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魔族腐女子  作者: ゆい
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魔族腐女子

最近、この世界では魔界の住人とのお見合いが流行っている。

お昼のニュースで、結婚した魔族と人間が『お見合いで知り合いました』『とても幸せです』と笑顔で話している姿がちらほらと見受けられる。

住む世界が違うのに本当に幸せなのかと疑いたくなる。

俺達人間と魔界で活きる魔族とは、対等ではないがどちらかと言えば友好的。

なので付き合うことは昔でも珍しくないこと。

だがこのお見合い、怪しさ全開である。

お見合いのやり方は簡単。

魔族との出会い系サイトでやりとりをし、連絡先の変わりに召還用の魔方陣を貰えばいいだけ。

魔方陣が成功すれば魔族をこの世界に呼び出すことができるのだ。

出会い系サイト、ってだけで怪しさ全開じゃないか。

生気とか脅しとかで被害にあう人間が必ずいるだろうに、ニュースでは『安心!』『オススメ!』とかババーンとでかい文字で宣伝しているのだ。

記者と魔族とサイトの管理者が協力でもしているのではないのか。

と、いうことで。

彼女居ない暦が年齢の俺が魔族とのお見合いをして本当に幸せなのかを調べてみることにした。


―――☆――★――☆―――


出会い系サイトで、俺はひとつの魔方陣をゲットした。

しかも可愛い女の子の、だ。

本当は何通も送ったのだが、貰えたのはこの子だけだった。

年齢は教えてもらえなかったが、100歳以上はあるという。

人間界ならお婆ちゃんな年齢だが、魔界ではまだまだ若すぎる年齢らしい。

見た目からして10代後半か20代前半ぐらいだろう。

なにかの角が頭から生え、コウモリのような羽が生えたショートカットのちょっと童顔が入った女性だ。

さて、さっそく呼び出そう。



召還は見事成功し、写真と変わらず可愛らしい女性が現れた。

「始めまして。私、スズフェルノ」


―――☆――★――☆―――


召還した女性は、とても理想的な女性だった。

不満な事と言えば魔族だというぐらい。

数日後、また会う約束をし、もう一度召還をする。

だが、そこから出てきたのは彼女の姿はどこにもなく、白くて丸い、どこかで見たことあるようなホモォが姿を現した。

恋愛には発展しません。

連載にしたけど力尽きました。。

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