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町へ


読みやすいように、「みつき」をカタカナ表記にしました。


あらすじ

ミツキとレイが二人で狩りに行くようです。


2019/5/1

読みやすいようにレイアウトを変えました。

文章も少し修正したのと

カナさんの料理の下り、忘れていたので書き足しました。

また、長くなってしまった・・


2020/8/20 編集



 がさがさっ


「止まってください。右斜め前、結構大きい。」


 前を行くレイが、武器を持たない左手で止まるように合図をしながら、静かに言った。

 もふもふな耳をピコピコ動かし、敵を捉えたようだ。かわいい。

 じゃなくて!


 私も集中しないと。


(見つけた!あれか。思ったより大きいな。)


 できるだけ音を立てないように、獲物を狙える場所まで移動を始める。


 レイが獲物を引きつけてくれてる間に私が仕留める。できれば頭、米上(こめかみ)あたり。一回で当てないと警戒されちゃうから、レイへの負担が大きくなる。外したくない。


 しゅんっ


 こっちが移動始めてすぐ、レイは一瞬で獲物の目の前に移動した。

 なにそれ、どうやったの。いや、たぶん一足で飛んだんだけど。

 、、どうやったの。


 獲物はシカのように大きな角を持った魔物だ。黒い。


 レイが、敵が動くよりも早く剣を繰り出した。


 ガキンッ


 低く小気味良い音が森に響く。

 レイの剣と魔物の角がぶつかり、レイの剣が魔物の角をはじいた。


 すごい。下手に固いものに剣をぶつけると、結構嫌な音がするのに、全然嫌な音じゃない。

 むしろ気持ちがいいくらい綺麗な音だ。


 ガキッ

 キンッ

 数合の打ち合いが続く。

 レイは、魔物の注意が私に向かないように、体を大きく使って牽制するような攻撃を続けている。



 私は場所を移動し終わると、レイに当てないように細心の注意を払って魔物の頭を狙う。


 集中して。

 落ち着いて、威力を絞って魔物の頭を一撃で貫くように。

 強く思う。イメージ。

 私は魔物に向かって、静かに右手を伸ばす。


 最後に一度だけ深く呼吸をした。


 ちょうど、レイが魔物と鍔迫(つばぜ)り合いのようになって、魔物の動きが一瞬止まる。


 ここだ!

 静かにでも強く。

 銃弾のように風魔法を放つ


 ひゅんっ、、、ズン。



 私の放った風魔法はレイに当たる事も無く、キレイに魔物の首を貫いた。

 頭じゃないけど、どうやら一撃で沈められたようだ。

 なんか、思ったよりあっけなかったな。


「ふうううぅぅ、、」


 一気に力が抜けていく。

 私は、早速魔物の下処理を始めたレイの元に近づいて行く。


 「凄いですね、一撃できれいに仕留めてる。首なら血抜きもし易い。さっきより威力も抑えられていますし、とても初めてとは思えません。」



 「えへへ。そう? 良かったぁ。」


 本当は頭を狙って打ったのだけど、まぁ、結果オーライだ。



 「これなら、毛皮もほとんどそのまま使えますし、今日はご馳走ですよ。ミツキも一緒に食べていってくださいね。母の料理は絶品ですから。」



 「いいの?やったぁ。あ、そのあとどこかに泊めてもらえないかな。実はお金も持ってないんだけど。」


 彼ならなんとかしてくれそうだと下心満々で、でも少し申し訳なく思いつつ聞いてみる。


 「ぜひ、うちに泊まっていってください。元からそのつもりでしたし。

 盗賊にでも遭いましたか?ミツキの魔法があれば襲われても大丈夫そうですけどね。」


 ちょっと罪悪感。でもありがとうぅ。(泣)


 レイが少し不思議そうに聞いてきた。まぁ、当然の疑問だ。


 「そういうわけじゃないんだけど、ちょっと事情があってね。」


 それにしても、さすがは狩人。しゃべりながらでも手際がいい。

 血抜きをしてきれいに内臓を取り除いていく。


 「___そうでしたか。これからの予定は決まっているのですか?」


 あまり深く聞いてこないあたり、やっぱり優しい。


 「いやぁ、どこか人のいるところを目指してたんだけど。これからどうするかも決めてないんだよね。」



 「でしたら、しばらく(うち)に来ませんか?ミツキが狩りの手伝いをしてくれたらとても助かりますし、今日の獲物を見たら町のみんなも喜んで迎えてくれますよ。」


 ちょっと心配になるくらい優しいよう、、。大丈夫?誰かに騙されてない?

 あ、私か。騙すのとはちょっと違うけど。

 、、ごめんなさい。助かります。ちゃんと働くんで!


