表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王様!?桃源郷(ハーレム)創成記!  作者: 日鏡ロイ
プロローグ
2/356

2

『ドフュァァァァァァァッ!!!!!!!!』


「……遂に、遂に終わったぞ……!」




















『……何だかなぁーーー』


「な、何!?」


『まぁもうちっとレベル上げてから挑戦したまえ。お主じゃわしには勝てまい!』


「そんなっ…」


『なーんてね。じゃあ取り敢えず消えろ』


「ドフュッ……!」






『はーぁ、今回の勇者もヘボかったなぁーー』


魔王は気絶して倒れている勇者とヒロインを魔法で浮遊させると近くまで運ぶ。 2人は既に意識は飛んでおり、目覚める気配もない。


どさっ……どさっ



『とりあえず君達の故郷に転移しといてやるけど……』


魔王のその言葉と共に勇者とヒロインの姿が青い光に包まれた。


殺さない辺りが意外と優しい魔王である。


シュンッ



『……つーか勇者ってこんなに弱いのによく俺に挑んでくるな!

大体、魔王の俺様だって勇者倒したら経験値くらい溜まるってんだ。

てか、俺強過ぎじゃね?もしかしたら歴史上最強の魔王になっちまったよっ!ビバ・魔王!』


前言撤回。 ただのゴミのようだ。


『……まぁいっか、これで魔王VS勇者達 は50戦50勝で完全勝利ってとこかな』


魔王はニヒルな笑みを浮かべると立ち上がって魔王の部屋を飛び出した。


『さぁ、我がハーレムの元へ急ごうか!


ハーレムも富も権力も手に入れた魔王はたまんねぇな!!ドヒュドヒュ!』



廊下には魔王の高笑いだけが響くのだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