表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
箱庭ドールの遊戯  作者: 吹瑶紫靉
第一章
4/5

一人目の

すみません!投稿するのが遅くなりました

「んで、今度こそ仕事ですよね」


店主からの電話に応答すると、開口一番、私はそう言う。


『あははっ。うん、そうだよ。今度こそ仕事のはなし』


私の言葉に、店主は何故かどこかおかしそうに笑った。店主の話をまとめると、ここにいる人達を一定数殺せばいいらしい。一定数満たせば、店主がまた電話をくれるそう。後処理や、証拠隠滅はどうやら、アイギリでやってくれるそうなので、安心して良いそうだ。


さて、店主からの電話をさっさと切ると、物置をでた。体育館に帰る途中、誰から殺そうか迷う。今ここにいる二人を殺してからでもいいが、万が一逃げられれでもしたら、仕事が困難になる。……一体どうしたものか。


私が悩んでいるうちに、二人のいるところまで着いていた。


「ごめんね。ふたりとも。待たせちゃったね」


私が、そう謝ると彼女たちは、「そんな事ないよ」「そうそう。それにあんまり待ってないし」などと言い、「それより」と続けた。


「それより、せっかくなので探索でもしませんか?」


え、まって。高校って自由に学校探検していいものなの? しかも授業中じゃないの?


「そうだね。そうしようかな。どこか良さそうな場所はあるかな」

「さっき、電話をしてた間に体育館倉庫らしき場所を見つけたんだ。そこに行ってみない?」


まあ、でも。二人がそう言うってことは、いいのだろう。数来の提案に私も穫盧も頷くと、数来が案内する体育館倉庫らしきところに到着した。


「まずは、私が先に中を確認するね」


数来が、ドアの隙間から、中をきょろきょろと見渡す。


「うん。問題ない。ここ探検しよう」


穫盧と私が承諾したのを確認すると、数来を先頭に、私達は体育館倉庫を探索した。


◆◇◆ ◇◆◇


「……特に何もなし、かな」


穫盧がそういうと、数来もうんうんと頷く。……逆に、体育館倉庫に何を求めているの? 必要最低限のものはあったし、(たぶん)問題ないはずなんだけどなあ。まあいいか。数来に続き、私も頷く。


「次、どこ探索するかな」

「そうだね。どこにしよ?舞台裏とかどうかな」

「ああ。いいね」


次は、体育館の舞台裏の物置っぽいところを探検することになった。


「っ!埃っぽ!!ここ当分掃除してないんじゃない?」


穫盧の言葉に、私達も同意する。そこら中に埃が舞っていて、少し息をするだけで埃を吸い込みそうだ。同じ体育館なのに、一体どうやったらこんなに違いが生まれるのか。


しかし、一様物置っぽいだけあって、そこら中に箱や物が置いてある。ここは探索しがいがありそうだ。にしても、もしここで武器を見つけたとして、他の人達にはどう説明する。それに、こういうのはちゃんと考えて殺していったほうがいい。ここで二人を殺すのもありだが、流石にリスキーだ。……こうなったら、


「ねえ、みんな。一個一個探索してたら、時間がないからここからは手分けしない?私がここをやるから」

「おお!いいですね!じゃあ私は、体育館倉庫もう一回見てくるね!」

「んじゃ私は、トイレとか調べてみるね」


というような感じで、みんなバラけさせることに成功し、数来がトイレやトイレ周り。穫盧が、体育館倉庫。私が、舞台裏を散策することになった。散策と言うほどでもないが。


二人が行ったあと、私はやっとリラックスできる。相手は高校生だ。しかも現役の。若いほうが、頭が柔らかいと店主は言っていた。私が、高校生じゃないこと、彼女たちを殺すことを悟られては、ましてやバレるなんてことは、絶対にいけない。


「はあ」と一息つくと、早速物置の探検を始めた。



みんなが探索し終わると、それぞれ体育館の中央に集まった。


「体育館倉庫は再度見たところ、鏡があったよ」

「トイレとかは、トイレ用洗剤があった」

「舞台裏には、ほうきの持ち手があったな」


それぞれ、成果を発表する。こうすることで、誰がどんな武器を持っているかがわかる。

今の武器の状況を見るに、穫盧が厄介だな。鏡ではこっちがやられてしまうかもしれない。ここ二人を殺すのは後回しにするか。


私が最初に教室に行った時、樺恋の次に、茜がリダーシップのある人だった。はじめに、統率力の高い、樺恋を殺すのもありだが、樺恋を殺したあとすぐに立ち直れるような人物がいると困る。


まず一人目は、糖 ――東條茜―― だな。



読んでくれてありがとうございます!次の話もぜひ!

これからは、3日に一回投稿していきます!次回の投稿は、3月5日になります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