 「そうかな。それじゃあ、そうさせてもらおうかな。」



 我ながら、なんとも軽い会話だとは思う。


 まぁ、彼の口ぶりから町の人との関係が田舎のコミュニティ並みだと想像がつくから、大して心配はしていないのだけど。あそこん家のレイが言うなら大丈夫だな、的な。

 レイ結構強いし。あれが獣人の普通とかじゃなければ、だけど。


 仕事をくれる前提だし、町ぐるみならレイ一人浮いたりもしにくそうだ。


 そのあたりにまで気を遣ってああ言ってくれたんだとしたら、もはや紳士を通り越して天使だ。あぁ、もふもふしたい。



 会話が終わるころにはレイの下処理作業も終わり、二人はレイの町への帰路へとついた。


 ちなみに、成人男性3人分ありそうな大きさの魔物は、レイが軽々と背負ってましたよ。はい。

 獣人ってすごいね〜、、、(遠い目)



 ____________




 「ただいま戻りましたー。みんな喜べ、今日は大物だぞー!」


 レイは子供たちに笑顔でそう言った。

 優しそうなお兄ちゃんの顔だ。


 「「「おおぉ!」」」

 子供たちがレイの周りを囲むように集まってくる。



 「凄いや、お兄ちゃん!」

 わんこがレイの裾を引っ張って尻尾をふりふりしてる。

 「「ご馳走だー!」」

 息ぴったりな双子がレイと獲物の周りをぐるぐる走り回る。

 「まだお昼終わったばっかだぜ!さすがは俺のレイ兄ちゃん。」

 なぜか自慢げな白いもふもふ。

 「僕らの、だろ。」

 そこへわんこがすかさず訂正を入れる。


 レイは子供たちにかなり慕われているらしい。

 子供たちのレイを見る目はどれも好意的で、子供たちにとってレイは、憧れのかっこいいお兄ちゃんなのだろう。


 いやあ、私もこんなお兄ちゃんがいたら絶対好きになるわ。

 あ、別に元の世界の兄たちをディスってるわけじゃないよ?こっちのスペックが高すぎるだけで。


 しかしまあ、レイに群がる無邪気なもふもふたちが可愛いすぎて・・・もう死んでもいい!

 いや、やっぱ死ぬ前にもふもふさせて!



