表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
開明高校生徒会録  作者: ヒッキー
9、10月
127/172

生徒会新聞10月号

 ハル:OK!みんな、のってるかい!?


 メエ:イエーイ!!


 ゼロ:とりあえず、あの2人はほっておきましょうか。


 メエ&ハル:させるか!!


 ゼロ:2人で来るな!


 マジ:あっちでゼロが2人を抑えてくれてる間にこちらでオープニングをはじめよう


 ラブ:今回はゼロ君が犠牲なんですね。


 榊:……なぜ、ゼロは私の犠牲に……


 ラブ:さて!早速はじめましょう!


 マジ:の前に、皆さんに報告。生徒会新聞が先月出ていなかったことについてだ。


 ラブ:そういえばそうですね。一体どうしたんですか?


 マジ:先月は会長が生徒会の解散をしていたからな。おかげで生徒会メンバーを集めるわけにはいかなかったというわけだ。


 ラブ:そういえば、解散してましたね。


 榊:今回は文化祭で外部からの質問も来てるんでそれに答える。


 ラブ:というわけで……


 メエ&ハル;スタート!!


 ラブ:えっ!?


 ゼロ:すまん、最後まで抑えれなかった。


 マジ:いや、ここまでやってくれたら上出来だ。






 ラブ:今回は私が読ませてもらいます。最初の質問です。『榊さんはどこで趣味(ストレス発散)してるんですか?』……これって大丈夫ですか?


 ゼロ:まあ、質問の内容だし大丈夫だろ。榊、答えてくれ。


 榊:誰でもいいけど主に心の弱っている人間をターゲットにする。学内にいなければどこにでも侵入して、そして襲う。例としてアメリカ軍基地に……


 ゼロ:すまん、ちょっとストップしてくれ。


 榊:?まだ途中。


 ゼロ:これ以上言われるといろんな場所で問題が起きそうだからやめてくれ。頼む。


 メエ:えー!もっと聞きたい!


 ハル:聞きたい!聞きたい!


 榊:この前は内閣総理……


 ゼロ:ラブ!次の質問だ!やっぱりブラックボックスには触れるべきじゃない!


 ラブ:はい!






 ラブ:次の質問です。『マジさんって兄弟いるんですか?』そういえば聞いたことないですね。


 マジ:妹が1人いる。


 メエ&ハル:マジ!?


 マジ:ゼロはあったことあるだろ?


 メエ&ハル:マジマジ!?


 ゼロ:わざわざマジで反応しなくていいから。あったことあるのは事実だけどな。


 メエ:どんな子だった!?


 ハル:かわいかった!?マジに似てる!?


 ゼロ:そうですね。かわいかったですよ。第一印象はおとなしくて礼儀正しそうな感じ。マジさんと似ているかって言われると……どうでしょうね?髪の色とかは似てますけど、性格は結構違いますしね。


 マジ:兄と妹なんてそんなものだろ。


 ハル:くそっ!まさかリアル妹を見逃すなんて藤原晴、一生の不覚!


 ゼロ:リアル妹がいる人間が何言ってるんですか?


 ハル:ゼロは何もわかってない。女×女の姉妹では意味がないのだよ。男×女!同姓の兄弟では意味がない!異性でなければ意味がない!!


 榊:1人娘の私にはわからない。


 ラブ:私も兄弟がいないんで。お兄ちゃんがほしかったですけど。


 ハル:ああ……


 ラブ:どうしたんですか?


 ハル:いや。ただ、ラブちゃんの好みってそういうんだなって。


 ラブ:何がですか!?もう次行きますよ!






 ラブ:えっと……『シキ サリ ノジョウホウ モトム』なんでカタカナなんでしょうか?


 ゼロ:志木さん?なぜあの人?


 ハル:志木 佐里。あいつは四天王の中でも一番下の……


 ゼロ:榊、正確な情報頼む。


 榊:志木 佐里。開明高校2年生で現風紀部部長。まじめでルール違反を嫌うが、ある程度見逃すなどの度量は持っている。風紀部の中でも人望は厚いが、一部では利用するためのものと考えられる。しかし、式守などの強い人間がいることも確か。


 ラブ:あれ?2年生なんですか?てっきり3年生なんだと。


 ゼロ:風紀部は世代交代が終わってたらしい。一応9月に世代交代で新部長が決定して、最初の大きな仕事が白桜祭ってなってる。


 メエ:志木ちゃんはかわいいよ。この前もお菓子くれたし。なんかかわいいストラップも付けてたし。


 ゼロ:やけに会ってるんだな。


 ハル:ここでハルちゃん情報!サーリーの今ハマっているキャラクターはだれペン。やさぐれた感じのペンギンのキャラで癒し系だよ!


