7、8月−8 ひどい誤解が生むこと
そんなタイミングで遊びにきてくれたリンにフーちゃん。
「「……」」
まあ、そんな状況を見たらどう思うかなんて限られてるわけで、そのまま固まってこっちを見ている。
「……ど、どうしたんですか?」
はっ、としたようにリンが聞いた。
「ちょっとしたことで、こんな状況におちいっている。」
「ちょっとしたこと!?ボクであれだけ遊んでちょっとしたことですませるの!?」
「「……」」
「ちょっと待て!なんでそんな簡単に誤解できる言葉を選ぶんだ!?」
「それがメエちゃんクオリティ!」
「ハルさんはこの状況を止めて下さい!」
「やだ。ゼロがこんなにあせるなんてめずらしいもん。」
そう言いながら携帯のムービーで撮影を始めた。だから、助けて下さいよ!
「あー!何してるんですか!?」
今度はラブがやってきた。こいつならまともに……
「なんでメエちゃんがゼロくんをおそってるんですか!!」
……聞いてくれるか?
「ちがうよ!これはボクをもてあそんだゼロへのむくいだよ!」
「なんでわたしじゃなくてメエちゃんなんですか!?」
……終わったな、この生徒会。
「そろそろ終わりにしてくれ。」
マジさんがやっときた。
「でも、マジ……」
「これ以上は開明高校の評判をさげるだけです。」
そこまで言われると悪い気がしたのかメエはおりてくれた。
「助かった。」
「お前らしくないな。会長ぐらいなら押しとばせたんじゃないのか?」
「さすがにそれはやばいでしょ。」
そんなことをしたら一晩中追いかけられ、次の日、確実にメエは話し合いで寝るだろう。
「そんなことより、なんでこの部屋に全員集合してるんですか?」
「いっしょにお菓子でも食べようかと思っちゃいました。」
そう言って持っていた袋をかかげた。
「お!いいねー。わたしは飲み物とってくるね!」
「ただいまー!」
「はやっ!」
何かを考える間もなくハルさんが戻ってきていた。
「これだよー!」
袋に入ったいくつもの缶ジュースやペットボトルがある。これは、リンやフーちゃんがこなくてもドンチャン騒ぐつもりだったな。
「さて、パーティーだよ!」
……今日は寝れるのか?