7.召喚
龍一「じゃ、行ってくる。」
神楽「うむ。お主の手に負えぬようならわしを呼ぶのじゃぞ?」
力強く頷いてゲートに入り、宣言する。
龍一「我は九十九坂神楽の代行者!『ウィリアムランド』を救う者なり!」
ゲートがまばゆい光に包まれる…
龍一は眩しさに思わず目を閉じる。
神楽「~~~召喚!」
光が収まった後には静寂だけが残っていた。
神楽「ふぅ…。龍一なら10年くらいでどうにか出来るかの。
わしの様な見習いの神には出来すぎた補佐役じゃがな。」
一人呟いて執政室へ向かう。
<<龍一Side>>
すげー光に包まれて召喚されてみましたよ。
目を開けて一番に飛び込んできた光景は…最高。眼福だね。
すげー綺麗なおねーさんがスケスケの布纏って必死な顔で祈ってる?
うん。俺の為の召喚の儀式ってやつかな?
目を閉じてるから俺が居るの分かってないのかな?
ここは威厳を出しとかないとね。はじめが肝心だって言うしね。
龍一「我は神の代行者、春日部龍一である。」
???「っ…!?」
うん。ちょっと驚かせすぎちゃったかな。
ここは紳士な感じに切り替えよう!
龍一「で、お名前を聞かせてもらえるかな?レディ」
あれ?ただの変態っぽい?
こうなったら奥の手!アルカイックスマイル!
ん?おねーさん引き攣ってる?唇の端とかヒクヒクしてるし…。
ちょっとへこむ。
???「私は当代の神代の巫女。恋とお呼びください。」
お~。立ち直り早い!さすが巫女。ん?関係ねーか。
漸く異世界。
ここまでがプロローグ的な話です。
何か後で矛盾とか出てきそうで怖い…。




