5
エレナ宅 〈リビング〉
「おーい2人ともー」
俺はある物を持ってリビングへやって来た。
パソコンでチャットをしようとしていたのだが、接続ができなかったので俺は近くのコンビニというところへ行ってたのだ。
「ふぅ……どうしたのレン君?」
「勉強中のお二人に差し入れだよーん」
「あら、気が利くわね」
手にぶら下げたビニール袋を2人に見せつける。
勉強中だった2人は字を書く手を止めて俺の方に顔を向けた。
俺は中から例のブツを取り出すと2人に一つずつ渡す。
「ありがとう、美味しそうだね!」
「へぇ、暑いし丁度良いわ」
「ふっふっふ、さぁペロッといって下され」
俺は自分はそれを食べずに冷蔵庫の中へ入れて溶けないように保存しておく。
「う、ん?か、かたひぃ…」
「なにこれ…石?」
「カチコチに凍ってるから、舐めながら食べるんだよ」
ペロペロ……
2人は瑞々しい音を立てながら舐め始める。
特にエレナなんて舌を出して舐めてるから非常エロい。
ミイもミイで口に入れたり出したりしてるため、想像の仕方によってはかなりエロくなる。
俺が2人に渡したのは『チチ堂のミルクアイス』という氷菓だ。
このアイスはある特徴を持っているため、一部の男子の間では、このアイスを女子に食べさせるのが夢らしい。上田君に聞いた。
コンビニに売っているとは思わなかったのだが、限定販売、と書かれてあったので取り敢えず買ってみたのだ。
そして、このミルクアイスの特徴とは……