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数学物語

数学物語  矢野健太郎著



 中二病真っ盛りだった中学生の夏に購入。買った理由は、安かったから!


 さて、内容なのだが数学、数字について分かりやすく書かれていて一時期、数学にハマってしまうくらい面白かった。


 例えばバビロニアの数字が、服にくっつく雑草(アメリカセンダングサって言う名前らしい)の種子に似ていて、「ひゃっはー! バビロニアの叡智を喰らえぇぇ!」などと叫びながら友人に投げつけた思い出がある。当時、成熟した“服にくっつく雑草”を投げることは禁じ手であり、よく喧嘩になったものだ。成熟してると種がバラバラにくっついて、取るの面倒なのよねアレ。


 他にも数学のテストの回答を全てギリシアの数字で書いて先生を困らせた事もある。「採点が大変なんだよ!」などと言いながらも、しっかりと採点してくれた鈴木先生はお元気だろうか。



 本の内容?

 忘れたよ。何年前も前に読んだんだから。



 あー、ユークリッドの話とかあった気がする。

「先生! こんな勉強して、なんの得があるんだよ!」

「おい召使いA、この坊やに金をくれてやれ。コイツ、勉強したらすぐに得をしなきゃならねえとか考えてっから」

 みたいな話。

 ユークリッドさん、マジで皮肉屋。

 もちろん真似をしたけど、お金をくれる先生なんていなかった。不景気だったしね。



 あと、オイラーの話を読んで一筆書きにもハマった記憶がある。三日で飽きたけどね!


 他にもパスカルとかニュートンとかの話もあった気がする。


 あ、そうだ。アルキメデスが全裸で風呂屋から自宅へダッシュした話があった。“アルキメデスの原理”とかいうのを発見した時の話ね。

 この話のせいで、アルキメデス=裸族のイメージが染みついてしまった。



 とりあえず、連載だし千文字は超えたい……! あと三百文字!



 といっても、他に何の話があったろうか。

 ターレスが棒切れ一本でピラミッドの高さを測った話とか、面白くないし。やっぱりアルキメデスの全裸ダッシュ並のインパクトが欲しいところ。



 まあ、あと数百文字だし、どんな人にこの本がオススメかを書いて終わればいいか。


 とりあえず、中学生や小学生は読んで損はないと思う。実際、自分も中学で読んで数学への抵抗感が無くなったし。何より文章が読みやすい!

 数学が好きな高校生が読んでもいいし、大人が鼻くそをほじりながら読むのもいいかもしれない。


 完全に文系人間に成長した今、読み返す気は全くないけどね!



 とか書いてたら、また読みたくなってきた。

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