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領主(クズ) の結末 ・・・ そんなのバッドエンドに決まってるだろうがー!!!  作者: Taさん
間章Ⅲ ~王国一の鍛冶職人アレックス・ロドリゴの栄光への道?~
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192話目

「ハリス様、サーター様は第二執務室におられます。」


「ありがとうございます。」


丁寧に私に挨拶をしてくれたメイドに

お礼の言葉を述べて、私は教えてもらった第二執務室へと向かう。


・・・気持ちが折れそうになりながらも・・・


重い足取りのまま廊下を歩いていく。


・・・ああ・・・そろそろだ・・・


今日は誰が担当なのだろうか・・・


心の中で重いため息をつきながら歩いていると・・・



「・・・ああ!!!・・・いい!!!」


・・・喘ぎ声が聞こえてくた・・・


しかも・・・


野太いおっさんの声で・・・


まったくそんな声なんか聴きたくないのに!!!



・・・今日の拷問の担当は、アーサー様だろうな・・・


あの両刀使いのアーサー様だからこそ、

男の野太い声が聞こえてくるのだろう・・・


サーター様の第二執務室に行くには、

どうしてここを選んだのかはわからないが、

拷問部屋の前を通っていくしかない・・・。


・・・嫌じゃないのだろうか・・・


もちろん貴族の屋敷であり、

この土地の領主様の屋敷であるのだから

不審者も多く出没するし、拷問をしなければならない機会もあるだろう。


だから、屋敷の一部に拷問部屋があるというのは納得できる。

納得できるのだけど・・・


それをわざわざ普通の部屋を指定しなくてもいいのでは?


私の知っている拷問部屋は大体地下にあるか、

もしくはしっかりとした防音設備のある部屋が選ばれている。


バリティッシュ男爵様のお屋敷にも当然のように地下がある・・・


なら地下にしてはいかがでしょうか?


それが難しいのであれば、

せめて防音にしていただいてよろしいでしょうか?


ちなみに普通の部屋を拷問部屋にしているためか、

拷問の担当者によっては窓を開けて拷問をする人がいる。


だから・・・


町民から苦情が沸き上がっているのですけど!!!


それはそうでしょう!


部屋でくつろいでいるときに、



「止めてくれて!許してくれ!命だけは!命だけは!!」


必死に懇願する声が聞こえてきたり・・・



「ジョセフィーヌ王女様ぁ~♡」


絶頂に達した声が聞こえてきた入りする・・・


子供の教育にも悪いし、

何より私たちの心にも悪いので是非とも止めていただきたい。


苦情もあがっているし、

その件もまたご相談をさせていただけなければならないな。


そう思いながら、



「いい!!いい!!」


・・・何が“いい”というのだろうか・・・



「はぁ~~~♡」


さっきまでとは違う野太い声が聞こえてきた・・・


・・・もしかして3人でしている?


・・・うげぇ・・・


変な光景を想像してしまったじゃないか!!


3人でという、余計な情報が入ってきたばっかりに・・・


ああ・・・


早く声の聞こえない場所まで行きたい!!


足早に廊下を進んでいき、何とか目的の場所の前までたどり着いた。



「・・・長かった・・・というか、まだここでも聞こえるし・・・。」


早く中に入ってしまおう。

そしてすぐに所要を済ませて、家へと帰ろう。

そう決心をして、扉をノックする。



“コンコンコン”



「はい、どうぞ。」


サーター様の声と思わしき声が部屋の中から聞こえてきたので、

私は遠慮なく扉を開けて中へと入っていく。



「早速来ていただけて、よかったです。」


ニッコリと私に微笑みながらソファーへ座ることを促されたので、

私はその言葉に従ってソファーに腰かける。


サーター様も相対するソファーに腰を掛けると、



「どうですかハリス、町長にはなれましたか?」


「いえいえ、まだまだでございます。」


頭を掻きながらそう返事をする。


それもそのはずで、本当に数か月前は、

村長で200名くらいの村人をまとめていればよかったのに、

突然街に住民が現れたかと思ったら、

家々が立ち並んできて、今では万に届く勢いで定住している。


さらには定住待ちも、正直どれほどいるのか完全に把握できていない状況だ。


そんな急に人口も増えて、村の規模から街の規模へと変わったのだから

まだまだ何をするにも四苦八苦をしている状況だ。


っというか、いつ・・・私は町長になったのだろうか・・・


気がつけばサーター様から“ハリス町長”と呼ばれるようになっていたし・・・


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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