生徒会新聞 人気投票結果発表
ハル「生徒会新聞、特別号!! 今回はメエちゃんのお誕生日会会場にてステージを勝手に作って公開収録でお送りするよ!! 本日のメインパーソナリティは明るくて頭のいい生徒会の一番槍、藤原晴と!?」
榊「榊菜月でお送りします」
ゼロ「……とりあえず理由を聞いていいですか?」
ハル「さてさて、今回もおなじみの生徒会メンバーで送りますけど、いきなりなんだい、ゼロ?」
ゼロ「なぜいきなり生徒会新聞の収録を、しかも公開でやってるんですか!?」
ハル「人の予想を裏切らないなんて、何が楽しいというんだ!」
ゼロ「迷惑をかけない楽しみを探してください!!」
ハル「そんなわけで、本日の主役メエ会長と、冷静沈着マジ副会長、外でいちゃいちゃしてた高速ツッコミマシーンゼロ副会長に、そのお相手、ラブ書記でお送りします」
ラブ「ハル先輩!?」
会場『ブーブー!!』
榊「ブーイングがうるさい」
ハル「さーて!! 会場が盛り上がってまいりました!!」
ゼロ「これは盛り上がってない! むしろカオスだ!」
榊「さて、公開収録に踏み切った理由は一応あります。その理由はこれです」
ジャジャン!(後ろから垂れ幕)
メエ「……人気結果発表?」
ハル「そう! 今回は人気結果の発表! ゆえに今回は容赦なくメタな発言が許される、いろいろと問題な予定なのだぁ!!」
榊「(パチパチ)」
ゼロ「……これは止めるべきなのか?」
マジ「止めてもどうにかならないな。作者も発表しないと怒られると必死だし」
ゼロ「すでにマジさんがメタい発言を始めた!?」
ハル「さてさて、盛り上がってきたところで順位発表を始めるよ!」
榊「第10位から行く予定だったけど、同率が4人いるから、第7位から」
ハル「では、第7位!!」
だらららららららら……(ドラムロール)
榊「第7位は真島 行人副会長、斑目 龍騎前会長、笹川先生、音無 鈴さんです」
ハル「というわけで、壇上に上がってきてもらいましょう!!」
マジ「最初から私はここにいるがな」
斑目「俺が選ばれちゃったかい? いやー、うれしいね」
笹川「私か?」
ハル「そんなわけで、現在会場にいる3人に上がってもらいました!!」
ゼロ「なかなか濃いメンバーですね」
ハル「では、全員にコメントをいただきましょう! まずはマジから」
マジ「このように評価されたことをとてもうれしく思う。これからも精進していくつもりだ」
ハル「はい、何を精進するのか、むしろこれからがあるのかすらわかりませんけど」
ゼロ「いいコメントをメタ発言で台無しにしないでください!」
ハル「続いて、斑目前生徒会長!」
斑目「ニューヨークへ行きたいかー!?」
会場『イエー!!』
ゼロ「なんか聞いたことある!?」
ハル「ありがとうございました」
ゼロ「まさかのコメント終了!?」
メエ「なんか、空気?」
ラブ「突っ込むタイミングが厳しくて話に入れませんね」
ゼロ「むしろ入って突っ込みをフォローしてくれ。メエは入るな。突っ込むポイントが増える」
メエ「理不尽だよ!!」
ハル「そんなわけ?で、笹川先生にコメントをいただきましょう」
笹川「私は(教師なのに)ここに呼ばれてよかったのか?」
ハル「(作者がキャラの設定ちゃんと考えてないけど)たぶん大丈夫です」
笹川「そうか。ならば、(教師だが)素直に喜ばせてもらおう」
ハル「はい。(作者が泣きそうだけど)素直に喜んじゃってください」
ゼロ「(なんか会話がかみ合ってるがかみ合ってない気がする)」
ラブ「(会話がかみ合ってない)←なんとなくわかる」
榊「音無 鈴さんからは喜びのコメントが届いています」
