表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王様!?桃源郷(ハーレム)創成記!  作者: 日鏡ロイ
第6章 日常という名の非日常
137/356

31

シード〈超科学研究所〉



「リンクの接続状態は良好なようね」


デスクのパソコンに白衣の女性は文字を打ち込んでいく。水色の髪の若作りしてはいるが40代ほどだろう。


「良かったねトゥエル。

フィフスと身体の相性ぴったりですって」


「……わーい……」


銀髪の少女、トゥエルは無表情で喜ぶ。

ていうかシルヴィア、その表現の仕方は些か問題があると思うんだが。


「フィフス君も魔力の還元状態も良好。

もう少しリンク時間を長くしても大丈夫ね」


「せいぜい3時間ってところだな……

まだ完全同調は無理か」


俺は上着を着直す。

あの任務で久々にリンクが強制妨害されたからな、少し不安もある。


「さてと、診断も終わったしお昼でもいかが?」


「……うん……お腹すいた……」


「そうですね博士、食堂に行きましょう!」


博士の言葉によって俺たちは研究所内の食堂を目指した。



ここはシードに建設された超科学研究所。統治機関によって作られたと聞くが、現在のところはほとんど独立しているらしい。


俺たちの能力はこの研究所によって開発されたもので、シルヴィアはその監視兼護衛役でもある。



「私は定食にしようかしら」


「じゃあ私はAセットにします」


「……B……」


「コーヒーだけでいい」



昼飯ならさっき食べた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