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開明高校生徒会録  作者: ヒッキー
11月
145/172

生徒会新聞11月号

 メエ:今、ボクたちは忙しい。これからパーティーなんだから!!


 ゼロ:お前はそんな理由でやめようとするな! というか、パーティーって言えるほどたいそれたものでもないし。


 マジ:今回はこの小さな祝勝会で生徒会新聞の質問を答えていくことになっている。


 ラブ:あの、これって色々いいんですか? 生徒会棟での飲食とか、お菓子とかジュースの持ち込みとか、こんな時間までここにいることとか。


 ハル:大丈夫。私がもみ消す!!


 ラブ:生徒会新聞に載せるのにですか!?


 榊:ならば私が踏み潰す。


 メエ:潰す?


 榊:おかしかった? ……私が踏みにじる。


 ゼロ:榊が言うとだめなのに聞こえるから……いや、誰が言ってもダメか。


 ハル:いつも通り、ぐだぐだでオープニングは始まるよ!!


 ゼロ:いや、オープニングはもう終わりでしょ






 メエ:さて、本日はラジオ風に進めるためにボク&ゼロで最初はお送りするよ。


 ゼロ:これは質問かコーナーかはわからんが、それごとにメンバーを変えるというシステムで間違いないのか?


 メエ:わからない。全部ハルに任してるから!!


 ゼロ:何で一番任せちゃいけない人に任しちゃってるんだ!?


 メエ:では最初のお手紙(投書)です! 「生徒会のみなさん。なぜあなたたちの会話は基本コントなのですか?教えてください」


 ゼロ:いや、誰が基本コントだ!


 メエ:そうだよ。コントって何!?


 ゼロ:そこからか無知野郎!


 メエ:鞭!?


 ゼロ:見えないけど、間違いなく漢字を間違ってる! ……確かにコントになってるな。おそらくものすごく残念なボケがいるからだろ。


 メエ:それって誰のこと?


 ゼロ:お前だけではないから大丈夫だ。


 メエ:それなら良かった。






 ゼロ:さて、ここでパーソナリティー交代。メエと入れ替わってラブが入ったぞ。


 ラブ:よろしくお願いします。


 ゼロ:一応、1つの質問につきメンバーを変更してくれるみたいだな。正直安心したところで、次の質問だ。「ラブちゃんの上がり症は治ったんですか?」


 ラブ:あ、おかげさまで……と、行きたかったんですけど……


 ゼロ:できてなかったのか?


 ラブ:やっぱり皆さんの顔が見えるところで原稿なしだとまだまだしゃべれません。


 ゼロ:ちょっとでもテンパるとダメってことか?


 ラブ:はい……


 ゼロ:でも、しゃべれるようになっただけでも十分な進歩だと思うがな。


 ラブ:そうでしょうか?


 ゼロ:そうだろ。というわけで、ためしに観客入れてみるか?


 ラブ:やめてください!!


 (ラブちゃんが本気で拒絶したため、観客はなくなりました)






 ラブ:はぁ、はぁ……。お騒がせしました。次はゼロくんに変わって真島先輩です。


 マジ:よろしく頼む。


 ラブ:では、お便り……ってことでいいんですよね? それではお便りを読みます。「真島先輩に質問です。ボケないんですか?」


 マジ:要望があれば、ボケるが。


 ラブ:突っ込み側に所属している身としては、できればやめていただきたいです。


 マジ:そうだな。実は私も突っ込み側だしな。


 ラブ:そうなんですか!?


 マジ:当然だ。私は言ってみれば涼宮ハルヒの○鬱ならば古○一樹。戯○シリーズならば人類最悪。めだか○ックスならば黒○真黒だからな。


 ラブ:さらっと危険発言しないで下さい! それよりも、このキャラ全員ボケですよね!? 解説役や変人、変態はあっても突っ込みはあり得ませんよね!?


 マジ:ならばほかの例も出そう。黒○のバスケの水戸部○之助。


 ラブ:……って、どっちですか!? また新たに無口の要素が加わりましたけど、突っ込みの要素が増えないんですけど!? むしろ、ほかの要素がどんどん増えてるんですけど!?


