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演劇の見られる喫茶店  作者: しみずけんじ
6/27

第五幕



 朝焼けの長い坂道。

 長袖のセーラー服に身を包んだ女の子が自転車で駆け上がってきます。

 彼女は坂のてっぺんにたどり着くと、そこで自転車を止め、初夏の青空を眺めました。

 朝日を見つめる少女の顔には清々しい笑みが浮かんでいます。

「今日から新しい日々のスタートや。それっ!」

 姫子はそう言うと、自転車を発進させ、勢いよく坂道を下って行きました。


 ところ変わって喫茶石切堂。同時刻。

 固く閉ざされた最奥の扉の前に、朝食が乗った盆を持って作菜が立っています。

「朝ごはん、出来たで」

 扉の向こう側へ向かってかける作菜の声は、劇団おとぎの花園の団員たちに話す時よりずっと、やさしい声でした。

 まもなくして、作菜の声に答えるように、

 ガラガラガラ

 と、スライド式のドアがゆっくりと開きました。


 時は過ぎ、午後4時。

 西日が差し込み始めた店内に姫子がやってきました。

「こんにちは」

「あっ、こんにちは~、お姫ちゃん」

 おっとりとした笑顔で姫子をむかえたのは明です。姫子が店に通うようになってから、明は姫子のことを『お姫ちゃん』と呼ぶようになっていました。

「あれっ? お客さん、いはらへんのですか?」

 姫子は店内を見渡して尋ねました。

 たしかに午後4時現在、店内にお客さんはいませんでした。

 明は耳を貸すように手招きをして姫子を呼ぶと、小声で呟きました。

「お姫ちゃんは今まで土日しか来てへんかったから知らへんと思うけど、実はこの店、平日はモーニングとかランチの時間以外ほとんどお客さんこうへんのよ」

「えっ? 何でですか? ケーキも美味しいのに」

「ほら、駅前にいっぱいお店出来てきたやろ? そっちにお客さん取られてしもうてん」

「確かに今、駅前スゴイですもんね。でも大丈夫なんですか? このお店」

 姫子の質問に、明は首を横に振って答えました。

「もう潰れかけや」

「ゴホン。全部聞こえてるで」

 2人が「わっ!」と振り返ると、マスターがカウンターの向こうから眼鏡の奥の目を光らせていました。

「あっら~、マスターってば地獄耳♥」

 おどける明とは対照的に、姫子は少し心配した表情でした。

「あの……大丈夫なんですか? わたしも雇ってもらって」

「姫子ちゃんは心配せんでええことや。それに――」

「それに?」

 姫子が聞くと、マスターは微笑みながら言いました。

「ここには5人も可愛らしい看板娘がおるからね」

 マスターの微笑みにつられて、姫子も頬が緩んでしまいました。

「まっ、ここの仕事覚えてもらうにはちょうどええんとちゃうか? 土日とかやと結構大変やからな」

 カウンター席に座って何やら作業をしていた作菜が口を開きました。

「はあ」

 姫子はまだ不服そうな顔でした。

 そんな姫子に、作菜は続けました。

「そんなことより、バイトも稽古も、今日からよろしく頼むで」

 その言葉に、思い出したかのように緊張が走り、姫子はピンっと姿勢を正しました。

「あっ、よろしくお願いしますっ!」

「じゃあ早速やけど――」

 と、丁寧にお辞儀をした姫子の肩に、明が後ろからトンッと手を置いて微笑みました。

「着替えに行こっか♥」

「え?」


 数分後、今日は下りたままの赤い緞帳の奥から姫子の悲鳴が響きました。

「ちょっと待ってくださいっ、こんな格好でお店出れませんよぉ」

「いやいや、カワイイよ~。お姫ちゃん、アイドルみたいやで~」

「え? アイドル? わたしが? いや~、それほどでも~……って、わあっ!?」

 勢いよく姫子が店内に投げ出されました。おそらく明に押されたのでしょう。

 緞帳の奥から出て来た姫子は、青と水色のひらひらしたミニスカートに、肩が見えた大胆なデザインのシャツを着て、あたかもアイドルかメイドのような様相でした。

「ここはメイド喫茶か?」

「明ちゃんの趣味爆発やな」

 姫子の姿に、作菜とマスターは呆れて顔を見合わせました。

 反して、緞帳の奥から出て来た明はニコニコしていました。

「カワイイやろ~? 3日3晩、徹夜して作ってん。作った甲斐あったわ~」

「どこに労力使ってんねん」

 作菜のツッコミもどこ吹く風で、明は自前のスマホを取り出しました。

「写真撮ろっ、写真。ほらお姫ちゃん、ポーズ取って」