 ゼロ:癒し系?そんな未来を失った若者みたいなペンギンが?


 ハル:今、ゲームセンターでひそかな人気なのだ!


 マジ:情報はこれくらいでいいだろ。


 ゼロ:マジさんは何か情報がないんですか?


 マジ:ゲームセンターで『クレーンゲームは貯金箱……』とか言ってたな。


 ハル:ああ。


 ゼロ:なんていうか……


 ゼロ&ハル:ご愁傷様です。






 ラブ:次の質問です。えっと……


 ゼロ:ラブ?どうした?(横から見る)……俺が読むよ。『結局浴衣大会の順位はなんだったんですか?桜ヶ丘高校の人たちも参加したんですか?できれば順位も教えてください。できれば生徒会役員(女性陣)のスリーサイズと誕生日を』ここできれてますね。ついでに紙には血がついています。


 メエ:浴衣大会はボクが勝った!!


 ゼロ:他のやつらの順位だろ。各人から発表してもらえばいいだろ。


 ラブ:私は、恥ずかしくてステージ上で気絶しました。


 ハル:私は2位だったんだよね。やっぱり外人っぽい見た目って受けが悪いみたい。


 榊:審査員を踏んであげたら放り出された。


 マジ:そんなわけでこうなった。桜ヶ丘の人たちは浴衣を借りていなかったから見ただけだな。


 ハル:次は男性陣!


 ゼロ:男性陣はいりますか?


 ハル:もちろん!


 マジ:私は3位だ。銀髪が気に入らなかったらしい。


 ゼロ:そんでもって女性陣はスリーサイズ……は置いといて、誕生日ぐらいは言っておこうか。


 メエ:ボクは12月25日!


 ゼロ:めでたい日だな。


 メエ:でしょ!ラブは?


 ラブ:私は11月3日です。


 メエ:11月3日?


 マジ:文化の日だな。


 ハル:文化の日って年によって変わったっけ?


 マジ:文化の日は日本国憲法の公布した日だから、変わらない。


 ゼロ:なんかやけにぴったりな感じだな。


 ハル:私は奇跡の2月29日!!


 ゼロ:さすが奇跡の女ですね。榊は……


 ハル:無視か!?虫か!!?蟲か!!??


 ゼロ:スルーを殺すのはなしでしょ!!


 マジ:この間に、榊はいつなんだ?


 榊:8月21日。


 ラブ:普通ですね。


 榊:誕生日なんてそんなもの。


 マジ:そうだな






 ラブ:ゼロくんはちょっと疲れてるみたいですけど、このまま行きましょうか。


 ハル:ラブちゃんもこの生徒会になれてきたよね。


 ラブ:『生徒会の皆はプライベートで遊びに行ったりしないのか』


 ハル:全員で一緒ってことは少ないよね。何人かのグループで行くことが多いよね。


 ラブ:そうですね。私はメエちゃんや藤原先輩と一緒に行くことが多いですね。


 メエ:ボクはみんなと行くよ。


 ハル:みんなと?それってゼロとも?


 メエ:うん。少ないけど。


 ハル:メエちゃん。抜け駆けは、ずるい。


 メエ:何が!?


 マジ:私はやっぱりゼロとが多いかな。


 ゼロ:そうですね。


 榊:復活した。


 ゼロ:ツッコミで体力はついたはずなのに、まだハルさんが上を行くんだよな


 ラブ:ツッコミのほうが体力使いますから。


 ハル:いやいや、ラブちゃん。ボケもかなり体力使うんだよ。


 ゼロ:そろそろ話が逸れてきたし、次に行くか。


 メエ:今度みんなで出かけよう!






 ラブ:まだあります。『会長の好きな人は――ですか』??何か消されてるみたいですね。


 ハル:メエちゃんの好きな人をとりあえず言えばいいと思うよ。


 メエ:え?好きな人?ゼロとか?


 ラブ:え!?


 ハル:ま、まさか……ガチ告白!?