 そうこうしていると、騒ぎを聞いてレイの家族や親戚たちも集まってきた。


 「あら、大物じゃないの、レイ。さすがは父さんの子ね。さっそく調理しなくっちゃ。」

 女将さん的な人たちが鹿の魔物を捌く準備を始める。あ、ここでやるんですね。

 「おう、すげぇな、レイ。よくやった。」

 快活なおっちゃんがレイの背中をバシバシ叩いている。

 「しっかし、本当に綺麗に仕留めてやがる。一撃で首を貫いてるぞ。ん?剣じゃないな。レイ、もしかして隣のお嬢さんがやったのか?」

 なんか狩りが得意そうな弓を背負ったおっちゃんが、獲物を品定めしてる。なんとか鑑定団みたいにまじまじと見てるね。

 こっちに振られても恥ずかしいんだけどなぁ。


 「そうなんですよ。

 この(ひと)はミツキ、魔法使いです。

 それはもう、見事な魔法でしたよ。」


 レイもヨイショしてくる。

 とりあえず笑っとこう。


 「初めまして。(ペコリ)」


 「訳あってしばらくここに泊まりたいらしくて、みんなが良ければうちで預かろうと思ってます。」


 「構わんさ。

 お嬢ちゃん、そいつのとこが嫌だったらいつでもうちに来るといい。歓迎するよ!」


 周りの人が真面目な顔で頷いてくる。ちょっとびっくり。


 「レイのやつに嫌な事されたら、すぐ俺に言えよ。レイのやつぶっ飛ばしにいってやるから!」


 気が付けば、ケモ耳と尻尾のついたむさいおじさんたちに囲まれていた。何人か青年も混じってたけど。みんないい人そうだ。



 「ありがとうございます。皆さんには、これからしばらくお世話になります。」

 とりあえず、愛想笑いを振りまいておいた。



 「はっはっは。いい子じゃねえか、レイ。どこで拾ってきやがった。」


 レイがまた、さっきとは違うおっちゃんに背中をバシバシ叩かれている。


 「森の中でたまたま会ったんです。道がわからなかったみたいで、案内してきました。」


 軽く頭を掻きながら、なぜか少し照れて答えるレイ。


 「ちくしょう!おれが狩り当番の日に来てくれりゃあ良かったのに。」

 「ホントだぜ。レイの野郎め、羨ましい・・。」


 何か若い声が聞こえたけど、聞こえないふりをしておこう。



 「ミツキちゃん、今日は疲れたでしょう。家でゆっくりするといいわ。おじさんたちに囲まれてちゃむさ苦しいでしょうし。」


 レイのお母さんが私の手を引いておじさんたちの中から助け出してくれる。ちょっと助かった気分。


 「おいおい、そこまでじゃねえだろ。」

 「そうだぜ、ミツキちゃんは俺らと飯食うんだから。」


 「初めての場所でいきなりおじさんたちに囲まれて嬉しい女の子なんて、いるわけないでしょう!」

 「「「「・・・・。」」」」


 おかみさんに一喝されてしょんぼりするおじさんたち。

 なんか少しだけ可哀想な気がしてきた。


 「あ、いや、そんなこともありませんよ?」

 「「「「ミツキちゃん!」」」」


 おじさんたちがすごい勢いで肩をつかんでくる。



 「こら!またそんな勢いよく囲まない!これだから男どもは。ごめんなさいね。騒がしくて。」


 

 「あ、いえ。楽しいところですね。(副;タノシイトコロデスネ)」

 「ほんと、退屈だけはしないわ。」



 外の喧騒から離れて、レイのお母さんに連れられるまま、レイの家にお邪魔する。


 なんだかとても落ち着くところだ。

 色んなところで木が多く使われているからだろうか。家具や食器、家の造りも木が主体だ。


 2階建てで中も広く、来客用の空き部屋が二つあったので、そのうち一つを使わせてもらえることになった。


 一通り家の中を案内してもらって、自分の部屋に行く。

 色々と譲ってもらった荷物を片付け、家具を軽く動かして自分の過ごしやすい空間を作る。

 今日からここが私の部屋だ。やっぱりいいなあ、自分の空間。大事だよね。


 片づけを終えて、おかみさんのいる調理場に戻ると、既に昼食の準備ができていた。


 レイや他の人たちは、外でやることがあるのだそうで

 今日はふたりで昼食を済ませた。


「ごちそうさまでした。美味しかったです。」

(見たことないものも多かったけど、見た目がアレなものは特になかった。よかった。

 味は、うん、とてもおいしかった。)


「良かったわ。昨日の残り物なのよ。」



「それじゃあ、今日の晩ごはんも楽しみですね。」


 お世辞でもなんでもなく自然と言葉が出てきた。だってホントに美味しいんだもん。


「嬉しいこと言ってくれるじゃない。」



 昼食の後片付けをしながら、そんな他愛のない会話をする。


「さて、と。このシカどう料理しようかしら。ミツキちゃんは何か好き嫌いとかある?」 



(あ、やっぱりシカなんだ。体毛とか黒いし、目も赤いし。レイが魔物だって言ってたから、何か別の生き物なのかと思ってた。)


「いえ、特には。大抵のものは食べられますし。

(もし見た目アレなのが出てきても、根性で何とかしよう。うん・・)

 あ、シカ肉で好きなものと言ったらシチューとかですかね。

 (シカなんてあんま食べないからわかんないけど)」



「あら、良いわね。そうね、今日はシチューにしましょう!

 うちには肉好きがいるから、香草焼きも作りましょうか。ミツキちゃんもいることだし、久しぶりに腕が鳴るわね!」


 

 そういえば、レイがお母さんの料理は絶品だって言ってたな。お昼もホント美味しかったし。

 今日の晩ごはん、楽しみだなぁ。


「あ、私のことはミツキと呼んでください。ちゃん付けにはあまり慣れていないので。」



「そう?じゃあ。よろしくね、ミツキ。私はカナよ。」



「よろしくお願いします。カナさん。自国のものですが、一応料理もできますから、手伝えることがあったら遠慮なく何でも言ってください。」



「それは助かるわ。じゃあ、シカの解体の手伝いをお願いね。」



「え、、、。

 すみません。シカの解体はしたことないので、お役に立てるかわかりません。」

(そう、だよね。この世界じゃ加工肉がパックされてたりしないよね。自分で、やるよね・・・)



