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詩集

この世の道は

作者: しのぶ

刀杖…刀剣の類い、また、刀で傷つけたり杖で打ったりすること。


弓箭…弓と矢。武士。弓矢で戦うこと。

この世の道は修羅の道

渇き求める流血に

斬り倒しては倒されを

重ねて来しやこの日まで


(かみ)より(しも)に至るまで

刀と杖をとりさばき

苦しむ者を追い込んで

食い合うことを重ねしや


この世の内にあるからは

弓箭(きゅうせん)断つは(かた)けれど

好んで武器を手に取りて

加わるべきやこの道に


かつてこの世に生まれ出で

隠れて失せし人々の

重ね加えし罪業に

加えるべきや我もまた


かつてこの世で刀杖(とうじょう)

かかり倒れし人々の

鬼哭(きこく)の谷を踏み越えて

(かばね)をさらに積むべきや

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― 新着の感想 ―
[良い点] かっこいい感じがして良かったです。 世界観がしっかりと確立されているところが、素晴らしいと思います。
[良い点] 教えの書みたいでめっちゃ好きです。ちょっと厨二っぽいのも好きです
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