24.ストリナ街道
<<龍一Side>>
彩と恋と連れ立って歩く。
魔獣の被害を減らしたいで暫くは歩いていくことにしたのだ。
……っと。早速のお出ましですか。
大型の魔獣が2体。
龍一「恋。頼む!」
恋「任せて!~~障壁!」
龍一「これでお終いっと…」
障壁に囲まれた魔獣に封魔をかける。
……恋との修業で俺もレベルがあがったのかな?
封魔と障壁なら無詠唱で発動できるようになった。
ちなみに恋に言ったら呆れてた。
……なんでか彩に睨まれた……。
え?俺、何かしたっけ?
<<彩Side>>
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『ボクはバレン王国に居たと思ったらいつのまにかストリナにいた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
ボクも何をされたのかわからなかった
頭がどうにかなりそうだった…
瞬間移動だとか白昼夢だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
……ボクは何を言ってるのかな?
ちょっと状況訳わかんないし混乱してる?
ってかお仕事どーしよーーーー!
王様に怒られちゃうよーーーーー!
よし。バレンに帰ろ…『キシャーーーッ!!』う?
……何?
――後ろを振り返る……。
うわー……あれが魔獣かぁ。
……ひー、ふー、みー、よー…5匹?
……ボクは一目散に町に逃げ込んだ。
そうして……
ボクは……
この町一番の給仕になった!
皆の笑顔が元気の源です!ってやかましーわwww
うん。またボクは何を言ってるんだろー?
精神的に病んできたので1週間程休みを貰った……。
だらだらだらだら……
ごろごろごろごろ……
ZzzzzZZzzzzzzz……
うん。何とも有意義なお休み!
って強がってみたけど……
…うん。精神的にももう無理。はやくバレンに帰りたい……。
……そんな時だったから……
恋に会えた時はホントに嬉しかった。
でも…隣に胡散臭い男が居て…
胡散臭い上にひょろっとしてて頼りなさげな奴。
…きっと恋の法力に縋ってここまでヒモの様に付いて来たんだろうなって思った。
まぁバレンまで連れてって貰えるんだしこんな奴の事は放っておこう。
* * * *
――次の日、ストリナからバレンに向かう。
…早速出てきたのは大型の魔獣。
あの男は……?
龍一「恋。頼む!」
彩(ほら。やっぱり。恋頼みなんだ……)
恋「任せて!~~障壁!」
彩(おぉ!流石恋。詠唱破棄まで出来るようになってる!)
龍一「これでお終いっと…」
彩(あんたが何したのさ?全部恋の法術のおかげじゃない!
なんでそんな偉そうに「これでお終い」なんて言ってるの?信じらんない!)
法術師でないと龍一の神気や法力には気付きません。
って設定。…じゃないと町の中とか普通に歩けないしね。
彩にも戦闘能力はほぼありません。




