エピソード02「転校生は大人気アイドル!?」
大地は学校に着いた時刻は8:15だった
騒がしかったクラスは大地が顔を出したとたん静かになった
「わ~........アイツが来たよ」
大地は聞こえたが黙って席に座った
「なんでアイツ来るんだよ....喋らねーくせに」
「本当来なきゃいいのにね」
大地は黙って聞いてた
時間は過ぎて8:40となった
教師がいきなり生徒達に言った
教師「今日は転校生が来ている。」
いきなり生徒達は騒がしくなった
教師「では入って来なさい」
ガラガラとドアを開けて転校生が黒板の前に立った
「今日からこの桜川中学に転校した影野亜夢です!皆よろしくね♪」
誰もが目を丸くした。
目の前に居るのは大人気アイドルだったからだ
教師「では影野の席は...」
「せ、先生!俺の隣が良いと思います!!」
「な!?せこいぞ!!俺の隣の方が良いと思います!!」
「男子の横は危険と思います!私の席にするべきです!」
「ちょっと何を言ってるの!?私の席に決まってんでしょ!!」
生徒達が争ってる時たった一人の生徒は窓の外を見ていた.....そう大地だった
教師「おいおいお前らな.....ん?大地は知らん顔か?」
クラス全員が大地を見た
大地「.....知らん顔って何で?」
クラス全員は驚いた....別に大地が一ヶ月ぶりに喋った事に驚いたのではない
「お、おおおお前!!影野亜夢を知らねー訳ねーだろ!!」
そう...影野亜夢は世界的アイドルで大人から子供まで大人気アイドルだったのだが...
大地「......知らない....有名人なの?」
そう大地はTVを見てないしアイドルなど知らなかったのだ
それを聞いたクラス全員はガックリしていたが教師は驚く事を言った
教師「なら大地の隣にするか」
クラス全員がえぇーーーー!!!!!?と叫んだ
「先生!!な、何で大地の隣なんだよ!!」
「そ、そうよ!納得出来ません!!」
教師「何でって....お前らがゴチャゴチャ言うからだよ」
大地はずっと窓の外を見ていた
「(く、なんでアイツの隣なんだよ!!)」
「(絶対に知らないなんて嘘よ!!)」
影野亜夢は大地の隣の席に座った
亜夢「大地君だっけ?よろしくね♪」
大地「.......」
大地は無視をしていた
亜夢「あれ?(汗)」
「亜夢ちゃんそいつに何を言っても無駄だよ」
前の席の生徒が言う
亜夢「なんで?」
「そいつ誰とも喋らねーんだよ」
大地はずっと黙ってた
亜夢「なんで喋らないの?」
「さぁ?そんな事より俺達と喋ら...」
亜夢「大地君。何で喋らないの?」
亜夢は大地に質問をしていた
大地「........」
亜夢「ねぇねぇ?喋ろうよ♪」
大地はイライラしてた
「亜夢ちゃん無駄だよ」
亜夢「分かんないよ?ねぇねぇ大地君喋ろうよ♪楽しいよ」
大地は亜夢の方を見た
亜夢「あ!やっと見てくれた!」
大地「......俺の事はほっといてよ」
クラス全員が大地を睨んだ
「テメェ!!亜夢ちゃんが話そうとしてくれてるのになんだよその態度!!」
「そうよ!謝りなよ!!」
クラス全員が大地に暴言や文句を言った
亜夢「み、皆ダメだよ!!」
クラス全員が黙った
「あ、亜夢ちゃんそんなヤツほっとけよ....友達も居ないヤツなんだぜ?」
亜夢「え?友達居ないの?」
大地「居ねーよ....」
「ほらな?もうほっといて俺達と...」
亜夢「なら私が友達になってあげる!」
クラス全員が驚いた
「「「「えぇーーーー!!!!!?」」」」
大地も驚いていた
大地「な、何言ってんだよ!!?」
亜夢「だから今日から私が大地君の友達だよ♪」
亜夢は笑顔で言った
「ま、マジかよ!?」
「亜夢ちゃんがあんなヤツと友達に...」
「......ま、すぐに分かるよ.....そんなヤツと友達になれないって」
クラス全員は亜夢を見つめていた....
大地「なぜこうなった?.......」
大地は状況が分からないでいたのであった