〜異世界危険事項Episode2~
今日4月12日は『心体認識PROJECT―移動セル』の発売日だ。ゲーム本体をプレイする人も増えてきたのでランキングアップロード時にはいつもtop10以内には入っている重課金者としては不安もありながらも、フレンド、スキル、機能、アバター衣装、等のアイテムも増えてきている(全てSR以上だ)。ガチャをするのに感情メーターをMAXにしなければならない、という機能も含め体力を使うものも多々ある。それを抑えるものもあるのだが、値段が半端ない、125008円と記入されている。8要らないよ…。
私が今回『心体認識PROJECT―移動セル』の発売に向けて、(ニートだった私が)バイトを始めた。学歴も大したことない私だからか(ちなみに中卒で偏差値はやや低め)、まともに雇ってくれるところはまず無かった。あったとしても水商売や工事現場など。体力のない私にとっては不愉快で仕方がなかった。そんな私がやっとの思いでバイト出来たのは古民家カフェの店員だった。田舎にある店なので、交通費支給&給料は予定の倍ほど。そこで出会ったお客さんと関係を持ってしまい、トラブルにもなったが、店長が『青春を奪うことは許されー(ry』などと言ってくれ、辞めずに済んだ。
そんなこんなで溜まったお金で今日『心体認識PROJECT―移動セル』を買いに行った。
売り切れだった。
まさかの売り切れだった。許せなかった。一旦違う店に行っても無かった。その店の店員に聞くと、『そんなもの入荷してません。売れやしない。』と逆ギレされた。
店を後にし、驚いた。あの『心体認識PROJECT―移動セル』を大きく抱えて逃げ回る青年と警官の鬼ごっこだ。驚きの理由は『心体認識PROJECT―移動セル』ではなく、『青年』の方だ。あれは間違いなく、
ゲーム内彼氏という設定のキャラ『田中』だ。
なんで?と思わず声に出していた+2人を止めていた。無意識だった。