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一時帰還

はい、どうもタキです。突然ですが私は今どこに居るでしょう?・・・ごめん、あまりにも一人過ぎて変なテンションになってる。ついでに答えは最初に居たアルべの森で頑張ってます。ってかここ本当に人居ないな。まぁデスゲームになってからさらに人減ったからな仕方ないか。


そうえば町で誰かが皆で協力してゲームをクリアしようってなんか言ってたな・・・まぁ関係ないけど。べ、別にマルチプレイが羨ましいわけじゃないんだからね!


てか多分だけど皆を集めようとしてた奴の横に俺の妹らしき人物がいたが・・・まぁいいか。そうえば秋雨が最後に言ってたが既にユニークスキル持ちは7人居るらしい。あいつもユニーク持ちかな、なんか救世主のスキルがどうとか言ってたけど。


あと、親父と弾さんは二人で組んだらしい、おそらく最強コンビだろうな。あの二人のスキル見たけど、親父がザ・インファイトって感じで、弾さんが銃使いで後方支援ってかんじ。俺以上のチートが組んだらそりゃ最強だろ。


また、そんなどうでもいいことを考えていると目の前に変な門が出てきた。


「これは・・・ボスゲート?」


そうえばここを狩り続けて3日目だからな、そろそろこのマップも終わると思っていたが、そうかボスが居たか。ついでにボスはマップに一体ボスが居るらしい。wiki引用

しかも最初にボスを倒した人にはボーナスがあるらしい。う~んどうするかな、マップも完成してるし一旦町に戻ろうかな~でもな、遠いし基本ボスって3~4人で倒すもんだしな、よし!もう少しレベル上げしますか!


ってな訳でどんどんMobを狩っていく、ついでに序盤にいもむしやGが居たが、今は蝶やカマキリみたないな敵がいっぱいいる。しかもこのマップ、ほかの人が居なさすぎてMob の量が多すぎる!でも多数ってことは・・・無双タイムですよ!


「ボッチの何がわるいんじゃ!!!」


そう言いながら俺は敵を狩っていく、次々と狩られていくMobたち、少し涙目になりながら鬼神の如くMobを狩っていくタキ。しかもタキが早すぎるのか、Mobたちが遅すぎるのかMobたちが攻撃をするまえにほとんど倒してしまっているのでもはや作業ゲーと言われても仕方ないレベルだ。


何時間たっただろうか?俺は時間を忘れ狩を続けているとギガキリ(カマキリみたいなやつ)がいつもと違うアイテムを落として逝った。


「ん?」


こ、これは・・・Mobが落とす武器、通称モ武器!普通武器は素材を集めて作るか、NPCから購入するんだが、極稀にMobの体の一部の形をした武器を落とす時があるらしい、その武器がモ武器なのだ!

しかも恐ろしく性能がいいらしい、どれどれ見てみますか!


【ギガカマスレイヤーズ】 レア度5

双鎌 サイズ中 重量50

STR 120 DEX 30

効果

森の奥に住むギガカマの鎌。とても鋭く切れ味もよい。今回は素材の良さを生かした武器仕上げてみました。かなりの高確率でマヒになる



強くね?つか超俺向きの武器なんだけど!しかもマヒつきとか、押し止めできるじゃん!いや~一人だと敵が前に前に来るし、他の人が居ないから俺の所にしか来ないし、大変なんだよね~・・・だんだんボッチ化が進んでる気がする。


その後新しい武器を確かめるためブリキフライ(蝶みたいな奴)を狩りまくった。・・・スゴイぞこの武器!前の石の剣×2だと4発くらい必要だったのに今は1発だぜ?奥さん一家に一台この鎌要りませんか?あげませんけど。


そうしてまた調子にのって時間を忘れながら狩をし続けた。おかげで森生活4日目に突入だぜ!

ついでにその後道に迷い森生活は10日続きました。



・・・道が分からねぇ、4日目から道に迷ってさまよい続けたがあのボスゲートに戻れないし!おかしい!マッピングしたから行けると思ったらマッピングされてなかったし何故だ?とりあえずヘルプでも見てみよう。


マッピング


専用のアイテムを持ちながら歩くとマップが記録され、道が表されます。アイテムは道具屋で売っています。



・・・やらかした!!!俺回復アイテム買ったけど専用アイテム買ってなかった!!!ってか専用アイテムあるんかい!歩けば自動的にマッピングされると思っとったわ!そ、そうだな回復アイテムもなくなっちゃったし、丁度いいから町に戻るか、仕方ない・・・はぁ。


そこから町に戻るのも5日かかったけどね!まぁそんなこんやで町に帰ってきました。半月ぶりかな?懐かしいな。基本俺サバイバル生活してたしな。腹が減ったらカマキリの肉や果実を採取して食べたり,

傷ついたら果実で回復したり、寝るときは木の上で寝たり・・・あれ?町不必要なのでは?


