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魔王様!?桃源郷(ハーレム)創成記!  作者: 日鏡ロイ
第8章 死の焔(ほのお)
187/356

16

「はっ!!」


初撃。

上から下への振り下ろし。


シノの肩の鎧にひびが入る。


「はぁっ!!」


二撃目。

両肩への突き攻撃。

『紫電』の輝きが更に増幅し、刀身の長さも伸びる。


「あぁっ!!」


三撃目。

下から上にかけての切り払い。

完全にシノの鎧が破壊される。



「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」


終撃。

両刃がシノの身体を切り裂いた。

鎧が全て粉々に吹き飛んだ。








「……とどめは刺しませんわ」


「……ぐっ……くそっ……!」


シノはもう動くことが出来ないようだ。

全身から何かの粒子を溢れ出している。


「では、私はこれで。

神無さんの元へいかないと……」


「これは何なのかしら?」


ゾォッ!!!!


一瞬にして周りの空気が凍った。


いや、凍ったかと思うほどの寒気が私の身体を襲った。



「シノ?どうしたの?ねぇ、何でそこで倒れてるの?」


「ぐ……ごめ…ん…ホムラ……少し…舐めすぎ…てた」


シノの元へ近づいたホムラは屈むと彼女の身体に手を乗せた。


すると次第にシノから出ていた光の粒子が遅くなっていった。



「貴女、貴女ね。

シノをここまで追い詰めたのは」


「く……神無さんは……」


私は神無さんがいるであろう場所に目を向ける。

そこには神無さんが倒れていた。


「神無さん!!」


私は神無さんの元へと慌てて駆け寄る。



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