表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
領主(クズ) の結末 ・・・ そんなのバッドエンドに決まってるだろうがー!!!  作者: Taさん
間章Ⅲ ~王国一の鍛冶職人アレックス・ロドリゴの栄光への道?~
204/266

203話目

「・・・え?」


「うん?ああ、今の独り言ですわ。

 ただ、素晴らしい剣ですわ。

 そう述べただけですわ、気にしないでください。」


俺はありがとうございますと言いながら頭を下げるのだが、

その時に



“あの方が欲しいと言われるのも・・・その通りですわね”


・・・何も俺は聞かなかった・・・


ただ、この時、これだけでは終わることもなく、

ジョセフィーヌ王女様が妻の方を向いて、



「それとですが、あなたを私の侍女長にしますわ。」


「え?」


「こちらは母からの承諾書になっておりますから、

 すぐにでも私付きとして移籍の準備をしてください。」


なんと妻をジョセフィーヌ王女様の侍女長にすると言い出したのであった!?


娘たちに加えて妻も!?


いったいどうして!?


目を見開いて、俺が驚いているのを気づいていないように

席を立つと、妻に付いてきてくださいと言って、

二人がそばを去っていくのであった・・・


・・・どうしてこうなったのだろうか・・・


と思ったのだが、ある意味いいことである。


今、ジョセフィーヌ王女様付きで娘もいる。

そこにいるのであれば、母子で一緒に仕事ができるということだ。


これは・・・よかった・・・のだろうか?


一抹の不安を感じながらも、俺はその日は帰宅した。


それから数日が経過したところで、

王城から一通の招待状が届いた。



「師匠!招待状が届きましたぜ~!」


そういって俺の元に届けてくれると、



「いいっすね!美味しいものが食べれるんでしょう!!

 タダ飯・・・食べたいですわ!!」


「・・・お前が代わりに行ってもいいんだぜ?」


「遠慮しときまーす!忙しっすわ!」


軽い弟子がそんな調子で立ち去っていくのを見送り、

俺は招待状を開ける。



「いったい今度は何だってんだよな・・・。」


開けた中から出てきたのは・・・


式典の案内でカリグラに剣を贈与するとの内容であった。



「はぁ・・・行きたくはないが、あれは最後の打った剣だ・・・。

 最後の晴れの舞台は見てやるのが筋ってもんだな。」


俺はその招待状に参加の返事を書いて返信する。


この選択が・・・間違っているとは全く思ってもいなかったぜ・・・




その日は雲一つない晴天に恵まれていた!


「おめでとうございます!

 さすがはカリグラ伯爵!

 天も今日の日を祝しているのでしょう!!」


主賓となるカリグラには大勢の取り巻きがいる。


伯爵になったことで、顔を売ろうとするものや

もともといた取り巻き達も派閥に人数が増えることを良しとしているようで

どんどんカリグラに紹介をしていた。



「相も変わらずだな・・・。」


口もうまければ、宮中政治もお手のものってところだろう。


あんなのが貴族の中心になるとか、恐ろしくして仕方がない。

自分たちしか見ずに、国民が苦しんでいても

あいつらには微塵も気にする必要はないんだろうな。


カリグラについて俺はあまり知らなかったのだが、

調べてみるとひどいものである。


伯爵位を持つ貴族であり、また領土を持つ貴族であった。

その領土は今ひどい飢饉にあっているとのことで、

流民が周りの領土に多数出ている。


そこで何か手を打つわけでもなく、



「ふん!愚民など勝手に湧いてくるのだからほおっておけ!」


そんなことを心配した役人に言い捨てたらしい・・・


まあ、あいつのいつもの行動であれば、

そんな言葉を言っても全くおかしくないな。



「しっかし、今日はなんで中庭でこんな催し物をするんだ?」


宮廷内ではなくて、今日の式典は外で開催だ。


宮廷内でも十分な広さはあると思うのだが・・・


そんなことを考えていると、王様が会場へと入ってきたのであった!

そのまま王様の挨拶と共に式典がスタートする。


長々としたお偉いさん方の挨拶に

思わず立ちながら寝てしまった・・・


何だって、あんなくそつまらないことを長々と話すんだ?


その後も長々と続く挨拶に思わずため息が出てしまう。


何時間続いたかはわからないが、

それでも一応式典は続いており、

遂にカリグラへの剣の贈与へとなったのであった!



「はぁ~、やっとかよ。」


何とか耐えて見れる最後の俺の剣の雄姿!

なんとも考え深いものだな・・・


俺は王様からカリグラへと渡される剣をジッと見つめていた。


デブのカリグラには明らかにそぐわない、外見をした剣だる・・・



「だから言ったのによ・・・。」


明らかに剣に負けているのである。


そんなことを思いながら見ていると次の発言にビックリする!



「それでは・・・カリグラに模擬戦を見せてもらうぞ。」


王様がとんでもないことを言い出した!?


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