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魔王様!?桃源郷(ハーレム)創成記!  作者: 日鏡ロイ
16章 最上階
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白冬博士研究室



「ふむ……魔王達は統帥の部屋に行ったか……しかも柊菜=ユークリエリッド=ハーゲリオもか。彼女はこちらへ来ると思っていたが……おっとそろそろ来るころだと思っていたよ」


ガチャッ



「やぁ、初めまして……で良いのかな。モニター越しでは会ってはいる」ズバッ!!!!!



白冬博士の首が切り落とされた。



「お、おいユウ!」


「僕達が用があるのは彼じゃない。それに……」



「っ!? な、何だこれは……!?」



ポコポコッゴボボッ


奇妙な音が、泡立つような音が聞こえてきた。




「ふぅ…いきなり首を斬りとばすなんて、勇者の割には野蛮なんだね。それとも、悪を根こそぎ滅したくなる性分だからかな?」


博士の首の切り口から新しい首が生えてきた。やはりこの人も再生能力を持っていたのか。でも何だか変じゃないか?再生能力を持つ未原細胞は真っ白な物質。白冬博士のように人間の形をしたものは無理じゃないのか?

それとも何か別な能力でも持っているのだろうか。


「……それもあるかもしれないね」


ズドドドドッ!


そう言うと突如白冬博士の身体に大量の光剣が突き刺さる。サイズは大小様々で、色々な箇所を刺すことで身体が動かないように固定されている。


「そう簡単に死なないみたいだから拘束させてもらうよ。

で、あれがサーバーみたいだね」


部屋の中で一際目立った装置がありーー僕達が探していたサーバーだろうーーそれに近づいていく。


スクリーンパッドようなものが付けられており、それに触れると画面が光って目次のようなものが現れた。


色々な情報があるみたいだ。


「どれも機密情報ばかりだな……あのニートテロの事件詳細まで存在しているとは」


「……これは…!」


僕は目次の中盤あたりにあった『圏外 ゴミ処理場事件 勇者』とかかれているものを見つけて目を見開く。やはり統治機関には僕がやったとバレていたのか……


「あった。これだ、『CodeNo.プロジェクト』私が関係するものだ」


それにタッチするとあるページが開かれ、記録が示されていく。内容はかなり多く、何ページにも渡って記されている。



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