16.到着?そして情報収集
<<龍一Side>>
森を出て飛んでる時に見えた町へ向かう。
1キロくらい先にそれっぱい町が見える。
恋「あれ?バレン王国にはもっと高い塀があったと思うのですが……」
……恋が不吉な事を言う。
もしかして飛びすぎたのか?レイナールまで来ちゃったんか?
とりあえず町に入り、聞いてみた。
町の人「ここはストリナの町ですよ?」
……うん。自分が方向音痴なの忘れてた。
レーデンから南に真っ直ぐ飛んでたつもりだったのに……。
恋「ほ、ほらっ!真南も南東も南方面ですし…」
うん。慰めてくれてありがとー……。
もう心が折れそうだからそれ以上慰めないでね……
……とりあえず先立つものも無いので道具屋にテントを売り払う。
恋の口が開いたまま塞がらないほどの高値で売れたらしい。
こっちのお金の価値なんて分からないので恋に管理を任せる事にする。
うん。別に覚えるのがメンドクサイとかじゃないからな。…多分。
宿も恋に任せて俺は聞き込みを始める。
……聞き込み中。
――町の飲み屋で新しい給仕を雇った?
なになに?すげー可愛い女の子で大人気?
うん。重要な情報をありがとう!
――最近魔獣の被害が増えてきた?
それは既に聞いた。
――明け方、北の森で魔獣の叫び声が聞こえた?
あ、狼の事かな?
うん。俺のせいだって言わない方がいいよな。
黙っておこう。
――西の海では魔獣がでない?
じゃ、海の生物まで魔獣化してはいないみたいだな。
日も傾いてきたので恋と合流して宿に向かう。
どうやら宿の1階部分が食事処になってるようだ。
夕飯を食べながら集めた情報について聞いてみよう。




