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青春だより  作者: まりあと龍とクレオパトラ
8/9

青春だより 8回目の青春

「真子、ちょっと来い。」

「ちょっ…え?まってよ…。」


連はは真子を強引に教室から引っ張り出した。


「ちょっと連、いきなりどうしたのよ。」

「だって…。」

「だってじゃないわよ。」

「おまえが、俺のせいでいじめられてるの、いやだったんだ…。」


連は赤い顔でぼそぼそと言う。


「もしかして、助けてくれた…ってこと?」

「そうだよ!!早く気づけよ!!」

「あ、ありがと…。」


真子もつられて赤くなる。


「おまえもさ、言われてばっかりじゃなくてちょっとは言い返せよなっ!!」

「分かった。」

「あとさ、次から翔じゃなくておれに助けを求めろ。」

「分かった。」

「オレがずっとお前のこと見ててやるからオレのそばにいろよ。」

「ありがとう」


その日から、連と真子はいつも一緒に行動するようになった。



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