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箱庭ドールの遊戯  作者: 吹瑶紫靉
第一章
2/5

恋敵

一話を読んでいただきありがとうございました!引き続き、二話もお楽しみください!!

いつの間にか家に届いていた、村までの地図を手に少女たちのもとへと向かう。

が、地図にかかれていた場所の地図にかかれていた予定の時間になっても、少女たちは来なかった。


「もう先に行ってるのかな」と思い私は一人、地図にかかれている高校へと向かった。


しばらく、自転車を走らせ地図の印のところまでついた。ここが高校だそうだ。

……が、なんとも「築何年だ?」と聞きたくなるようなくらいボロボロで、そこらにツタが登っている。雑草も苔もはえまくり。もはや、廃墟と行ったほうがいいだろう。まあ、村の高校だからお金がないのかもしれないし、そういうデザインなのかもしれないと思うことにし、私は校門らしきところを探した。

                            

しばらく、高校―と思わしきものーの周りを歩いていると、『天野咲妃奇利学園アマノサキキリガクエン』と書いてあった。どうやら、ちゃんと高校だったらしい。ひとまず、錆びきった校門を開け、中にはいっていく。中は、ちゃんと整備しているのかも怪しいほど、雑草だらけで学校の一階部分のちょっとしたくらいまで伸びきっていた。やべえな。うーごほんごほん。わざとだなきっと、そうわざとだ。うん……。ここで、二ヶ月も過ごすのか、中はきれいだといいな。


そんな事を考えながら、歩いていると下駄箱についた。下駄箱は、少し臭うが外ほどの有り様ではなかった。


「ふう。良かった」


安堵のため息をつきながら、持参した上靴に履き替え、下靴をロッカーに入れる。

この日は、体育館に集まり入学式をした。


◆◇◆  ◆◇◆


入学式が終わり、明日からいよいよ学校だ。今日は、店主が用意してくれた部屋で休むことになっている。……部屋はきれいなのだが、一つ困ったことがある。他の新入生と、部屋が同じなのである。ついでに、情報になかった――たぶん、私と一緒に行く予定だった人たち――であろう人が三人ほどいた。もしや、資金のなさと人数でここを全員で使えと言っているのか。


……ぐっ。まあいい。過ごせないわけはないしな。ここから学校を探索して、使ってなさそうなところで、店主と連絡を取ろう。地図通りでいけば、一階のA組が私のクラスらしい。無論、全生徒で九人ほどしかいないのだから、当たり前かもしれないが。


翌日、私が起きると部屋にはもう誰もいなかった。時間を確認したが、まだ七時三十分。みんな、早起きすぎないか……?とりあえず、さっさと制服に着替えて、私はそそくさと教室へ向かった。


私が教室につくと、生徒と教師合わせて七人、それから三人がいた。みんな炎上になって座っている。ちなみに、一クラスしかない上に、学校面積が無駄にでかいため、教室はすごく広い。私は、空いている席に座る。


「……おはよう、ございます」


挨拶をしたが、静寂が響き渡っている。なんだかすごく気まずくなってしまった。学校だと言っていたし、挨拶は基本だと思ったが、何故か返事が来ない。そんな中、私含め十一人の少女の中で、一番身長が低い子が口を開いた。


「あらまあ。挨拶なんて礼儀がいいこと。別にここでは挨拶なんていらなくてよ?」


妙にお嬢様口調で、こちらを嘲笑するような言い方でその少女は言った。え……?学校なのに、挨拶が……いらない……?そうでしたか。これまた、でだしを完全にミスってしまった。おかしいなあ。入学式の話はちゃんと聞いていたはずなのだが。


まあいいか。


「そうでしたか。それはそれは、教えていただきありがとうございます」

「ふふ。いやね?敬語だなんて。お堅いですわね。どうぞタメ口でよくってよ」


あれ?このこたち、コミュニケーション能力高すぎない?出会って初っ端でタメ口なんて。


「そうで、そうね。では、遠慮なくタメ口で。話が変わるのだけど、あなたたちの名前はなんというか教えてほしい。いいかな?」


そんなやり取りをして、私は計十人から名前を聞き出した。

わたくし

「私は喜連花怜(キレンカレン)というの。どうぞ、樺恋(カレン)とお呼びになって」

「私は……胡桃(クルミ)水野玖瑠実(ミズノクルミ)。胡桃って呼んで」

「うちは、東條茜(トウジョウアカネ)(トウ)って呼んでくれたらいいわ」

「葉瑠は、樋口葉瑠(ヒグチハル)春燈(ハルヒ)って呼んでね」

「私は、数森紀那(カズモリキナ)……。数来(カズキ)と呼んでくれたら」

牡蠣峰瑚々音(カキミネココネ)心寧(ココネ)といいます。心寧って呼んでほしいな」

隅木みと(スミキみと)。ひらがなでみとっていうの。御酒(ミキ)と呼んでね」

「……水雲希莉(ミズモキリ)、で、す。霧喪(キリモ)って呼んでくだ、さい」

「あたしは秋宮彩唯(アキミヤアイ)藍埜(アイヤ)って呼んで」

「その、えっと……わ、私は木津森和穩(キヅモリカノン)穫盧(カノ)と呼、んで……」


これで私以外全員自己紹介を終えた。なんというか、愛称がちょっと呼ぶにしては変わっている子もいるが、いいだろう。私の愛称は萊猫でいいか。


「最後に私か。宵宮琳稔(ヨイミヤリンネ)っていうの。どうぞ萊猫(リネ)と呼んでね」


これで、ざっとみんなの名前と愛称がわかった。にしても、教師らしき人がいないな。二人いると聞いたが。


そんな事を考えていると、私のポケットに入れておいた携帯電話がなった。この時間は、教室にいるから携帯電話が使えないことを店主は知っているはず。だとしたら、電話の主は誰だ?私はそっと電話を確認する。


……()()()



感想やアドバイスなどお願いします!!

それと、投稿なんですがこちらの都合上、夜に投稿することが多くなってしまいます。

できるだけ早く投稿できるように務めますが、ご了承ください。

では、次の話もぜひ読んでください!

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