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13話 オリジナル…

今回からやっと戦闘シーンらしい戦闘シーンです!

「よし!ここからだ!」


 剣を構えるとその直後にエンシェントウルフからの攻撃がくる。身体強化しているが相手はA級、ましてやエンシェントと名のつく魔獣…一筋縄じゃいかない!

 エンシェントと名のつく魔物は全ての魔物の種類にいる。この魔物は魔物で在りながら自分自信の意思…いや、欲望をもつ。大抵の場合は何かを捕食する事を望むが稀に違う事がある。こいつの場合はおそらく何かを殺したい、虐殺したいというものだろう。

 爪の攻撃がくる瞬間に相手の攻撃をかわし、相手の横に移動する!そして、剣で斬る!だが…


『グワウ!』

「なっ!?」


なんと剣が折れた…!?俺は急いで足に集中して魔力を送り20メートル程距離をとる。


「なんだよこいつ…普通のエンシェント系の魔物じゃねえぞ…!?」

『グワォォォン!』

「くっ!」


一瞬で距離を詰められた!?これは手加減してる場合じゃねえな…


「よし!切り札の一つ見せてやる!」

『グウッ……』


俺は魔力で威圧をし、相手のうごきを止める…

よし、警戒してるな…、この隙に…


「汝は我が力なり…」

『グルッ…!?』


俺は相手が警戒してるうちに詠唱を進める…


「我は汝を従えし者…我が力によって汝の封を解く!…《魔力生成》!」


普通の魔法に対し俺は詠唱はいらない…だが、この魔法は普通とはいえない…何故なら誰も知らないからだ…この魔法は神すらも知らない…俺が一から作ったオリジナルの魔法…だから属性もない無属性となる、つまり10種類目の属性…

 この魔法は俺の魔力から物を作る魔法…ただしこの魔法は膨大な魔力を使い更に魔力を通し続けなければならない…だから他に使える魔法は最高で5つしかなくなる。なので神でさえ知ったとしても使わない…いや使えない…それだけ非効率で使いずらい…

それだけではない魔力の質も必要とする…なのでこの魔法は俺以外は使えない。

 俺はこの魔法で剣を作りだす…勇者時代に使っていた大剣の一つを蒼く美しい誰もが見惚れる剣、その名は…


「いくぞ!魔剣リヴァイア!」

『グルウッ!?』


 俺は世界に数少ない魔剣を作れる…しかも自分の使いやすい形で…

 そして、俺は一気に距離を詰める…そして横に凪ぎ払う!エンシェントウルフはその攻撃をかわす事も受ける事もできずにふっ飛ばされた…


「はあ…!」

『キャウンッ!』


ふっ飛ばされ岩にめり込んだ…更に体制を立て直す隙もあたえない…!


「くらえー!」

「グラウッ…」


一撃で仕留める…縦に構えた瞬間、距離を詰め首を斬り落とす!


「ふう…はぁ!」

『ワオーン…』


エンシェントウルフの最後の鳴き声が森を木霊し他の魔物達にその死が伝わる…

 リヴァイアに通していた魔力を切った瞬間に光となって剣が消滅する…なので俺を立つのに支える物がなくった俺は地面に倒れるのを感じながら意識が薄くなる…何かが近づいてくる気がする…魔物か…?


「ウィンくん…ウィンくん…!」

「おい!ウィン…!」


あれ、誰かの声が聞こえる…だが意識が朦朧として顔が見えない…


「やってやったぞ…」


俺はそう言い意識が途切れた…

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