「えっ、いやっ、出来ませんよ、そんなことっ」

「何言うてんの? カワイイで~。ほらっ、アイドルみたいに」

「いっ、いや~、アイドルやなんて……こっ、こうですか?」

「そうそうそれっ! カワイイわぁ。もう食べてしまいたいっ!」

「いやいや言うてることホラーやから。っていうか、姫もノリええなぁ」

 いつの間にか明に乗せられて、ノリノリでポーズを決める姫子に、作菜は苦笑いを浮かべていました。

「姫は乗せられると弱いタイプか」

 因みに、作菜は姫子のことを『姫』と呼んでいます。

 その時、

 カランカラン

 と、店の扉が開く音が聞こえました。

 かと思うと、今度は賑やかな声が店内に響き渡りました。

「おはようございまー、ってあっー!! 何やってんのっ!?」

「あ~あ、またうるさいのが来た」

 作菜が頭を抱えていると、店にやって来た凛とした制服姿の少女は、姫子を見つけて、一目散に『撮影会場』へと駆け寄りました。

「あ、可憐ちゃん、こんにち――」

「めっちゃ! カワイイ~。なあ、これ何やってんの?」

 まるで赤ん坊か子猫でも愛でるかのような眼差しで姫子の姿を一望した可憐は、隣で撮影中の明を見ました。

 明は撮影の手を止めて可憐にどや顔をしました。

「ふっふっふっ、似合ってるやろ? 私がゴールデンウィークを投げ売ってまで作ったお姫ちゃん専用バイト服や」

「だからどこに労力使ってんねん。てか、さっきより規模デカなってるし」

 作菜のツッコミもどこ吹く風で、可憐は明に感嘆の目を送りました。

「明さん、最高! めっちゃ天才やっ! なあ、わたしも写真撮っていい?」

「しゃあないなぁ。けど、お姫ちゃん撮影会のチケットはちゃんと持ってんの?」

「えっ、そんなん有るん? どうしよう、持ってへん」

「そんなん無いわ」

「無いんかいっ! もう、明さんのアホっ」

 可憐は明に撮影の許可をもらうと、持っていたカバンを投げ捨てて、ポッケからスマホを取り出しました。

「あの……わたし、もうそろそろ終わりたいんやけど……」

「あかんっ!」

 可憐と明のハモリ声に、「はいっ!」と言うしかない姫子でした。

「姫は頼まれると断れへんタイプやねんな。……てか、いつまで続くねん!」

 作菜が呆れ気味にツッコんでいると、

 カシャ

 という音がそばでしました。

「……あんたもかい」

 見ると、いつの間にか隣にいたブレザー姿の七海が、ニヤッとしながらスマホで写真を撮っていました。

 カシャ

 また別の方向で音がしました。

 作菜が振り向くと、いつの間にかカウンターから出てきていたマスターもスマホを構えていました。

「おっちゃんもかい!」


 そんなこんなで夕方の6時。

 すっかりと外はオレンジ色の空になり、喫茶石切堂の閉店時間になりました。

 店内ではすでに清掃作業が始まっています。閉店後19時までの1時間は清掃時間です。

「じゃあ、わたしたち上で着替えてきます」

「あいよ~」

 作菜は小気味いい返事で、緞帳の奥へと入って行く可憐と七海を見送りました。

 そして作菜は、テーブルやイスの整理をしている姫子にも声をかけました。

「ここはええから、姫も一緒に着替えてき」

「え?」

 作菜の意外な言葉に姫子は驚きました。

「わたしも手伝います。せっかく雇ってもらったのに、今日、なんもしてませんし」

「長い間、モデルしてもうて疲れちゃったやろ? 今日はええから、上行っとき」

 明も作菜に賛同しました。

 しかし姫子は頑なに拒みました。

「いえ、わたしは大丈夫なんで、手伝わせてください。じゃないと、お給料もいただけません」

 姫子の真っ直ぐな目に、作菜はため息をつきました。

「……しゃあないなぁ。じゃあ、服汚れたらあかんし、さっさと着替えて手伝ってくれるか?」

「はいっ!」

 作菜の言葉にニコッとして、姫子は急いで緞帳の奥へと着替えに行きました。

「ええ子やね、お姫ちゃん」

 明が微笑みかけると、作菜もうなずきました。

「あの子の頑固で真っ直ぐなところはスゴイわ。……あ、ところで、あの服無しやで」

 清掃作業に戻ろうとしていた明は耳を疑いました。

「えっ~! なんでぇ? せっかく可憐ちゃんと七海ちゃんのも作って、花の高2トリオ作ろうと思ってたのにぃ」

 明は哀願の目で作菜に詰め寄りました。

 そんな明に、作菜は呆れ顔でツッコみました。

「なんでやねん。あんな服着てウロウロされたら、どこのメイド喫茶かと思われるわ。このエプロンだけで十分やろ」