ハル「ハルちゃんが読みます! 『帰ってきたら覚悟してね』」
ラブ「喜び!?」
ゼロ「(小さな声で)……帰るの怖いなぁ」
ハル「さてさて、このままだと鬱モードに入りそうな人がいるから次に進めるよ! どっかのマンガで鬱って漢字をオタクなら書けるって言ってたけど、私は無理!!」
ラブ「それ言う必要ありますか?」
ハル「ない!」
榊「次の発表は第6位」
だららららららららら……(らが1個多い)
榊「第6位は中山 梓先生です」
ゼロ「え? 誰?」
ラブ「中山先生ですよ。養護教諭の」
ゼロ「あぁ、変態か」
変態「嫌だなぁ。変態だなんて、とてもほめ言葉じゃないか」
ハル「さて、名前の欄まで変態になっちゃってる中山 梓先生です!」
変態「やぁやぁ。みんなの心の癒し役、中山先生だよ」
ハル「喜びのコメントをどうぞ!」
変態「みんな、愛してるぜ!!」
ゼロ「黙れ、変態」
変態「大丈夫さ。君が僕を愛してくれなくても、僕は君を愛し続ける」
ゼロ「ラブ! 助けてくれ」
ラブ「ゼロくんは渡しません!」
会場『ブーブー!!』
ゼロ「悪化!?」
ハル「さて、だいぶ場の雰囲気があったまってきたところでBEST5の発表! 第5位!」
だらららららららららら……(また増えた)
榊「第5位は藤原 晴会計です」
ハル「いっやほー!! ハルちゃんの時代到来だぁ!!」
メエ「じゃあ、ここはボクが質問するね」
ゼロ「ボケ要因が増えた!?」
メエ「今のお気持ちを漢字一文字で表すと?」
ハル「命と書いて命と読みたい気持ちです」
ゼロ「ものすごい関係ない気がする!」
メエ「その心は!?」
ハル「そんな新キャラを出して欲しい!!」
ゼロ「なんていうメタ発言!?」
メエ「あ、それいいね」
ゼロ「乗るな!!」
メエ「それではどんどん参りましょう!」
ハル「いつの間にか進行3人で送る第4位!」
だららららららららららら……(もういいよね)
榊「第4位は……私です」
ハル「というわけで、第4位は会計の榊 菜月ちゃん!!」
メエ「ここで気持ちを聞いてみよう! 榊、今どんな気持ち」
ハル「ねぇ今どんな気持ち?」
ラブ「それってダメだと思いますよ」
榊「そうね。……投票してくれた人を踏んであげたい」
ゼロ「よし、全力で止めさせてもらう」
榊「……残念」
ハル「おおっと!? なんか会場でテンションの下がったやつが何人か見えた気がする!?」
ゼロ「なんか紛れ込んでるぞ!」
ハル「会場に隠れファンがいる状態で第3位!」
だらららららららららららららららららららららら……(あきらかに超増えた)
榊「第3位は長峰 愛佳書記です」
ラブ「えっ!?」
ハル「はーい、会場。ラブが驚いてやっとお前かみたいな反応は本気でやめなさーい。ゼロが怒るよ」
ゼロ「まぁ、いろいろと俺にも責任があるからはっきりと怒れない」
ハル「そんな複雑な事情を持ったゼロが突っ込めないらしいので、ここで私は攻めます。ゼロとの馴れ初めを教えて! こうなったらこれ以降の順位は発表しなくてもいいから!」
ゼロ「仕事しろ司会!!」
ラブ「え? 馴れ初めなんてないですけど……」
ハル「そういえば、生徒会で始めて会ったし、それからも何かあったら数秒でうわさになるよね。残念ながらきゃっはうふふなイベントはまだ起こっていないようです!!」
ゼロ「そうつなげないでください!」
メエ「きゃっはうふふ?」
ゼロ「触れるな!!」
ハル「さて、会場のテンションも半分以下まで下がりまして第2位!!」
だらららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららららら…………(なげぇ!?)