「そう。まあ、下処理はレイが済ませてくれてるし、あとは捌くだけよ。とりあえず今は見ててくれればいいわ。」



「はい・・」



 ~~~~~~~~~~



「これで、今日のご飯の準備は終わりね。ありがとうミツキ。お疲れさま。あとは呼びに行くまで部屋でゆっくりしてるといいわ。」



「お疲れ様です。そうさせていただきます。」


 現代っ子にはちょっとショッキングなクッキングだった。

 解体は町の皆でやって、狩ってきたレイ(と一応私)の家が最初に好きな部位を取った。あとは山分けって感じだった。皮や骨、別に持ち帰った内臓も余さず使うらしい。


 でも、これが普通なんだよね。

 現代の命を奪うことから遠ざけられた生活は、とんでもなく贅沢なものだったんだ。

 こんな形で命と向き合うなんて、思いもしなかったなぁ。


 私は、レイたちが戻ってくるまで横になって休み、カナさんの呼び声に少し憂鬱な気分で応えて、晩ごはんを食べに降りた。



 ちなみに、晩ご飯はとても、とても美味しかった。



 そんな、レイの家族との晩ご飯を済ませた家族の団らんの時間に、少しだけこの世界について聞いてみたりした。


 「そっかぁ。ミツキちゃんはそんな遠くから来たのか。大変だったなあ。」


 レイのお父さんは大柄だけどすごく優しそうだ。どこかレイに似ている。さっきやたらレイの背中を叩いてた快活なおっちゃんだ。

 狼の獣人で毛の色は紺。レイよりもごわごわした感じの毛並みだ。



 「はい。だから、色々と分からない事が多くて。よかったら、教えていただけませんか?」



 「そうねぇ。何から話したらいいかしら。

 まず、ここは獣人の国『セリアン』の東の森に面した田舎町で、私たちは主に狩りや採集、護衛なんかで暮らしを立ててるの。獣人には耳や鼻が良く身体能力に(ひい)でた人が多いから、そういった職業に向いてるのよ。」


 そう説明してくれるのはレイのお母さん、カナさんだ。しっかり者のおかみさん、といった感じ。犬の獣人らしく、毛の色は黒に近い藍色で毛先が白い。髪も尻尾も長くさらさらとしている。



 「ここはセリアンの東の領のさらに端っこの町で、東の森を抜けるとエルフの国があるわ。

 彼らは自然を扱う魔法が得意で、自然を愛し守っている種族なのよ。

 だからエルフの国近くの森では、エルフと会うことも多いの。

 ミツキも魔法が得意なのよね。今度狩りに行くときは私と一緒に行きましょうよ。」



 「ぜひお願いします!」


 誘ってくれたのはレイのお姉さん、レナさんだ。少し気が強いけど、色々と気を遣ってくれる優しいお姉さんだ。彼女も犬の獣人のようで、お母さんによく似たすらっとした美人さんだ。きれいな藍色の毛で、流れるように長く美しい毛並み。ぜひとも触りたい。



 「僕は、ミツキお姉ちゃんみたいに強い魔法はあまり得意じゃないけど、サーチとか保存とかの繊細な魔法は得意なんだ。

 今度僕と一緒に薬草取りにいこうよ。ミツキお姉ちゃんの魔法も見てみたいんだ!」



 「うん、よろしくね!私もカイ君の魔法見てみたいな。」



 目をキラキラさせてそういってくるのは、レイの弟君、カイ君。好奇心旺盛なザ・弟って感じの男の子だ。狼の獣人で明るめの紺色の毛に、毛先に白い毛が混じっている。触ったらフワフワしていそうだ。抱きしめたい。


 しかしサーチに保存の魔法か。ぜひ教えてもらいたい。


 「僕たち一家は、狩りや採集を主に生計を立てているんです。父さんは昔、狩りの天才って言われていたんですよ。」



 「今でも(なま)っちゃいねえぞ、レイ。今日の1.5倍の大きさの獲物だって余裕だ。がはは。」


 飲んで少し赤くなったライさんが、またレイの背中をバシバシ叩いている。でもレイも別に嫌じゃなさそうなんだよね。ちょっと痛そうだけど。


 「さすがはレイのお父さん。

 そういえば今日の狩りの時、レイが一瞬で獲物の前に移動して、獲物を抑えててくれたんですよ。あの速さとパワーは本当に凄かったなぁ。」


 ミツキが大きく身振り手振りを交えて説明する。


 「そうか、そりゃ負けてらんねえな。」


 レイのお父さんは嬉しそうにそういって、レイの背中をバシバシ叩く。




 そうして、初めての家族の団らんに、楽しい時間が流れていく。

 やっぱりいいね、家族って。私まで幸せな気持ちになる。


 私を見つけてくれたレイには感謝しないとね。





 さて、なんとなくこの町のこともわかったし、レイの家族もみんな楽しそうだし。

 しばらくはここでモフモフを堪能させていただくことにしよう。

 お姉さんも弟君も魅力的だったし、何より子供たちが、、、ぐふふふ。


 結構長く、ここでお世話になりそうだ。





ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

少しでも面白いと思っていただけたら幸いです。

その際はぜひ、感想やコメント、評価、ブックマーク等よろしくお願いします。

皆様からの反応があると、作者が非常に喜びます。



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