と、ともかく回復アイテムとマッピングアイテム、あと情報も欲しいな。ってなわけでまずは道具屋に行くことにした。少し歩くとどうやらプレイヤーが経営してるらしきお店を見つけた。


「すまない、回復アイテムかマッピング用のアイテムって売ってるか?」


「はいはい、回復アイテムなら売ってるよ、今だと普通のポーションとポーション+なら結構あるけど?どうすうるんだ?」


なんか久々の会話だぜ、やばい心の涙が溢れそうだぜ。おっとそんな感動してる場合じゃないな。


「ポーション+はいくらなんだ?」


「一つ500Gだ。」


あ、そうえば俺金いくら持ってるんだろ?

所持金 75490G

結構持ってるな、これならポーション+50個くらい買えばいいかな?

そうえば説明省いてるけどこの世界での金は(ゴールド)ね、ありきたりだろ?


「じゃあポーション+を50個くれ。」


「あいよ!じゃあこれがポーション+だ、毎度あり!」


俺はアイテムだけ買うと店を離れる。アイテムは売らないのかって?そんなの売るわけないだろ!森の奥には多分俺以外行ってないからアイテムは貴重なはずだ、それをあいつに売って俺にこれからアイテムを売ってくれないかなんて言われたら面倒じゃん。


ってなわけでNPCがやっているアイテム屋に来ました!その途中にアイテム売るなら俺に売ってくれないか?ってやつがわんさか居たけどスルーだ。そして俺は要らないアイテムを全部売ってマッピングアイテムを無事に買うことができた。


ついでに今の俺の所持金 123840G

おぉ~かなり増えたな、じゃあ次に防具でも買いに行くか、俺DFE低いくせに防具初期装備だからな。よし買いに行こう!もちろんNPCが経営してる店で。


すると防具屋に行く途中で変な奴とあった。


「そこのあんさん、今から狩に行くのかい?」


「ん?俺か?まぁどちらかと言うと狩から帰ってきたんだが。」


なんか胡散臭そうな奴が話しかけてきた、え何?ツボでも売ってるんですか?それともヤドンのシッポ売ってるんですか?


「そうなんか、まぁええわ。それより何か欲しい情報あるか?ワイ情報屋やねん。」


ほう、確かに情報屋っぽいな、胡散臭いところが。


「じゃあ一つだけ、今一番攻略が進んでるグループって分かるか?それが今何レベルくらいか。」


「そうやな、今だと、いや言い方がおかしかったな、今でもあの最強二人組が一番攻略スピード早いで。もうアルベ平原のボスを倒し、次のエリアで唯一暴れてるらしいで。あとは【英雄の絆】の連中も頑張ってるらしいで。あとあの二人組はユニークスキル持ちらしいらしいで、うらやましいわ。」


完全にあの二人だ!まぁそりゃそうだ!てかあの二人に倒せない敵っているのか?むしろあの二人がラスボスって言われても納得するわ。


あと英雄の絆って多分初日に仲間集めてたあのイケメン君かな?そうえばあれは本当に妹なんだろうか、ついでに聞いてみるか。


「そうえば【英雄の絆】のリーダーってイケメンだって聞いたがそうなのか?あと結構カワイイ女の子もいるとか?」


「ホンマやで、なんやあんさんあそこに入りたいの?あそこは厳しいで、競争倍率高いからな。あとあそこのリーダーさんもユニーク持ちとかなんとか、ついでにこちらはプレイヤー名もわかっとるで、男がユウキ、で副リーダーの女の子がユイってゆうプレイヤーネームらしい。」


妹確定!俺の妹の名前は滝瀬(たきせ) (ゆい)だからな、ってか名前安易すぎるだろ・・・


「それよりもあんさん、おたく森の方から出てきたやろ?なんか森の情報くれへんか?情報によっては情報料割り引くで。」


なるほど、いきなり知らない男に話しかえるのはおかしいと思っていたがそういうことか、納得したぜ。


「いや、俺も軽く情報収集のために出かけただけだ、あまり奥まで行ってないんで分からないな。」


男は残念やわ~とか言っている、ここで俺のボッチセンサーに反応があった、このままだとお互いこれから情報交換しょうぜ!みたいな感じでフレンド登録に誘われる!


いや断ればいいんだけどさ、なんか気まずいし、理由聞かれたら答えれなじゃん。スキルを教えればいい?馬鹿か!こうゆうゲームだと特殊なものを持ってると、変な役目とか押し付けられるんだよ。例あのイケメン君。


ってなわけで・・・


「なぁ、あんさん、ここで会ったのもなんかの縁やフレンド・・・ってあれ?」


ボッチスキル『ボッチは誰にも見つけれない!』発動!これは『ボッチ神』のスキルの内の一つで、相手が気配察知を持っててもほとんど見つからないという、超高性能隠密スキルだ!名前はご愛嬌です。


よし、ここまで来れば安心だろう。しっかりお金も置いてきたし一応大丈夫だろう。次は・・・防具屋でも行くか。


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