榊「第2位は、佐倉 芽会長です」
メエ「ボクだよー!?」
ゼロ「いや、なんで疑問符?」
メエ「ボクが2位、ってイメージがない」
ハル「はい! 相も変わらず微妙に自分の人気度合いがわかってないような気がするねぇ。そんなメエちゃんへの質問はとてもシンプル! なんでゼロのことどうでもよくなったの!?」
ゼロ「なんでこの辺で恋愛ネタが一気に増えてんですか!?」
メエ「? ゼロのことどうでもよくなってなんかないよ?」
ハル「いや、そういうことではなくて……」
ラブ「あの……私もその質問したことあるんですけど、メエちゃんの場合、その質問は理解してくれませんよ」
ゼロ「俺らのは恋愛感情だったかどうかも怪しい部分があるしな」
メエ「? ゼロのことはずっと好きなんだけど」
ゼロ「ゆえにこんなことも言える」
ハル「むぅ~。つまんないつまんないつまんない!!」
ゼロ「駄々っ子か!?」
ハル「はい。ゼロのツッコミが飛び出したところで、ついに第1位の発表!」
だらら(短っ!?)
榊「第1位は高月 零夜副会長です」
ハル「はいはい。予想通りの主人公1位です」
ゼロ「なんかやる気ないですね」
ハル「だって順当すぎるし。ここは1位は普通に主人公だろって思ったら1度しか出てないキャラとかさ、普通に考えたらこいつが入ってくることはないだろと思ったら掲示板の力でありえないキャラが1位だとかさ!」
ゼロ「さらっと言ってはいけないことを言ったような気がしますけど」
ハル「実際、投票率およそ8割、2位とは倍以上の差をつけた圧倒的1位。さすが主人公。拍手」
ゼロ「……まあ、それくらい投げやりなほうが楽ですけどね」
ハル「続いては人気の月ランキング。これは一気に行くよ!」
榊「5位、4月、4位、6月、3位、5月、2位、9、10月、1位、7、8月」
メエ「点がいっぱい」
ラブ「メエちゃんがメタ発言!?」
ゼロ「こうして見ると、こっちも結構、順当ですね」
ハル「そうなのね。作者の力量もちゃんとした設定もなかった4月、派手に適当だった6月、メエちゃんの暗部を見せた5月、作者がクソ長くしてしまった9、10月、桜ヶ丘高校の皆様の力を借りた7、8月と作者もおおよそ予想通りだったらしい」
ゼロ「フルパワーメタ発言の上に救いようのない講評ですね」
マジ「ちなみに、12月は入ってない、11月は投票期間の関係上は入れなかったらしい」
ゼロ「しょうがないといえばしょうがないんですかね」
榊「ちなみにどの話が好きという質問では『大丈夫か生徒会』シリーズ、生徒会新聞、祭り終わればすべておしまい、などがあった」
メエ「ギャグ回多め?」
ゼロ「この作者はギャグのほうが得意なくせして、単純ギャグ特化だとオチが書けないという面倒なバランスだからな」
ハル「おお! ついにゼロ君がメタ発言を!?」
ゼロ「いや、これでも結構してますよ。いろんな場所で」
榊「他にはゼロの壇上の挨拶なんかも上がってる」
ゼロ「あれか……個人的にはかなり恥ずかしいからやめて欲しいんだがな」
ハル「私たち聞けてないんだよねぇ」
ラブ「撮影していた人がいたらしいので、今度見せてもらいましょう」
ゼロ「どこのどいつだ、それ!?」
メエ「ボクも見たい」
ゼロ「お前は本気でやめてくれ」
ハル「珍しくゼロが頼み込んでる。これは次にいったほうがいいかな」
ハル「続いては名言、迷言のコーナー!」
ゼロ「コーナー!?」
ハル「ではこれは本人たちに言って……もらいたかったんですけど、大体はあのキャラの濃い人の名言なので、その辺は私が読みます」
榊「では、最初はメエ会長のこの2つのセリフ」
メエ「え? 読むの? 『犠牲者なんか絶対に出さない』『やっぱり会長であるボクが最強だよね』」
ゼロ「最初のは所信表明か」
ラブ「あのときから波乱万丈でしたね」
ハル「ちなみに後半のセリフには、かわいいは正義だと思います、ってコメントもついていたよ」
ゼロ「ある意味、最強なんだよな」
ラブ「間違っていないから困りますよね」
ハル「おや、2人でいちゃいちゃしてる? そんな2人には……」
榊「つぎのセリフです」
ハル「叩き切られた!?」
