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「だかしかし白パンティの記憶は永久保存!」
「黙れ変態!もう一回記憶喪失になりやがれ!!」
「あばばばばば!」
再び高圧電流。
だから目覚めちまうって。
「ふんっ!」
「ところでエレナはまだ準備してるのか?」
「あんたのその頑丈さはどこからくるのよ……」
「自分魔王ですから」
魔王の耐久力舐めてちゃいけねえぜ。
ミイに打たれ続けたお陰でたいぶ強くなったからな!
「お姉ちゃんなら家の戸締りしてるわよ。
誰もこんなとこには来ないと思うけど」
「あぁなるほどな。
にしても……」
芝生に腰を下ろしてミイの姿をじっくり見てみると、これは本当に砂浜で目立つんじゃないか、と思ってしまう。特にロリコンが黙っていねぇぞこれ。
「……何よ」
目つきはしかめっ面だが、子どもが拗ねているような表情で怖さはほとんどない。
水色の髪を濃い水色のリボンでツインテールにしており、さらにロリ度が上昇している。
服装もノースリーブ(袖なしの服のことらしい)の白い服に所々青のラインが入った上着、スカートはそれとセットの短いもので、丸見えの太ももはニーソックスという靴下?の長いやつで真ん中くらいまで隠れている。
やべぇスカートとニーソックスの間の太ももが白く輝いていて直視できん! まだパンティの方がガン見できた!
「何で目抑えてんの?」
「……犯罪者になるのを自衛してるんだ」
結果、ロリっ子ことミイはかなり可愛いかった。
でも俺は……俺はロリコンじゃない……はずだ!
俺はエレナが出てくるまで自分はロリコンかロリコンじゃないか、という問題について悩み続けるのだった。