「え~……味気ない」

「……なんか今日の明ちゃんの言葉、傷つくなぁ」

 2人の話を聞いていたマスターが苦笑いを浮かべていました。

 「あっ」と気づいた明は、マスターにニコッと微笑みかけました。

「ごめんね、マスター♥」


 時刻は夜の7時。辺りはすっかり暗くなっていました。

 店内ではあらかた掃除も終わり、動きやすい格好に着替えた5人が、緞帳が上げられ姿を見せた素組みの舞台上に集合してしました。

 いよいよ劇団おとぎの花園の稽古の時間です。

 稽古は1日2時間、夜の7時から9時まで行われます。

 稽古の指揮をとるのはもちろん団長の作菜です。

「今日は姫が稽古に初参加ってことで、基礎練を中心にやっていきます。じゃあ、まずはストレッチから」

 作菜がそう言うと、5人は円になりストレッチを始めました。

 ストレッチは初め、ラジオ体操のような運動から行い、次に2人1組になって柔軟体操へと移ります。

「なんか、体育の時間みたいやね」

 柔軟体操で可憐とペアになった姫子は、意外と体の固い可憐の背中を押してあげながら、声をかけました。

「いててててっ。もう、わたしは早いことお芝居の練習がしたいわぁ」

「何言うてんねん。声出すんも体動かすんもストレッチが基本やて、いつも言うてるやろ。ストレッチもせえへんで、良い芝居なんて出来るか」

「そうそう、それに、ストレッチを怠ったらケガの元やで~」

 隣でペアを組む団長と副団長が『らしい』ことを言いました。

「わたしまだまだ若いからストレッチせえへんでもケガなんかしませんよー」

 可憐がフンっとしながら言うと、明が突っかかりました。

「こら~、誰が年寄りやて? 4つしか違わへんやろ?」

「いえいえ、わたしまだティーンエイジャーですから。お局とは違います~」

「誰がお局様やっ!」

 可憐と明の会話中でも、『お局センサー』がついた作菜はすかさずツッコみます。

「様は言ってませんー。あっ、姫子、次わたしが押したるわ」

 可憐は、3人の会話にクスクスと笑っていた姫子と場所を入れ替えて、今度は可憐が姫子の背中を押し始めました。すると、可憐がほとんど力を入れなくても、姫子の手先は簡単につま先まで届いてしまいました。

「姫子、柔らかっ!」

 可憐は驚嘆の声を上げました。

 そんな4人の光景を傍観しながら、七海はマイペースに1人柔軟を行っていました。


 一通りストレッチが終わると、次は筋トレを行います。

 腹筋20回、背筋20回、腕立て伏せ20回が劇団おとぎの花園での筋トレメニューです。

 ストレッチがケガ予防の運動なら、この筋トレはお腹から声を出したり、良い姿勢を作るための運動です。お芝居をするというのも、なかなか大変なんですね。

 作菜のカウントに合わせて、筋トレが始まりました。

 作菜や明はさすがになんなくこなしています。

 七海も、意外にもスイスイとこなします。

 姫子は普段筋トレなどやってこなかったので、やや苦労しています。

 問題は可憐です。実は運動全般が大の苦手で体力の無い可憐は、作菜のカウントに全くついて行けていませんでした。

「あ~、づがれだぁ~。もう限界―」

 ようやく最後まで筋トレが終わると、可憐はそのまま地べたにうつ伏せになってぐでんとなりました。

「ホンマ、演劇の練習がこんなにハードやなんて思わんかったわぁ。大丈夫? 可憐ちゃん」

 姫子もかなり息を切らしていましたが、隣で倒れている可憐を気づかいました。

 可憐は何も言わず、目をつぶったまま手を上げて答えました。

 姫子は微笑んで、可憐の手を両手で包みました。

「初日の姫はともかく、可憐はホンマに体力無いなぁ」

 作菜は可憐のいつもの光景に呆れました。

「ほら、次は発声練習やで。可憐ちゃん、まだまだ若いから平気やろ?」

 作菜に続いて、明が少し悪戯っぽい笑顔で言いました。

 可憐は、いつものように反論もせず、地べたに顔をくっつけたままで答えました。

「もう年取りました~」

 作菜と明は呆れて、大きなため息をつきました。


 数分後、バテバテの可憐をなんとか姫子が起こしてあげると、稽古は、ようやく演劇における基礎練の花形、発声練習へと移りました。

 喫茶石切堂は閑静な場所に位置していますが、意外にも周りにはマンションの駐車場や公園など、住宅がほとんどなく、商売には不向きな反面、大声を出すには最高の立地条件でした。ですから暗くなってからでも、思う存分に声を出すことが出来ました。

