「帰り道の約束 -(日曜日)」
約束の日
日曜日です。
日曜日
結局、悠には来て貰うので
時間とかは決めないで、日曜日はゆっくり寝ていたい?
だろうから悠が起きて支度が済んだら好きな時間に来て
としか決めなかった私が悪いのですけども・・・
それはそれで・・・
一体、何時頃に来るんだろ??
まだ、時計は午前9時を少し過ぎたくらい・・・
今日は、親が朝早くからそれぞれ用事で出かけたので
家には私だけ・・・
すごく静か・・・
「(そわそわ)」
そんな、落ち着かない気持ちで
一応? 紅茶とクッキーを用意してみたり
昨日の買い物で揃えただけで
手作りとかではありませんけども(泣)
「もうすぐ10時だ・・・」
すると、急にインターホンから呼び出し音が
「あっ! 来た♪」
直ぐに玄関へ向かいドアを開けた。
インターホン?関係なし!?
「おはよー」
「おはよう」
「ごめんね、日曜日に(///)」
「別に良いって」
悠を部屋に案内して、先程用意した
紅茶セットを取りにキッチンへ向かい
心の準備を整え悠の待つ部屋へ
「悠は、紅茶とか大丈夫?」
「茶葉系は全般好きだ」
「良かったぁ」
「唯が淹れたのか?」
「ふるふる」
「???」
「買ってきた♪」
「・・・」
「にゃはは~」
「おい・・・」
最初の内は、紅茶を飲んでクッキーを食べながら
いつもの様に、お話をしているだけだったのですが・・・
「ねぇ」
「うん?」
「今日は何時頃まで平気なの?」
「別に夕方まで何も?」
「ふ~ん・・・」
「唯は、午後に何か用事でも有るのか?」
「私も何も無いよ・・・」
「そうか」
そ、そろそろ言わなきゃですよね・・・
「あのね・・・」
「・・・」
「この間の、家に来た時に言うってお願い事だけど」
「うん・・・」
「して欲しい事があるの」
「・・・」
やっぱり、お願い事となると
改まってしまいますね(汗)
「私の・・・」
「うん・・・」
こんな事、お願いしても良いのかな・・・
「私の髪を」
「髪の毛?」
「枝毛とか痛んだ部分を切って欲しいの」
「はぁ?」
「それが、お願い事」
「えっー!?」
少し、悠には悪い事をしてしまったかも(汗)
「枝毛切りとか、見えない部分とか切れないし」
「う、うん・・・」
「それに、誰にでもお願い出来る事でも無いし」
「お、おう・・・」
なんか・・・
悠の顔が微妙な事になってる(汗)
「ごめん・・・ やっぱり最初に言った方が良かったよね?」
「だなっ!」
「折角の日曜日に枝毛切りなんて・・・」
「確かにっ!」
「怒った??」
「よし! 今から切ってやる! その代わりっ!」
「その代わり??」
「切り終わったら、こっちからもお願い事を1つ!」
「どんな、お願い事?」
「それは、切り終わったら言うさ」
「う、うん・・・(汗)」
「それじゃ、早速始めるか!」
どんなお願い事されるのでしょうね??
まだ・・・
書き終わってないので
悩み中です(泣)