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第4章 『一条 みことのお守り』
取り急ぎ、続編を投稿いたします。
『一条 みこと』(第1章登場)は、事務所の自席に座って、暇そうにしていた。
(何か、私の『護衛』的なものが、ほしいなぁ。)
そう考えて、立ち上がり、一条みことは、左手を机に向かってかざした。
みこと「ハッ!」
そうすると、手の先の机の上が光り、一つの小さな男の人形が現れた。
『西音寺尊人形』
みことは、その人形を、机の上の、入り口に向かって置いた。
みこと「これで、よし。」
そういうと、みことは安心して、椅子に再び腰掛けた。
みこと「あ、『お茶』ないなー。…ま、いっか。」
みことがそう言って、『西音寺尊人形』を自分の方に向かせ、お腹のぶぶんを押すと、
西音寺尊人形「まぁいい。まぁいい。」
と声を発した。「これで、誰か来たりするのだろうか?」そう思いながら、『西音寺尊人形』を自分の方を向かせたまま、机の上にだまって置いた。
引き続き、ご愛読の程、よろしくお願い申し上げます。
ことそばらすか。