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91話目

「「「「「「「「「「アーサー様♪」」」」」」」」」



扉からアーサーが入ると、中の男たちは光悦な表情を浮かべて

アーサーを見てくるのであった・・・


そこらかしこに裸で、さらには手足はしっかりと縛られている男たち・・・


ま、まさか・・・


私は生唾を飲み込みながら、辺りを見回すのだけど、

私の目に飛び込んでくるのは・・・



黒い衣装!!



黒い刀身!!



黒い頭巾!!



間違いないわ!!


王家直属の暗殺部隊のメンバーよ・・・



そのことを悟った瞬間、罵声の言葉出そうになったのだが、

それはぐっとこらえる!


だって、ここで罵声を浴びせようものなら、

私が彼らと知り合いであることを暴露するようなものである!

そんな間抜けなことをするわけないじゃない!!


だけど・・・


そんな私を見透かしたようにアーサーが、



「どうやらフエゴ領の貴族を襲った賊を無事にとらえたようです。」


「・・・それはよかったですわね。

 私も安心して過ごすことができますわ。」


「ええ、ご安心ください。

 もしジョセフィーヌ王女様に何かありましたら、

 わがフエゴ侯爵家が吹き飛んでしまいますので。」


「・・・あなたほど優秀な方が跡取りなら、

 きっとそんなことにはならないと思いますけど。」


「ええ、そう思っております。」


・・・まったく謙遜なんて言葉が当てはまらないアーサーの言葉に

ちょっとムッとしてしまうが、それを表面に出してしまっては品格を疑われてしまう。

だから、絶対に出さないけど・・・



「そういえば、面白いことをこの者たちは言っていたのですよ。」


そういって、またそこでぐったりとしながらも

光悦な表情を浮かべている男たちへと視線を

また戻すアーサー・・・


さっきから気になっていたのよね・・・


どうしてこの男たちはこんなに光悦な表情を浮かべているのかしら?


そう思って、再度私も男たちへと視線を向けるのだけど・・・


そこには・・・


衣装や刀身だけが転がっているわけではなかった・・・



・・・縄?


まあ、この男たちの手足を縛っているのだから、

余った縄がそこらへんに転がっていても仕方がないわね・・・



・・・ろうそく?


・・・なんで?


さらには謎のものがいくつも転がっているのだ!!



轡!!


・・・舌でもかまないようにしていたのかしら?


それともうるさかったのかしら?



・・・今、暗殺者たちが目をハートにしているのが気になるけど・・・


こうなっているのではいらなかったのではなくて?



・・・


それに・・・・


鞭!!


さらには・・・


目隠し!!


まったくいい想像ができないわよ!!


っていうか、さっきからこいつらの態度を見ていたら、

嫌な予感しかしないわよ!!


私はアーサーのほうへと視線を向けるのだけど、

そんな私の視線を感じたのか、こちらを見ると

また私に対してほほ笑んでくるのであった・・・



「・・・どうするつもりよ?」


「・・・どうするつもりとは?」


本当に私の言葉の意味が分からないような顔をするけど、

絶対にこいつはわかっていっている!!


この捕まえた連中をどうするのかを私が訪ねていることを!


生きて捕まえているのだから、きっと・・・


ごくりと息を飲み込むながら、アーサーの続きの言葉を待っている。

私の緊張感がアーサーに伝わったのであろう。



「何をそんなに緊張されているのですか?」


心配するような顔でこちらを覗いてくるのだけど、

無性に腹がってくる!!


こいつの性格の悪さ・・・


本当に嫌なんだけど!!


ネチネチしてさ!!


本当に男か?こいつの性格は!?


男ならまっすぐに言ってきなよ!!


クワっとアーサーをにらむと、その私の睨みにすら笑みを浮かべるアーサー・・・


すべてを理解してのこの行動・・・


どこまで性格がゆがんでいるのだろうか・・・


そんなことを考えながら、すでに自分がまな板の上の鯉状態であることを悟り、

アーサーの次の発言と行動を見守る・・・


そして最悪な結論に私は達していたのだけど、

その最悪な結論が披露されるのであった!!


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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