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領主(クズ) の結末 ・・・ そんなのバッドエンドに決まってるだろうがー!!!  作者: Taさん
間章Ⅲ ~王国一の鍛冶職人アレックス・ロドリゴの栄光への道?~
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215話目

更新遅れてすいませんm(_ _)m

仕事の都合で・・・四苦八苦!してます(涙)

「・・・いやいや違う!!名前当てクイズをしていたわけじゃない!!!」


「あれ?違ったのか?」


「当たり前だ!!!

 俺は亡命しようとしてるんだ!!」


「だから、俺たちが助けに来たんじゃねえか。」


「だが!お前たちは合言葉を知らないんだろう!?」


「そんなの聞いてねえよ!!

 だいたい誰が合言葉って言いだしたんだ?

 サーターも何も言ってこなかったしよぉ~。」


スカイは後ろに控えていたポテト、オルアシに尋ねると

二人ともがうなづく。



「だいたい名前があってたじゃねえかよ。なあ、A・ロッド!」


「何だその略し方は!?俺は誰からもそんな風に言われたことないぞ!!」


「じゃあ、これからお前はA・ロッドだ!」


親指を立ててグッドのポーズをしてくるのだけど、

全然納得いかない!!

っていうか、本当にこいつらが俺の救助に来たというのだろうか・・・


不安が頭を横切っているところで、



「ふぅ~む・・・まあ、バリティッシュ領まで一緒に行くか?

 そんでもって、サーターや領主に聞いてみたらいい。

 そしたらA・ロッド、お前も納得するよな?」


「・・・いや、まあそうだが・・・。」


ここでスカイがバリティッシュ領と言ってきたことで、

やっぱりこいつらが俺たちを救出しに来たメンバーだと思うのだが・・・


目的地はバリティッシュ領、さらには俺の名前も・・・若干間違っていたが、

それでも職業も俺に合致していたからきっとあっていると思うのだけど・・・


そこまで来ているのにどうして合言葉を知らないんだろうか・・・


その点があっていまいち信用できないでいた俺だったのだが、



「・・・何をしているんですか?」


急に背後から声が聞こえてきて、

思わず俺は慄いてしまう!



「よ!マリー!遅かったな。」


スカイが驚いた様子もなく、俺の背後へと声をかける。


俺はすぐに後ろを向くのだが・・・暗闇しか見えずに、

どこにマリーと言われる人物がいるかわからなかった。



「というか、どうして逃げてないんですか?

 馬車を目の前にして止まる理由などないでしょう?」


その声は今度は俺の背後から聞こえてきたのである!!!



「は!?」


俺はすぐに後ろを振り返るのだが・・・


俺の視界に入るのはスカイ・ポテト・オルアシの3人が視界に入るが、

声の主の姿が俺の視界には入ってこない。



「ど、どういうことだ!?」


慌てふためいている俺を見て、スカイはため息をつきながら、



「おちょくるのはそれくらいにしたらどうだ?」


そんなことを言い出すのである!



「お、おちょっくてなんかいないぞ!!」


俺は何を言われているのかわからずにいたのだが、



「・・・そうですね、時間もないですしね。」


また俺の背後から声が聞こえてくる!?

何がいったい起きてんだ!!!


俺は勢いよく声が聞こえた背後へと顔を向けると・・・



グキィ!!!


「・・・グフ。」


俺の首に激痛が走る!



「・・・マリ・・・やっていいことと悪いことがあるだろうに・・・。」


「緊張しているばかりでは、

 気も張りすぎて最後まで持たない。

 だから、少しおちゃめな一面があったほうがいいと思います。」


「だからと言って・・・、

 このA・ロッドが振り向こうとした瞬間に、

 その勢いに合わせて杖でカウンターを見事に合わせてんじゃねえよ!!

 お前・・・体だけがお前の方を向いて、

 首から上がこっちを向いたままになってんだぞ!?

 下手したら死ぬぞそれ!!」


「その時は・・・スカイが救助に失敗したといいますから大丈夫です。」


「俺が大丈夫じゃねえよ!!!

 なんで俺のせいにしてんだよぉ!!!

 俺はきっちり仕事を全うしていたからな!!

 そもそもお前が殺してんじゃねえかよ!!!」


「私は・・・呼んだだけです。

 なのに、ちゃんと救助していなかったスカイが悪い。」


「いやいや、お前だ!マリ!!」


「いいえ!あなたです!!スカイ!!」


二人の目線にの間で火花が飛び交っているのを

感じてしまうのだが・・・・


底冷えするほどの寒気がするのだけど・・・


それよりも・・・



「俺は死んでねえ!!!!」


思いっきり立ち上がって宣言する!



「俺を勝手に殺したことにして、

 しかもその責任を擦り付けあってんじゃねえよ!!

 ・・・まあ、危うく死にかけたのは事実だが・・・

 まだ死んでねからな!!!」


俺は二人に宣言すると、



「・・・ほら、スカイ謝って。」


「「おまえがな!!!」」


俺とスカイは息ぴったりにマリに言い放つであった。


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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