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魔王様!?桃源郷(ハーレム)創成記!  作者: 日鏡ロイ
9章 超科学研究所
227/356

18

クソ……俺はトゥエルがいないと対した能力のない役立たずってことかよ……!


シルヴィアの言おうとしていた事が今ようやく分かった。


トゥエルとのリンクが完全に使えないのは今回が初めての為、俺は思い知らされた。


「……ダメだ」


「あれ?まだやるの?」


「例え『ファイブオーバー』が無くても、俺はトゥエルを守れるだけの強さがいんだよ!」


膨大な魔力が一気に生成される。

今まで生成したことのない位の量だ。


「ちょ、嘘!? そんなに魔力量あったっけ!?」


「……まだだ」


更に魔力量は上昇を始める。

この状態で『ヘルブレイズ』を放てばかなりの威力を期待できるが、恐らくシルヴィアは軽々と消滅させるだろう。


「はぁぁぁっ!」


魔力は全身に血液の様に流れていき、俺の身体全てが魔力によって満たされる。


「な、何、その姿……?」


「……すげぇ…全身から力が……」


心は静かなのに身体は動きたがって仕方が無い。 これは『キマイラ』と闘った時によく似ている……


でもあれは確か『ハイシンクロ』の同調率が90%を超えたからなれた筈だ。


今はトゥエルとの同調率は0だ。



「……なるほどね、全身に魔力を通わせることで活性化してるのね。

でもそれには生体エネルギーと魔力の自由交換が必要になるはず……」


「……いくぞ、『インフェルノ・ヴィン』」


ここからが俺とシルヴィアの本気の闘いだ。

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