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魔王様!?桃源郷(ハーレム)創成記!  作者: 日鏡ロイ
第5章 聖地
73/356

7

「だかしかし白パンティの記憶は永久保存!」


「黙れ変態!もう一回記憶喪失になりやがれ!!」


「あばばばばば!」


再び高圧電流。


だから目覚めちまうって。


「ふんっ!」


「ところでエレナはまだ準備してるのか?」


「あんたのその頑丈さはどこからくるのよ……」


「自分魔王ですから」


魔王の耐久力舐めてちゃいけねえぜ。

ミイに打たれ続けたお陰でたいぶ強くなったからな!


「お姉ちゃんなら家の戸締りしてるわよ。

誰もこんなとこには来ないと思うけど」


「あぁなるほどな。

にしても……」


芝生に腰を下ろしてミイの姿をじっくり見てみると、これは本当に砂浜で目立つんじゃないか、と思ってしまう。特にロリコンが黙っていねぇぞこれ。


「……何よ」


目つきはしかめっ面だが、子どもが拗ねているような表情で怖さはほとんどない。


水色の髪を濃い水色のリボンでツインテールにしており、さらにロリ度が上昇している。


服装もノースリーブ(袖なしの服のことらしい)の白い服に所々青のラインが入った上着、スカートはそれとセットの短いもので、丸見えの太ももはニーソックスという靴下?の長いやつで真ん中くらいまで隠れている。


やべぇスカートとニーソックスの間の太ももが白く輝いていて直視できん! まだパンティの方がガン見できた!


「何で目抑えてんの?」


「……犯罪者になるのを自衛してるんだ」


結果、ロリっ子ことミイはかなり可愛いかった。


でも俺は……俺はロリコンじゃない……はずだ!


俺はエレナが出てくるまで自分はロリコンかロリコンじゃないか、という問題について悩み続けるのだった。


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