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青春だより  作者: まりあと龍とクレオパトラ
9/9

青春だより 9回目の青春

宮城連は野球部のエースで、美形。

これがモテないわけがない、ということで。

翔ののように親衛隊もいる。


やっぱり連の親衛隊たちは、真子がいつも連のそばにいるのを良く思っていない。

連がいなくなると、聞こえよがしに悪口を言ってきたり、嫌がらせをしてくる人もいる。

そして、相変わらず翔には無視される。



何日かたったある日のこと…

翔の親衛隊のリーダー格の美亜と、そして美亜と犬猿の仲だといわれていた連の親衛隊のリーダー格、真澄(ますみ)が珍しいことにふたりで真子に話しかけてきた。


「あなたが真子さん?」

「そ…そうですけど…。」

「あなたにちょっとお話したいことがあるのよ。放課後に一人で体育館裏に来てくださる?」

「“一人で”いらっしゃいね。」

「わ…わかりました。」


何も知らない真子は、言われたとおりに一人で体育館の裏へ行った。

体育館の裏には、先ほどの美亜、真澄、そして翔や連の親衛隊だと思われる人たちが真子を待っていた。


「やっと来たわね、真子さん。」

真澄が口を開く。

「あんたねぇ、連くんの周りをうろちょろしてウザいんだよね。」

「しかもさ、わたしたちの翔くんと二股。」

美亜も言う。

「よくのこのこと来れたこと。」



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