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よーし冷静になれ俺。
エレナが入ってきたのは俺が寝ぼけて入るのを了承したからだな。
それが一番の原因だ。
でも入ってきたものは仕方ない。
楽 し む だ け だ
「じゃあ洗うね〜」
「おうカモォン!」
昔、配下の魔物から聞いたことがある。
『へへ、魔王様。
女性と風呂に入ったら、おっぱいに石鹸を付けて洗ってくれるらしいですぜ』
牛系の魔物だったが、雄も雌も一応ある。
そいつが言っていたのだ。
おっぱいで洗ってくれる、と。
そのおっぱいで!その巨大な俺の背中を!むにゅむにゅしてくれぇぇぇ!!
ゴシゴシゴシゴシ
「どう?レン君?」
「めっちゃ気持ち良いです」
おっぱいで洗ってくれる事を応援してくれた諸君、夢は打ち砕かれたよ。
それはまた今度の機会ということだな、うん。