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魔王様!?桃源郷(ハーレム)創成記!  作者: 日鏡ロイ
第8章 死の焔(ほのお)
172/356

1

ドォォォォォォォォンッ!!!!



「な、なん……」




突然の爆音に驚いた俺だったが、それ以上の衝撃を俺を襲った。





ちゅっ……と目の前が真っ暗になる。

俺は状況を理解するのに少しばかり時間がかかった。


俺の唇がエレナの唇で塞がれていたのだ。


つまり、俺はエレナとキスをしていた。


柔らかい感触、少し湿ったエレナの唇は暖かくて、俺の脳はだんだんと麻痺していく。


「……きゃっ!

ご、ごめんレン君!」


事態に気づいたのかエレナは俺の上から飛び退く。


もう少しこのままでも良かったとは思うのだが、アクシデントでキスしてしまったので仕方ない。


「ふぁ、ファーストキスだったのよ……?」


「レン君も?」


俺の女々しい言葉に突っ込んでくれないのかよっ!


「あぁ恥ずかしいことにな」


「でもハーレムが何とか言ってたよね?」


「あれは……」


ドォッ!!!


海でさらに激しい爆発が起こり、俺たちの岩陰にも波が押し寄せてきた。


「とりあえずミイと合流しよう!」


「おう、パーカーは着ないでくださよ?」


「いいけど、どうして?」


「おっぱいが見たいからさ!キリッ」


キスをしたからといって、態度はあまり変わらない魔王様であった。


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