちだ。こっち」

「あっ、ウィンくんとユウくん達。先にに着いてたんだ!」


 放課後、街を4人で見て周ることになり服装は自由ということで俺とユウは制服で来ていた。アリスとセレナさんは私服で来たらしい。ちなみに2人揃ってワンピースでアリスがグリーンでセレナさんがホワイトだ。


「おお、2人とも似合ってるな」

「ああ…俺もユウに同意だな…」

「えへへ、ありがとう」


という訳で全員そろった。あっ、そうだ預け屋に行ってこないと。預け屋とは、物を預けるのはもちろん。お金を預けることが出来るので大抵の人は使っている。ちなみにお金についてだが、金貨、銀貨、銅貨があり銅貨100枚で銀貨、銀貨100枚で金貨となる。


「なあ…預け屋に行ってきていいか…」

「ん、ああいいぞ」

「じゃあ、お昼食べに行くから少し先のアルサスの食事処っていうお店に来て」

「ああ…分かった…」


という訳で少しの間、別行動になった。

 預け屋で受付に俺は、


「すまないが、アグドを呼んでくれないか」

「はい?店長をですか?」

「ああ…」

「少々お待ちください」


そう言って受付は奥に入っていった。5分位で戻って来た。


「では、店長が奥でお待ちしてますのでどうぞ」

「ああ、ありがとな」


そういい俺は店の奥に入って行った。


「おお!誰かと思ったらウォル殿か!いや、今はウィンだったかな?」

「ああ、そうだ」


そう言って話し掛けて来たのは小太りの髭を生やしたおっさんでアグドという店長だ。旅に出て始めて助けたのがこの人だ。


「いやはや、早いもんですな。魔王を倒してから1ヶ月ですか」

「ああ、大変だったよ」

「今日はどういった用件で?」

「街を見るのに金を少し下ろそうと思ってな」

「そうですか。では、金庫の方に行きましょうか」


そう言われ俺はこの店の一番奥の部屋にきた。


「では、鍵をどうぞ」

「ああ、ありがとな」


俺は部屋に入り。中の金を預ける用の金庫の鍵を開けた。


「いつ見ても凄いですな」

「まあな…」


金庫の中には王から受け取った報酬を含め。金貨5万枚が、入っていた。その中から金貨15枚程とり、再び鍵を閉めた。ちなみに鍵は預けている本人しか使えないので盗まれる心配もない。


「じゃあ、今日はありがとな」

「いえいえ、世界の英雄ともあろう御方がこんな店を使って頂けることが自体光栄ですよ」

「じゃあ、待たな」

「はい、では待た」


そう言い、俺は預け屋を出てアリス達のいる店へと向かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