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169話目

「で、どうする!!!」


俺たちはルー王女とサラを連れて、王城へと戻らずに

サーターたちと合流をした。


・・・というか、俺たちが真実を知った時に、



「呼びました?」


と言って、どこからともなくサーターが現れたのであった!!!


っていうか、すでに自分の正体をこいつは隠す気もないな!!


・・・まあ、正体がわかっているわけではないけど、

闇魔法が使えるということを隠す気はないのだろうな。


・・・ていうか、バリティッシュ男爵様には・・・かもしれないけど・・・


絶対にバリティッシュ男爵様が呆然となってしまっているのを見てから

現れたに違いない・・・



「・・・呼んでないけど、いいタイミングで来てくれたと思っている・・・。」


「それはお役に立てるようで何よりです。」


そう言いながら、今は二人とともに宿屋の食堂へと移動していた。


・・・バリティッシュ男爵様・・・まあ、きれいに放置だけど・・・



「ちょっとあの領主様ばかがいると話が進まないので。」


とのことであった。



「それでその魔人の秘宝は今はどこに?」


「あれは、私たち3人を魔人に変えると壊れてしまい、

 砂のようになってどこかへと消えていきました。」


「なるほど・・・。」


ふ~むと言いながら考え込むサーター。


俺はとりあえずそんな恐ろしいものが

この世からなくなたということに安堵する。



「・・・なぜその三人なのでしょうか?」


ふと何を思い立ったかサーターが二人に尋ねると、

二人はすぐに、



「王に対して従わなかった3人だったからだと思います。」


そう返事を返し、うなづくのであった。



「どういうことですか?」


「大賢者サイ様は、王に反発しておりました。

 圧政をしく王に厳しく意見を言うのは、サイ様しかおりませんでした。」


「・・・。」


「それともう一人サイ様のお弟子の方もサイ様と同じ考えであったために

 目障りに思われていたようです・・・。」


「・・・あなたは?」


「・・・私も・・・うとまれておりました。

 ルー王女の侍女でしたので・・・。」


「・・・ごめんなさい・・・。」


サラの言葉にルー王女は謝ると、



「いえいえ、私はルー王女に仕えられて大変幸せなのです!

 あの・・・・カンナ様にお仕えするなんて・・・考えたくもありません。」


・・・そんなに毛嫌いされるほどカンナ殿は嫌われているのか?

と思ってしまったところで、



「・・・あなたの目は節穴ですからね・・・。」


そんな言葉をため息をつきながら、憐みのような眼で見てくるサーター・・・


・・・ちょっと失礼ではないだろうか?


俺の目が節穴だと?


・・・ちゃんと計算高い点は見抜けたし・・・


・・・メイドや兵士たちにちょっとひどい命令を下していたのも見たし・・・


・・・ああ・・・あれは見たからわかったのか・・・


うぅ~む・・・


そのあとのバリティッシュ男爵様からの求愛を

俺を巻き込んで回避していたし・・・


・・・俺の目は節穴だな・・・


最初に会った時にはこれほどの美女が!?

っと思っていたし、その道中での華奢なイメージから

俺が守らなくてはと思っていたけど。


実際に時間が経つにつれて理解していった・・・



「魔人を討伐してきなさい!」


そう命令を下すカンナ殿・・・


魔人を討伐なんて命を捨てて来いと言っているようなものなのに・・・



「私にこんな食事を食べさせようと?」


と、兵士たちに吐き捨てるカンナ殿・・・


魔人に襲われて、崩壊した王城で何とか食料を用意した兵士たちに

そんな言葉を掛けるとは・・・


俺たちがいないところで言っているのが

たまたま俺が見かけたことで発見した。


というか、俺たちにはそれを食べさせてもいいと思っているのか?


“私に”


って断言していたからな・・・



「・・・そろそろ昔を思い出してトリップから戻ってきていただけませんか?」


そうサーターに言われてハッとする!



「ああ、すまない。」


「それでは話を戻しますね。

 魔人にされたということですが・・・素直に魔人にされたのですか?」


「いえ・・・私たちは王の命令である部屋に呼ばれていたのです。」


「・・・なるほど・・・そこで?」


「はい、そこでカンナ殿がおり、用意されていた飲み物を飲んだのですが、

 そこで私たち三人は毒を盛られて、体の自由を奪われて・・・。」


「その間に使われたと?」


「・・・はい・・・。」


「しかしなぜ眠らせる毒にしなかったのでしょうかね?」


「・・・それは意識を失ってしまうと・・・

 私たちの苦しんでいる顔や叫び声が聞こえないので・・・。

 私たちが苦しんでいる中、喜々として

 王と王妃、カンナ殿が見ておられました・・・。」


・・・ああ・・・


本当に俺は人を見る目がないな・・・


そんなサディストをか弱くて守ってやらないとダメだと思っていたんなんて・・・




気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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