9、10月−32 え?こんなオチ?
「そんなこんなで問題!『織田信長を表した有名な句。鳴かぬなら (?) ホトトギス?』」
これは有名だけど知っていなかったら100%わからない。これはどうなる!?
ピンポン!
最初に押したのは馬鹿か。
「鳴かぬなら 炎髪灼眼 ホトトギス。」
「なんで鳴かないならホトトギスを炎髪灼眼にしちゃってる!?もしくはなったのか!?」
「高月くん、あんな髪のない人を炎髪にするなんて間違ってる!!」
「ホトトギスだって同じようなもんだよ!!」
閑話休題
「さて!張り切って答えをどうぞ!」
ピンポン!
次は桜田さんか。
「鳴かぬなら ケーキを食べれば ホトトギス。」
「残念!」
「それは日本人でもないし、残念な人のだな。」
とりあえず鳴かないならケーキを食べさせろという異常な状態に疑問を持ってほしいものだ。
しかし、メエの反応がないな。まあまあテンポがよかった分、余計、気になる。
「えっと、質問いい?」
「どうぞ、メエちゃん。」
ここで質問?なんで最初に聞かなかったんだ?
「句、って何?」
「次の問題だ!!」
「了解!!」
「えっ!?なんで次の問題!?答えてよ!!」
そんな質問が出る時点でこいつらに答えはない!
「ちなみに答えは、殺してしまえ、でした。次は……」
「?どうした?」
「もう問題がない。」
「用意されてたのは全部使いきったのか?」
やけに少ないな。
「いや、おもしろくなりそうな問題がなくなった。」
「おもしろくなりそうなのを選んで出してたのかよ!!どうりで問題レベルがバラバラなわけだ!!」
完全にこいつに任せたのは間違いだったかもしれない。
「いっそ、○×問題にしちゃう?」
「いや、こいつらにそれをやらせたら多分同じ答えになるぞ。たいていのこういうやつらは同じ考え方をするからな。」
「わかりやすく言うと?」
「バカは共鳴する。」
「さて!ここで名言が出ましたが○×問題は却下!ならば今こそ思いつきの力!!問題です。『高月くんの得意な技は!?』」
「俺に関してかよ!?」
ピンポン!
そして桜田さんは早いな!!
「縦切りじゃないの?」
「どうですか!?」
「残念だ。」
「そうなんだ?……あのかかと落としは見事だったのに。」
それのせいか。
ピンポン!
次は馬鹿。
「居合いだね。」
「いや、違う。」
「貴様!!居合いは最強の必殺技だぞ!!居合いの速さは最強なんだ!!具体的に言うと天翔……」
「アウトだぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!」
メキッ!
「ぺぎゃっ!?」
鞘から抜く暇がなかったから居合いでぶっ飛ばした。たぶん、気絶しただけだ。……たぶん。
「さて、不用意な発言をしたらああなります。みんな、著作権は侵害しちゃダメだよ。」
「さようなら、馬鹿。というか、こんなの当たらないだろ。誰にもそんなこと話してないし、俺が戦ってるところなんて見たことほとんどないだろ。」
ピンポン!
「突きじゃないの?」
「え?」
「どうなの、高月くん?」
「……正解だ。」
『え?』
「え?」
みんな?マークを浮かべた。こんな形で終わりかよ。
「ということで、優勝はチーム開明高校!!」
なんとかユリはテンションを戻したが周りはついてこれてない感じだ。
「優勝おめでとう!以上!」
「って、商品はなしか!?」
「代わりに私たちが負けチームへの罰ゲームを決めていいことになっています。」
『聞いてねえ!!!!』
負けチームのみなさんからなにか不満不平がいっぱいあるみたいですが、敗者の言葉に耳をかすほど優しくはありません。おもいっきり無視させてもらいます。
「で、どうする?できれば俺にも得があるのにしてくれよ。」
ユリはニコニコしながら何もさせるか考えている。そして、それを固唾を飲んで見ている負け犬のみなさん。まあ、ユリが無茶なことを本気で言うことはないだろう。……きっと。
「うーん……」
みんなの顔を見渡してふとある1人に目がいった。
……なんかすいません。