 発声練習はまず『あ出し』、『あ切り』という練習から始まります。

 基本的にはどちらも喉を成らすことと、腹式による発声を覚えるための練習です。

 『あ出し』は、基本の音、低音、高音の3種類の音を順番に「あー」と、息の続く限り出し続け、それを何度か繰り返します。この時、お腹から声が出ているかどうかを確認しながら行うのがポイントです。

 『あ切り』は『あ出し』とは対照的に、「あっ、あっ、あっ、あっ」と、「あ」を小刻みに発声し、より腹式を意識しながら行う練習です。

 姫子は作菜と明に手取り足取り教わりながら一生懸命に声を出していました。

 お腹から出す腹式の大きな声や、出したことも無いような低音や高音の声に、姫子は自分でもビックリしていました。

「わたし、こんな声出るんや」

「腹式での声出しは基本中の基本やから、何回も反復練習して覚えとき」

 作菜の言葉に、姫子は「はいっ!」と答えましたが、その声は腹式になっていませんでした。

「あっ……難しいですね」

「まあ、初めはそんなもんや。ゆっくりと覚えていったらええよ」

 明がやさしく姫子にフォローしました。


 次に始まったのは「あえいうえおあお」から始まる『50音』です。

 通常の「あいうえお」ではなく、「あえいうえおあお」と発声することで、口の開け方の基礎を練習します。

 そうしてそれが終わると、「あめんぼあかいなあいうえお うきもにこえびもおよいでる」から始まる『あめんぼの歌』に移ります。

 この早口言葉のような『あめんぼの歌』をワ行まで続けることで、滑舌の良い発声の練習をします。

 姫子は、明から『あめんぼの歌』が印刷された紙をもらって、みんなと一緒に声に出して読んでいました。

「みんなすごいね。わたし、ちゃんと覚えられるかな?」

 『あめんぼの歌』を暗唱する4人を見て、姫子は、少し心配げに微笑みながら、可憐に話しかけました。

 発声練習になると、すっかりと元気を取り戻していた可憐は、なんなくこなしていました。

「わたしは、毎日やってたら口の方が先に覚えてしもうてん。姫子かてすぐに覚えるよ」

 可憐がニコッと微笑むと、姫子は少し安心してうなずきました。

「さっ、これで基礎練は一通り終わりや。まだ8時過ぎやな。じゃあ10分休憩」

 作菜の声を受け、みな各々に休憩に移りました。


「どう? 初めての練習は」

 舞台上に座って『あめんぼの歌』の紙を見ていた姫子の隣に明が座りました。

「ん~、初めてのこととか、覚えることとかが多くって……かえって今日のバイトがあんな感じで良かったなぁって。もしもバイトの方も覚えることがいっぱいあったら、頭パンクしてもうてたかもしれません。あっ、もしかして、わたしに気をつかって、今日のバイト、あんな感じにしてくれたんですか?」

 姫子の意外な言葉に、明はキョトンとしました。

「えっ? あっ、ん~、まあ、そんなとこかな~」

「ウソやな」

「うん、絶対ウソや」

 話を聞いていた可憐と作菜が遠くの方で呟きました。

「やさしい~、ありがとうございますっ!」

 純粋な姫子は何も知らず、明を感嘆の目で見つめていました。

「あはっ、あはははは~……その目は痛いなぁ」

 純粋な姫子の目に打たれ、明は引きずった笑顔を浮かべていました。


 まもなくして休憩が終わると、5人が再び舞台の上に戻ってきました。

 稽古の再開は、やはり作菜の言葉からでした。

「さて、じゃあ早速やけど、今日は6月公演について話します。昨日も話した通り、今回のお題は『赤ずきん』でいきます。で、配役も発表します」

 隣にいた明が、小声で話しかけます。

「おっ、配役決まったんや。バイト中もずっと悩んでたのに」

「まあな。じゃあ発表します。まず、赤ずきん、可憐!」

「はーい」

「オオカミ、七海!」

「はぃ」

「猟師はわたし。で、……赤ずきんのお母さん、姫っ!」

「……え?」

 姫子は初め、何を言われているのか分からず、キョトンとしていました。

 作菜はそれを見て、もう一度言いました。

「せやから、赤ずきんのお母さん役は姫、あんたや」

「わぁー、姫子と親子役やぁ。めっちゃ面白そうっ」

 可憐はニコニコしながら、姫子の手を握りました。

「え? わたしが? ……ええっー!?」


 さてさて、入団早々に役を任された姫子。

 それにしても姫子と可憐が親子役とは、なんだかおもしろそうですねぇ。

 さあ、どうなりますことやら。


 それはまた、次の幕でお話するとしましょう。では。



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