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機械を統べる者  作者: めに丸
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第1話 魔力を持たない少年

「続いて、学校長からです」


学校長と思われる人物が、ステージに上がる


「生徒諸君、入学おめでとう、私はこのアストレア魔法学校の校長、カッシド・アストレアだ」


端整な顔立ち、黒い髪、そして金色の瞳で退屈そうに学校長の方を見ている少年、神木晃(かみきあきら)はこの後の日程を思い出していた


(この後は...魔力の検査だったな)


「これで入学式を終わる」

「入学生はこの後検査のため、別会場へ移動せよ、その他の生徒は各教室へ戻り待機」


司会の教師がそう言うと、生徒は一斉に移動を初めた


(俺も行くか...)


移動する生徒に紛れ、晃も検査会場を目指した


会場に着くと屈強そうな大男が説明を初めた


「これより検査を始める!」

「ここにある石に手を乗せろ、後は人工精霊が勝手にやってくれる、検査が終わった者は検査結果で指示された教室へ移動しろ!いいな?」


検査が始まり、生徒が石の上に手を乗せる


『魔力量D 性質火 配属クラス4』


石から声が響く、人工精霊の声だ


(俺もやるか)


晃はポケットから青い液体の入った小瓶を取り出し、その液体を手に塗り、石の上に手を乗せた


『魔力量F 性質無し 配属クラス10』


(...塗る量が少なかったか?)


周りの生徒がクスクスと晃の方を見て笑い始める


そんな生徒達を無視し晃は10組へ向かった


10組に着いたものの誰も居なかったので、空いてる席に座り睡眠をとった


しばらく経ち、ゴンッと頭に鈍い痛みが走ったので、顔を上げると、金髪で眼帯を着け、生徒名簿のようなものを持った、どう見ても教室とは言い難い男が立っていた


「何時まで寝る気だアホ」


男はそのまま教壇に立ち、自己紹介を初めた


「俺は10組の担任になったシルド・コースナリアだ」

「人数は少ないが仲良くしろよ」


そう言われ、晃は周りを見回した、クラスにいる生徒は晃を含めて10人しかいなかった


シルドが口を開いた


「まだ時間が余ってんな...」

「そこのお前から自己紹介でもしろ」


黒く美しく長い髪、夜色の瞳に可愛らしい顔付きの美少女は立ち上がり


黒月霖(くろつきりん)です、よろしくお願いします」


自己紹介を初めた


その後、次々と生徒が自己紹介を始めていき、最後の生徒が自己紹介を終えた


「この後から普通に授業だ、頑張れよ」


シルドはそう告げると教室から出ていった


「ねぇ」


隣の席にいた霖が、晃の近くまで来て話しかけた


「あなた確か、魔力量が最低ランクだった人でしょ?」


「...だったらなんだ?」


「別にぃ、ただちょっと、残念はあなたに魔力の増やし方でも教えて上げようと思っただけよ」


霖は自慢気に言う


「必要ねぇよ」

(そもそも俺、魔力無いしな)


「ふん、残念な奴ね」


晃は呆れ気味に言う


「へーへー、そうですか」

「次の授業に遅れても知らねぇぞ、お嬢様」


晃は席を立ち上がり霖に告げると次の授業が行われる校校舎の外を目指した

その後、後ろから何か聞こえたが振り返らず手を振りながら歩を進めた

お疲れ様ですo(_ _*)o


プロローグの続きとなります、第1話です


作者のめに丸です


短く、内容も薄い上に科学の「か」の字もありませんねw

これからもこのような感じで短い本文になるかもですが、空いてる時間に暇つぶし程度に読んでやって下さいヾ( ^ω^)ノ


挿絵についてですが、私が描いたものを使うか、それとも無しにするか、つまり挿絵を挟むかはまだ決めていません(´・ω・`)


これから色々検討していきます


感想などを書いていただけると大変励みになります(感想、書いてもいいのよ?)


それではこの辺で、サヨナラー(・ω・)ノシ



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