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魔王様!?桃源郷(ハーレム)創成記!  作者: 日鏡ロイ
第5章 聖地
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39

統治機関




「No.05の調整はなかなか上手くいってるな」



「はい。

No.12とのリンクも完璧ですし、何よりあの能力は無敵です」



「それで?あの映像の少年の身元は分かったのか?」



「それなら分かりました。

レン=アクセル。

第十高等学校の代表選手だそうです。」



「第十高等学校の……か。

今年の学校対抗戦は荒れるぞ…」



「実験終了後のNo.7は一般人として第一高等学校に所属になっています」



「そうか……分かった。


ニートの警戒を解除しておけ。

私は少し研究所に篭る」



「はい。

『ザザッ ステルス機能搭載爆撃機、警戒態勢解除、所定の位置へ戻れ』」





ニートでの爆発テロ。


統治機関は取り引きに応じなかったわけではない。


完全に制圧することが常に可能な状況下ではあった。


ニートの上空に浮かぶのは約10機もの爆撃機。


街一つ焼き尽くすのに1時間も掛からないシードの最高戦力の1つ。



「最高戦力…というものの、まだ少し、強化しておかないといけないですね……」


1ヶ月ほど前のことだ。

爆撃機10機が復旧不能にまで破壊されて帰ってきた。


その破壊痕はこの世界ではあり得ない形のもので、まだ誰が破壊したかは解明していない。



「……最近、慌ただしくなってきましたね」



白衣を身に纏った男は、忙しさが嬉しいかのように口元を吊り上げるのだった。




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