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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

FTMって知ってる?

作者: 志帆

自分はFTMである。心は男で体は女のことを指す。逆で有名なのが、はるな愛。彼女は自分の逆で心は女で体は男でMTFである。自分の紹介をする時は、はるな愛の逆でと説明するのが手っ取り早い。しかし最近、はるな愛もあまりメディアに出なくなり、この挨拶も限界を感じている。


自分は恋愛対象が女である。異性愛だ。しかし、周りから見るとビアン(レズと言われるのが相場だが)なんでしょ?と。確かにFTMと自覚がなくて女性を好きになってた時はビアンかな?とも思ったが、自覚を持ってからは、ちゃんと異性愛と受け止めている。と、偉そうに書いている現在の自分が付き合ってる人はアラフィフで女装子さんである。因みに自分はアラフォーである。彼女(男性で女装で心も女)の勧めにより、この小説を書いている。ありのままを書いたら良いよと後押ししてくれた。色々あった生い立ちから書こうかと思う。


1978年10月T家に生まれる。しかし、小学2年の時に母親に「お前は私達の子供じゃない!」と告白され、甘えたい時期に甘えられず、後に愛情不足の人間となる。この頃からやるスポーツが男の子がやるスポーツしかやらなかった。野球、サッカー、キックベース、ドッチボールと。この頃真剣にメディアに出てる相原勇に恋をする。そんな小学生時代。自分の見た目でイジメる人もいたな。


中学に入り、初恋をする。2年から3年の同級生Eさんだ。ラブレターを書いたら、手紙で今まで通り普通でいようねと振られたのだが。その後も自分が諦めきれずにいたら、学年中にラブレターの話が広回っていた。結構トラウマになっている。この頃セーラームーンのセーラーマーキュリーに恋をする。


高校は育ての親に「中学出て働け!」言われてたけど、嫌だと言って通わせて貰った。そこでアルバイトして親にお金を入れていた。(親はスナック経営失敗で借金)この時は友達が1人しか居なくて親の理不尽な要求を飲んでいた。しまいには、高校中退。そこからは仕事掛け持ちの日々。


某スーパーで、女性社員のIさんに恋をする。告白して振られる。しかし、仕事を辞めないでいて、諦めきれずにいたらパートさんに噂される。このタイミングに趣味のゲームセンター仲間の1人が自分に告白してきて(男性)好きな人いるからって断ったら「それでも良いから」と半ば強引に付き合った。お陰でパートさんの噂は無くなった。6年付き合ったけど結局、途中に自分がレイプとかされて、色々拒んでたらギクシャクしてお別れ。


次はまた趣味で気の合った男性3人とお付き合いした。男性大丈夫かな?って思い告白される度付き合ってたら3人に。最初の人とは、良かったんだけど後の2人がダメ男でお金をせびられて、借金してしまった。


その次は、いよいよ念願の女の子と付き合う事になりました!その人のお陰でFTMの自覚を持てたし、高卒認定や漢検3級取れたんだけど、DV受けてました毎晩。DVを受けてた時期は、我慢の連続でした。束縛もされてお金も全く貰えてなかったので、何もする事が出来ず暫く過ごしていたら、精神病になってしまいました。そのDV彼女も精神病で人殺しても死刑にならない病気だと自慢げに言ってましだが。愛を感じなくなった瞬間に夜逃げしました。


この他にも、ビアンさん3人とお付き合いしましたし、ネットで知り合った人とも(今の彼女じゃない女装子さん)付き合いました。


でもね、今が1番幸せ何です。アラフィフの彼女が1番自分の事を見てくれて尊重してくれて愛してくれて。性別逆転カップルですが、上手くやってます。セクシャルマイノリティの成功談かもしれませんね。



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