榊「続いては2つ一気に。これはゼロが読んで」
ゼロ「……え、これ俺か?」
榊「読む人いないから」
ゼロ「まぁ、わかった。『なっ! も、もなかだとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!!』『バカやろう! 携帯でムービーをとってるんだ!こういうときは紙のぽいじゃないと決まってるんだ! それなのに、もなかだと……。……絶望した!!』」
メエ「ゼロがこわれた!?」
ラブ「そうなりますよね」
ゼロ「そもそも、テンション的にちがいすぎる。これだとレンとかのほうがよかったんじゃないか?」
榊「ステージ上にいないから」
ゼロ「……いいけど」
ハル「そんなわけで、桜ヶ丘高校生徒会長、夏樹 竜介のセリフが2つも入ってました!」
マジ「これを書いたころ、ジャ○ーズのグループ、○の二○くんが出ている携帯のCMがあって、それでこのネタをやったらしい」
ゼロ「大体何もわかりませんね」
ハル「ちなみに今までのは名言。ここからが迷言だ!」
ゼロ「ここまで迷っていても名言か」
ハル「じゃあ、メエちゃんよろしく!」
メエ「わかった。『今日はやっぱり遊ぼう!仕事なんてことはきれいさっぱり忘れて遊ぼう!!』」
ゼロ「こいつか……」
ラブ「あの時は忙しかったですね」
マジ「会長は結局、仕事しなかったな」
3人「「「……はぁ」」」
ハル「そこ! ため息つかない!」
榊「もう1個は……ハル先輩のだけど……」
ハル「ん? あ、これか。ちょっと待ってね」
マジ「ハル、ステージを下りていったけどどうしたんだ?」
ゼロ「正直、いやな予感しかしません」
ハル「準備完了!!」
ラブ「……マイクですか?」
ハル「そう! そして、セリフを言うぜ! 『おまっ、あきらめんなよ!! 昔思い出せよ!!』」
ゼロ「アニ研のボイスチェンジャーかぁぁぁぁあぁああ!!」
メエ「懐かしいね」
ラブ「なんか、すごいものが出てきましたね」
ゼロ「ボイスチェンジャーとしての性能はアホみたいに高いからな」
ハル「『ソロモンよ、私は帰ってきたぁぁぁぁあああ!!!』」
ゼロ「そして、悪乗りするからやめて欲しかった!!」
榊「さっきの、迷言じゃないから。そして、もう終わり」
ゼロ「よし、早急に解散しましょう。正直言って、身が持たない!」
ハル「えー! まだ遊びたい!」
メエ「遊びたい!」
ゼロ「お願いですから、ステージから降りてやってください」
ハル「むぅ。しょうがないなぁ。それじゃあ、公開収録はここまで! 皆さん、今日はありがとうございました~!」
メエ「ばいば~い」
ゼロ「はぁ、やっと終われた」
……もうそろそろ大丈夫か? ……大丈夫そうだな。
皆さんこんにちは、ヒッキーです。生徒会新聞の一部を勝手に拝借して、後書きをここに書かせていただきます。あ、どうでもいいかたはここで読み終わってください。この後、作者が勝手に語るだけなんで。
まず、ここまで読んでくださった方も、ここだけ読んだ方もありがとうございます。開明高校生徒会録、無事、完結させることができました!
思えば長かった。最初の投稿は2年前の2月28日。約3年をかけて、やっと完結しました。初期のキャラ設定どおりのキャラなんて、正直言ってハルのみという設定ブレイクを繰り返しながらここまでたどりつけました。
最初のほうを読みか直してみると、今でもひどいのに今以上にひどい文章。これでよく書く気になったなと思わざるをえません。
本当はキャラ誕生のお話だとか、どうしてこうなったのかとか語るつもりでしたけど、なんかここまでで満足してしまいました。
この小説、なんと最終的にはPV24万アクセスをいただきました!! ここまで続けられたのも読んでくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございました!
ヒッキーは大学生として忙しくしてますが、まだまだ小説を書く意欲はあるので、死にそうになりながら何とか書いていきます。また他の小説で会えたらうれしいです。
最後にもう一度。
ありがとうございました!!!