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開明高校生徒会録  作者: ヒッキー
7、8月
45/172

7,8月ー1 暇で忙しい

 いつのまにかPVで26000ごえ。ユニークでは5500をこえていました。本当にありがとうございます。

 「ねえねえ。」


 パラパラ


 「なんだ?」


 カタカタ


 「なんで夏休みに生徒会の仕事があるの?」


 ポンポン


 「学校にきけ。」


 パラパラ


 「あー!!暇だー!!」


 メエがいきなりこわれた。


 「どうしたんですか、会長?」


 「どうしたもこうしたもなーい!!今は夏休みだよ!健全な学生なら家でのんびりとしたり、友達と海に行ったりして、たった一度の夏を楽しむものだよ!なのに、なんでボクたちは生徒会棟に閉じこもって仕事なのさ!?」


 この表現は正確ではない。仕事をしているのはメエ以外だ。なぜかというと、まあ、なんとなくわかると思うが、メエにやらせても仕事がまったく進まない。むしろ仕事がふえる。ということで、みんながせっせと仕事を片付ける中、メエだけはいすに座らせていたのだが、さすがに仕事開始1週間がすぎて限界が来た。


 「わたしも疲れたよー。」


 「私もです。」


 「誰かをいじめたい。」


 これは他のメンバーにも限界が来てそうだ。


 「マジさん、あとどれくらい残ってますか?」


 「そうだな……あと1時間もすれば終わるだろ。」


 「そうしたら遊べる!?」


 「すみません。また新しい封筒がきました。」


 ラブが封筒を6枚、手にかかえていた。


 「がーん。」


 「そういえば生徒会の里帰りはなしか?」


 この学校は全寮制なのでたいていの生徒は里帰りをしている。


 「わたしは予定にないな。」


 「家に帰ると新しい作品を書けって言われるので。」


 「帰る気分じゃない!」


 「同じく。」


 「生徒会長が帰るわけにはいかないよ!」


 まあ、全員帰らないようだ。


 そう思いながら封筒の中を確認するために開けた。中には……


 「……」


 「どうしたの、ゼロ?」


 「メエおよび生徒会のメンバーのみなさん。」


 「それってボクが生徒会のメンバーじゃないみたいだよ!」


 「さて、あさってから旅行に行く。」


 『は?』


 生徒会メンバー全員が?マークを出した。出したいのは俺だって同じだよ!


 いやー、受験生だよね、自分。

 そんなことは忘れて、今回は7,8月合同にさせてもらいます。

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