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「『白く煌めく冷気の槍』!」
「ドフュッ!!? こ、こんなガキに……!」
「地面にひれ伏してなさい」
俺が人混みを抜け出して広場に出てくるとスーツ姿の男が巨大な氷の槍に貫かれて氷漬けになって転がっているのが確認できた。
そしてその氷槍の発生元はというと……
「あら遅かったじゃない」
氷漬けの男を踏みつけているミイ(絶対にBカップもない)だった。
お嬢さん……青と白の縞パンがちらっと見えてますぜ。
「レン君!戻ってこれたんだね!」
「うわっ!びっくりするだろエレナ!」
びっくりしたのはその背中に押し付けられてる大きなメロンのボリュームにです、はい。
恐らくGカップとかではない、それ以上あるぞこれは……!
「何ふにゃけた顔してんのよ。
どうよ私の活躍!」
「わかった、分かったから顔面をグリグリするのはやめやれ」
テロリストさんがあの境地に目覚めちまうだろうが。
「てかここは大丈夫なのか?
俺の推測じゃあこの広場周辺には……」
バァァァァァァァァンッ!!!
「言ってる側から大爆発すか!」
俺たちの正面にあるビルの一部分が大爆発を起こして周囲のビルも破壊される。
原因は黒い炎の球。
「『ユグドラシル』!」
「『ラ・シェイド・ブリザード』」
上から降り注ぐ大量の瓦礫、炎の球を防ぐために俺とミイはそれぞれ魔法を放つ。
ユグドラシルは瓦礫を絡め取り、ミイの氷魔法は炎を氷漬けにして粉砕してしまった。
「ちょ、ちょい!ミイ(絶対Bカップもない)めっちゃ強くなってねぇか!?」
「何か聞こえてはいけない言葉が聞こえたんだけど」
「ん?爆発音で耳が変になったんじゃないか?
なぁエレナ(Gカップ)」
「へっ?爆発に気を取られて聞いてなかったかも…」
「ほらGカップも言ってるじゃないか!
ミイはAカップだって!」
はっ!名前とカップ数が逆に…!
そのことに気付いたときには既に遅かった。
あ、あの?ミイさんの周りに電流が溢れだしてるんですけど?
「死ねこのド変態がぁぁぁぁ!!!!」
「ぷぎぃぃぃぃぃ!!死亡フラグぅぅ!!!」




