ロボットダンス
掲載日:2025/10/06
あるコンサートの一幕。
いつもより早く目覚めた朝は
近くの公園まで散歩することにしている
早起きは三文の徳というが
あまりいい思いをした覚えはない
冬が近づいてきているのを感じる
まだ空は黒と紫を混ぜたような色だ
公園に男がひとりいるらしい
暗くてよく見えないが
あれは、踊っているのか?
非常口のピクトグラムのような不思議な仕草で
時々こちらを見て、ピタッととまる
少しずつ明るくなっていく公園で
揺れてはとまる彼の姿から目を離せない
トン、トタ、トントットタ
トン、トタ、トントットタ
心の躍る音がする
次第に空が赤くにじんでいく
シンバルの音が聞こえてきた
彼をたたえる手拍子が加わって
あぁ、歌がはじまる
太陽さん おはよう
荻野上風です。
ロボットダンス
Written by 荻野上風(Uhakaze Wogino)
・twitter https://twitter.com/Wogino_uhakaze
この作品は、玉置浩二作詞・作曲「太陽さん」の一節を含んでいます。