 マジ:ふぅ。ボケもこのくらいにしておこうか。


 ラブ:あ、やっぱりボケ……


 マジ:まぁ、12割ぐらいは本気だったがな。


 ラブ:ガチじゃないですか!!






 マジ:さて、さっきのでかなりラブは疲れたらしい。というわけで、メンバーチェンジだ。


 榊:よろしくお願いします。


 マジ:ここからは榊に入ってもらう。そして質問だ。「榊さん、生徒会メンバーにはどMはいないんですか?」


 榊:わからないわ。


 マジ:榊にもわからないものなのか?


 榊:私はSとかMとかは気にせずに相手を選んでいるから。


 マジ:? どういうことだ?


 榊:私は心の沈んでいる人しか踏まないの。心の沈んでいる人はとにかく誰かにかまってほしいと思ってる。ゆえに、かまってあげればどんな行為も喜びになる。それが踏むことでも。


 マジ:そういうものなのか。


 榊:だから私にSもMも関係ない。SをMにしたことはあるけど。


 マジ:ということだそうだ。






 ハル:ついに満を持して登場、ハルちゃん!! 最後に登場なんて、演出した私まさに神!!


 榊:では質問読みます。


 ハル:ありゃ? ナッちゃん反応薄くない?


 榊:「藤原さんって仕事してるんですか?」


 ハル:なっ! 失礼な!! ナッちゃん、私の仕事っぷりを全国の皆さんに届けてあげて!!


 榊:全国には届かないと思うけど……一応、ハル先輩は仕事してますよ。


 ハル:一応ってところが気になるけど、その通りなんだよ。


 榊:ただ、時々新作の漫画が~とかゲームが~とか言ってどっかに消えちゃうけど。


 ハル:そこは言わなくていいの!!






 ハル:さて、最後はこの夢の組み合わせ!


 メエ:ついにハルとボク、この2人のタッグが完成したよ!!


 ハル:音声録音圏外で「あのボケコンビを止めろ!! とか 逆の放送事故が起きる!!」と叫んでいる副会長に負けないように頑張っていきます。


 メエ:そして、ボクたち2人に渡された手紙はこれ! 「メエ&ハルのタッグで今の生徒会の良い点、悪い点を考えて、反省会をしちゃってください!」


 ハル:むぅ。せっかくにボケ2人なのにこんな内容か。しょうがない。完璧にこなしてみせよう。このハル様が!


 メエ:まずは良かった点! やっぱり楽しかったよね!


 ハル:楽しかっただけじゃない!すべてを踏み倒す圧倒的な火力に、すべてを丸く収める交渉力、それを可能にした科学力! まさに我らが生徒会はアメリカ、ロシアに次ぐ世界第3位の軍事力を保有しているといっても過言ではない!!


 メエ:うおっ!なんかかっこいい! 次に悪かった点だよね。……なにかあった?


 ハル:メエちゃん。われらは最大の過ちを犯してしまったんだ。


 メエ:え!?なに!?


 ハル:我々は……秋休みを作ることに失敗してしまった。


 メエ:そ、それは大変な失敗だね。


 ハル:これが我々の唯一にして最大の欠点だ!!


 メエ:これで反省会おしまい! きっと、誰かが生かしてくれることを信じてるよ!






 ゼロ:さて、俺のとりあえず反省すべき点はあの2人を自由にしてしまったことだな。


 マジ:そうか? なかなかおもしろかったと思うぞ。


 ゼロ:いやでも、あれはだめでしょ。


 ラブ:私も、ダメだと思います、色々と。


 榊:そんなあなたの心をいやす……


 ゼロ:お前はどこの悪徳商売だ!?


 マジ:さて、来月の予定だな。


 ラブ:来月は終業式ですね。やっと冬休みです。


 マジ:他にもクリスマスパーティーをやりたいと会長に言われてそれの用意もしている。


 ゼロ:来月こそは忙しくないことを祈りますよ。


 どうも、宣言通り有言不実行、ヒッキーです。

 気付いたらやばかったから、なんとか11月は終わらせた。

 さて、12月は1月からスタート予定。かなり変な文章だけど気にすんな!

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