表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王様!?桃源郷(ハーレム)創成記!  作者: 日鏡ロイ
9章 超科学研究所
210/356

1

ミィーンミンミンミン



決して木が多くないと言えるシードの都市圏。 それでもセミが鳴いている地域は少しはある。


「あぢぃ……」


「ニャァ……」



エレナの家は山の麓にあるので木は多く生え揃っていて、勿論セミも生息している。


俺は扇風機の前に転がりながらぼんやりと窓の外を眺める。


「暇だぁーー」


「宿題でもしたらどうかな?」


「ダメよこいつ、全部昨日終わらせたみたいだし」


「えっ!そんなに早く!?」


「まぁなー なぁプリン?」


「ニャァ」


学校の宿題は昨日徹夜で終わらせた。 知らない知識を蓄えるって楽しぃぃっ!


ちなみにミイもエレナもまだまだ残っているらしく、今もリビングの机でがりがり勉強していらっしゃる。のろまなメス豚共だ。ぷぎぃぃぃっ!!!!!



「ねぇ、今すんごい不愉快だったんだけど」


「それは私も同感だね」


「テ、テツダッテアゲヨウカナー」


冷や汗をかきながら俺は2人に声をかける。


「私のは学年が違うから分からないと思うよ?」


「それもそうだな……部屋でパソコンでもいじっとくよ」


俺はそう言うとリビングから部屋へと戻って行った。




「答え写させてくれてもいいのに」


「自分でやるのよミイ 」


学校では成績上位のミイも、この大量の問題を解くのには時間がかかるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