9、10月-27 クイズ!ヘキサ……
ここでまさかのお客様!2度目の登場は水月五月雨さん著の桜ヶ丘高校生徒会より、桜ヶ丘高校生徒会役員の皆さん!!そしてこちらは初登場!テイクさん著の天の桜が咲く頃により、彩上高校生徒会役員の皆さんです!!繰り広げられるのは……バカバトル!!
「さて、始まりました!1−6プレゼンツ、クイズヘキサグラム!!」
「すでに名前が危ない!!」
「司会進行および出題者は私、藤原 友里、解説およびツッコミは高月 零夜でお送りします!!」
「出題者ぐらいは用意しろ!1−6!」
そんなわけで体育館で客として観る予定だった1−6の企画に巻き込まれた。
「では、ここで出場チーム入場および紹介です!」
「初登場以外はカットしないか?」
「そんなかわいそうなことはしません!それでは最初の入場は『桜ヶ丘高校生徒会役員』よりチーム桜ヶ丘!」
激しいドライアイスで入り口を覆った。金使いすぎだろ!
「まず登場は自称『私のツッコミは伝染する!』笑いの病原菌、桜田 ハル!!」
「パクるにしてもなんでそれ!?」
登場と同時にツッコミとは難儀な人だな。
「続いてはロリコン会長、夏樹 竜介!!」
「ありがとうー!!」
いいのか!?こんなナチュラルにロリコンとか言って……まあ、いいか。
「まだまだいきます!!見た目だけ常識人、萩 昌介!!」
「……」
言うことなしか?
「謎に包まれた桜ヶ丘の裏の顔、柊 紫苑!!」
「……」
「これについては何か言えよ!」
「……キレやすい現代の若者。」
「俺のことじゃなくて……もういいです。」
なんかのらりくらりとかわされる気がした。
「次は、桧木 抄華。」
「説明それだけか!?」
たぶん紹介なしよりきつい……あれ?思ったほど効いてない?
「慣れっこですから。」
……悲しすぎる宣言だ。
「最後は、みんな死ぬと思っていた中、奇跡の生還を果たした少女。ありがとう!君のおかげで世界が地獄絵図になるのは避けられた!乍乃 雫!!」
「間違ってないけど、どこの勇者だ!?」
なんかスタンティングオーベーションで迎えられてるし!
「あ、あの……」
本人は入り口近くで止まっている。まあ、そうなるよね。
「いこっ、雫ちゃん。」
いつのまにか桜田さんが乍乃さんのところにいた。
「は、はい!」
ここで美しき師弟愛が見れた。
「素晴らしいですね、百合。」
「感動のシーンが台無しだ!!」
「さて、続いての登場は『天の桜が咲く頃に』よりチーム彩上高校!ここは一言で表すとシリーズでいきたいと思います!」
「なんだ、それは?」
「最初は彼を一言で表すと『女装』、六道 隼人!」
「それをなぜ選ぶ!?」
なるほど。一言ってそういうことか。ちなみに入ってきた六道くんは白い目で見られている。
「続いては彼女を一言で表すと『お化け』、桜崎 結衣!」
「あれ?」
不思議そうにしながら亜麻色の髪の少女が入ってきた。顔を見る限りでは、なぜお化けなのかはわからない。普通のかわいい女の子に見える。
「隼人君、なんで私がお化けなんでしょうか?」
「自分の胸に手を当ててみろ。」
「??」
まあ、わからないことを考えても意味がないか。
「お次は、彼を一言で表すと『バカ』、馬鹿 洋平!」
「みんなー!!ありがとうー!!あなたのアイドル、U・MA・SI・KA・です!!ただいま絶賛彼女募集中!!僕の胸に飛び込んごふぁっ!!」
後ろから飛んできた少女に蹴飛ばされた。
「よかったじゃないか。胸じゃないが飛び込んできてくれたぞ。」
「だまれ、隼人!!僕はもっとこう、やわらかい感じを求めてたんだ!!」
「さて、出てきちゃったんでそのまま紹介!彼女を一言で表すと『一筋』、綾崎 夕菜!」
それを聞いて会場が納得した感じの空気になった。鈍い俺でもわかったんだから全員わかっているだろう。
「あれ?なんでこんな空気?」
どうやらバカ、間違えた。馬鹿だけはわかっていないらしい。
「こんな空気もぶっ飛ばせ!続いては彼女を一言で表すと『女王』、赤羽 紫苑!」
「なんともわかりやすい。」
その赤羽も笑顔で手を振ってる。品格は確かに女王っぽい。
「最後は、彼女を一言で表すと『残念』、西園寺 暦!」
「だれが残念ですの!?」
お嬢様キャラか。……昨今のお嬢様キャラの立ち位置は残念なんだよな。百合麻雀マンガしかり猫が迷ってるのしかり。
「間違ってないね!」
「バカは黙ってなさい!!」
「僕はバカじゃない!馬鹿だ(うましか)!!」
「……さて、次に行くか。」
視界の端で何か言いあっているが無視確定。
「さあ、この強力、2チームを迎えるのは我らがチーム開明高校!最初はもちろん彼女!支持率と偏差値は比例しないという理論を実証した現生徒会長、佐倉 芽!」
「ありがとうー!」
笑顔で手を振っている。……バカは平和だな。
「続いては生徒会のブレーンで会長の右腕!生徒会双翼の1人、副会長、真島 行人!」
マジさんは無表情のままだった。マジさんのことだからあれで楽しんでいる……のだと思う。
「かわいいあの子は上がり症!なぜか応援したくなる健気さを持つ生徒会書記、長峰 愛佳!」
「がんばれー!」
「鈍感なんかに負けるなー!」
ラブの入場で応援が入った。というか鈍感ってなんだ?
「さて、現れるのは開明高校の女王!知・体・Sの三拍子そろった好会計、榊 菜月!」
「……」
反応なし、か。まあ、榊なら反論する場所なんてないからな。
「残念ながら藤原 晴は忙しいから参加不可です。」
「おいおい、開明が2人も足りないぞ。」
ただでさえ、俺が抜けて1人足りないのにハルさんまでもか。
「というわけで雑談してて!」
「適当だな、おい!」
そんなわけで3校の生徒会での雑談となった。
ちなみに出てきてない皆さんは適当なところで出したいと思います。だからそこのチョーク構えている人は落ち着いてください。お願いします。作者は一般人なんで当たると死にます。