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264話目

「・・・ということが、報告内容です。」


サーターから告げられた言葉に、



「そ、そっか・・・。」


それ以上の言葉は出なかった。

誰か・・・教えてくれないか?正解の言葉を・・・



「娘の方は無事に商人の元に?」


「・・・・・・・・・・・・はい・・・。」


・・・その長い間はどういうことだろうか?


いや、想像がつくから聞くのはやめておこう。

命があれば今回は良しとしよう。



「ルイス様・・・私・・・今回頑張りましたわ。」


そう言って、くねくねとしながら

俺からねぎらいの言葉を言われるのを待っているのだろうけど・・・


まずは・・・


身体を洗ってきたらどうだろうか?


それと服ももちろん着替えてくれた方がいいかな。


真っ赤に染まった服と髪。

それに血と臓腑の混じった臭いがものすごい立ち込めているんですけど!!!


そんな俺の思いは全く届いていないようで

今か今かと俺の言葉を待つアイリーン・・・



「・・・ありがとう・・・。」


何とか言葉をひねり出して一言いうのが精いっぱいであったが、

その言葉は・・・



「それだけですかぁ~・・・

 私・・・頑張ったのですけど・・・

 もっと情熱的な言葉を聞かせてほしいです・・・。」


そう言いながら、キャッというと顔を両手で隠しながら

こちらをチラチラと見て来るのであった。


・・・どうしよう・・・今すぐソウルイーターを使いたい衝動にかられるんだけど・・・


査問官でなければ間違いなく使っているし!!


街の救世主?


・・・くそ・・・今だけは・・・今だけは我慢だ・・・


そんな我慢を必死にしている中で、

何やらサーターがアイリーンの傍へと行くと、

ゴソゴソと何かを伝える。


するとゴリラ・・・間違えた、アイリーンは、

顔を真っ赤にしたかと思ったら、

マスマスくねくねするのである。



「・・・もう!ルイス様ったら!」


上機嫌になっているようだけど・・・


ただただ気持ちが悪いだけだから・・・


ちなみに先ほどから何を言葉を発していないイリスと言えば、

こちらを温かい目で見守るのであった・・・


そんな時だった、

何やら外があわただしくなっており、

バタバタとこちらに近づいてくる者がいた。



「サーター様!!」


慌てて執務室に入ってきた一人の使用人は

執務室に入るや否やキョロキョロして

サーターを見つけたと思ったら、叫び近づいて行く。



「どうしました?」


それにサーターが落ち着かせながら

使用人から話を聞こうとするのだが・・・



「くっさいなぁ~!!」


そう言いながら鼻をつまんで入ってくる一人の男、

さらにはその男に従うように何人かの男たちが

部屋の中へと入ってくるのであった。



「・・・だれ?」


じっと部屋に入ってきた男たちを見つめるのだが

あんな男たちはうちの屋敷にはいない。


領民ではない!っとは断定はできない。

だって、最近増えすぎて俺のキャパは越えているしな~。


その嫌味なほど着飾った男たちは

執務室に入るなり一瞥して鼻でこちらを笑う。



「・・・サーター。」


それに対して、俺は・・・サーターに始末をするように指示をする。


なんで俺が鼻で笑わなければならないんだよ!!!


これでもドラゴンスレイヤーだぞ!!!


天下にその名をとどろかすルイス・フォン・バリティッシュ様だぞ!!!


だいたいわかるわ!


お前ら貴族だろ!


そんな気色の悪いきんぴらな服を着飾っている男たちなんて

貴族以外いないからなぁ!!!


・・・俺の服装?


今日はシンプルに金色の刺繍の入ったシャツを着ている。

下のズボンはこちらもシンプルに黒のパンツに

金色の刺繍が入ったモノを穿いている。


いやぁ~、最近の王都での貴族の流行は

金色の刺繍を入れた絢爛豪華な服が流行っていると

聞いて、俺もそれを入手したんだよぉ~♪


もっと近くで見てくれ!!


なに?


目がちかちかする?


それがいいんだよぉ!!!


周りの人間を・・・俺もだけど・・・ちょっとチラチラして

見難くするのが流行らしい!!


ふふふ・・・俺も貴族の仲間入りだな♪


・・・え?あいつらと俺の服装の違い?


・・・着ている人間が違うだけで、こんなに鼻につくとはな・・・

気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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