 ゼロ:メエ……


 メエ:ゼロ……


 ゼロ:……ほかはだれがいるんだ?


 メエ:ラブもハルもみんな好きだよ。


 ゼロ:この質問は回答者がこれだからわからん。


 ハル:ま、そうだよね。


 ラブ:ふう。


 ハル:でも、最初にゼロが出てきたことが気になるよね。これはどういうことかな?


 ゼロ:一番近くにいたからでしょ。さっさと次の質問。






 ラブ:今回は多いですよね。『会長は何で可愛いんですか?』


 ゼロ:答えようのない質問来ましたね。


 マジ:ならば、会長が可愛いと思う理由を上げていってみたらどうだ。


 ラブ:かわいい……明るい。


 ハル:ちっちゃい!


 ゼロ:子供っぽい。


 メエ:なんでそんなの!?もう1回!


 ラブ:えっと、元気がいい。


 ハル:ミニマム!


 ゼロ:ガキ。


 メエ:……もういい。


 ハル:なんていうか、端っこで丸くなるメエちゃん可愛いね。


 ラブ:それに連動してですけど、『かわいいは正義だと思う。生徒会の皆さんもそう思いませんか?』って質問も来てます。


 ハル:かわいいは正義に決まってる!


 マジ:正義?何とも言えないな。


 ゼロ:正義って言葉自体があいまいですからね。


 榊:私が人を踏むのも、正義!


 ゼロ:それはない!!


 ハル:そういうのは感覚でこたえるものだよ。そんな無粋な考えはダメ!


 ゼロ:まあ、かわいいといえるメエが生徒のトップに立っているんだから、あながち間違いじゃないのかもな。


 ハル:お!メエちゃんがかわいいのは認めるのかい!?


 ゼロ:……そういうことになりますね。


 メエ:ホント!?


 ゼロ:本当だ。


 メエ:じゃあ頭なでて!


 ゼロ:なぜ?……いいけどさ。(なでる)


 メエ:ふにゃ~。


 ラブ:次の質問行きます!!


 ゼロ:?どうしたラブ?なんで怒って……


 ラブ:怒ってません!!






 ラブ:次の質問です!


 ゼロ:なぜそんなに投げやり……


 ラブ:『ゼロは鈍感なバカですか』その通りです!


 ゼロ:いつぞやの生徒会新聞並みに投げやりだろ!どうしたんだ!?


 ラブ:別に。


 ハル:……(ごにょごにょ)


 ゼロ:え?……わかりましたよ。ラブ!


 ラブ:なんですか!?


 ゼロ:……(ラブに後ろから抱きつく)


 ラブ:え……?


 ゼロ:なんかすまなかった。また怒らせたらしいからこれがお詫び。


 ラブ:い、いえ、そんなことは……でも、もうちょっとだけこうしててください。


 ゼロ:わかった。






 ハル:さて、今回はいちゃいちゃゼロ&ラブを背景にお別れだよ!この景色をみんなに見せられなくて残念!殺したくなるのに!!


 榊:踏みたくなるのに!!


 マジ:盛り下がるだろうな。


 メエ:え?なんで?


 ハル:さて、ツッコミ2人をいちゃいちゃさせたらボケ放置になるので来月の行事予定!


 メエ:なにかあるの?


 マジ:来月は大切な行事があります。


 ハル:それは来月のお楽しみ!!では、お別れはこれでいきましょう!榊菜月で『跪いて足を○嘗め』


 榊:跪いてお嘗めよ 赤い爪を……


 ゼロ:オチがダメだろ!!


 ついに9、10月が終わりました。長かったですね。書いた本人だけど言うよ。長かったね!

 実はこの月、新キャラの登場もうちょっと少なくなるはずだったんだけど。やっぱり多いんだよね。しかも、同じ学校の生徒で名前も出てるから1発屋じゃないし。

 そんなぐちぐちと言ってみました。勢いで書くとこうなるけど勢いでまだ書く!

 さてさて、11月はいろいろとわかる予定。でも何も分からない予定←(どっちやねん!!)

 11月はもうちょっと短くしたいなと思ってます。


 最後に、開明高校のアンケートよろしくお願いします。なお、新しく出たキャラも追加予定。あと、必須を外すのでキャラで1回入れたけどこの増えたキャラを推したい、って場合はそこだけできるようにします。


 ではでは、開明高校、まだまだ続きます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