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180話目

母の話でしたね?


それで・・・母はいつも屈強な男とまさぐりあいをするために・・・


・・・もっとオブラートに包んだほうがいいですね・・・


出会い!


そう!出会いをして、鉱山などの状況をしることで

経済を知ることができるのです!


当然貴族の人間ですから

経済を素早くつかむことは重要です!


そのために川沿いにちょっと足をのばしていたのですが、

少しばかり情報収集が過ぎたようで、母に二つ名が付いたのです!



“あばずれ”



・・・最悪な二つ名だ・・・


ま、まあ二つ名が付くっていうことは

素晴らしいことだと思いますわ!


・・・たとえどんな言葉であったとしても・・・


私も“百年に一人の逸材”という名と共に



“国士無双の四系統大魔術師クアッドマジシャン


なる二つ名まで持っています。


・・・国士無双って男性に使われるんじゃなかったですかね?


ワシ・・・この言い方がダメ?


・・・じゃあ・・・


私なら、“絶対佳人”って言われるのではない?


ちなみにクアッドマジシャンっていうのは、

この世界には4大系統と言われている火、水、風、土があるのだけど、

大体の魔術師が使えるのはこのうちの一つ。


2つ使えるだけで天才と称される。


3つともなれば奇跡の人と称されている。


なので、私が4つ使えると・・・


まあ、これで私が百年に一人の逸材と言われる所以が分かったかしら?


ただ・・・


なんというか・・・


あと一系統使えたりもするのですけど・・・


・・・そう・・・


“闇”


これはダメ!絶対にダメ!!


これは公表してはダメな奴!!


闇属性の人間は基本的には迫害を受ける対象だし、

盗賊や暗殺者なんかが使うのよ!


だから、こんな美貌を持っている私が闇属性を持っているとしれたら

確実にイメージダウンにつながっちゃう!!


だから、私はひた隠しにしていた・・・


まあ、周りの人間でも闇属性だった場合には

必死で隠していると聞いているわ。


中には闇属性とは言え、魔術師になれるというのに

それなら一般人として暮らす!と言って、

魔術師ということすら口に出さずに一生を終えるとも聞いている。


・・・それほど?


使い勝手はいいのだけどね・・・


物理的な攻撃に加えて、

精神面での攻撃もできるなんて

ある意味素晴らしいのだけど・・・


闇・・・だからな・・・


闇・・・だしな・・・


いや、本当に・・・闇って・・・


かく言う私も闇属性はひた隠しにして、

学園を卒業させていただきました。


ほんとうであればクインテットという、

今まで聞いたこともない属性持ちであり、

歴史に名を刻むことができるところだったのに・・・


どうして光属性じゃなかったのよ!!


いや、ほかにもマイナーな雷属性とか、

霧属性とか、氷属性とかあったのに!!


あぁ~・・・本当にどうして闇属性だったのかしら・・・


ショック・・・


・・・まあ、仕方がないと思っているのよ・・・


血筋的に・・・闇属性だと思っていたわ・・・


父も闇属性の魔法を使うのが得意だし、

それで暗殺業・・・・


ちょっと人を選別するのに適した属性だから

今の仕事が天職なんだってのはわかる!


・・・確実に私もその血を引いているのはわかるは・・・


だって・・・


クアッドマジシャンとはいえ・・・


一番得意なのは・・・


闇属性の魔法ですもん!!


さすが私!血は争えないわ♪


・・・そんな血いらないしーーー!!


桁外れに闇属性の魔法は威力も使える魔法の幅も広いし・・・


まあ、そんな苦々しい思いに駆られるとは言え、

この闇属性の才能によって

サーター様にであることができたは確かだから・・・


ある意味感謝している!!


・・・少しは・・・


・・・いや、ほんのちょっと・・・


・・・指一本分・・・


・・・爪先くらいは・・・


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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