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125話目

「ちょっと仕切り直しですね。」


そう言って、また森の奥へと消えていったと思ったら、

手にはまた別の暗殺者を掴んで戻ってくるサーター・・・


・・・あの奥にでも縛り付けているのだろうか?


・・・いいや!きっと縛り付けているに違いない!!



「じゃあ、気を取り直して、行きましょうか。」


何事もなかったかのように仕切り直して次の暗殺者を解き放つ。

ただ・・・



「先ほどのを見ていましたよね?」


そう言って、にっこりとほほ笑むサーターに、

ものすごい勢いで首を縦に振る暗殺者。


そして今度の暗殺者はちゃんと・・・おかしなことを言っているような気もするが・・・

ちゃんと3バカと対立するのである。


先ほどの光景を見せられて、ちょっとやる気がそがれていたようだったが、

すぐにまた気を入れなおしたようで、



「行くぞお前たち!!」


「おう!」


「・・・。」


ちゃんと気合を入れなおす3バカ。


・・・最後のは、さっきからリーダーらしき男の言葉を

一切無視しているのはいいのだろうか・・・



「最初から全力だ!!行くぞ俺たちの必殺技だ!!」


そうスカイが叫ぶといきなり一列に並びだす3バカ!!


そして!!!


全員が“すり足”で相手に近づいていくのである!!!


なんでそこですり足なんだよ!!


っていうか・・・


すり足で早いのってどういうことだ!?


俺の目の前では奇妙な光景が広がっていた。


そう!すり足で3バカは近づいていくのである!


しかも早い!

普通に走って近づいているようなスピードである!!



「行くぞ!!俺たちの・・・。」


スカイがそう叫びながら、



「ジェット!!」


そして、その言葉を聞いた弟であるポテトが、



「気流!!」


この流れで言えば三男のオルアシが・・・



「・・・!!」


しゃべらんのかい!!!


思わずツッコミを入れてしまう。


っというか、あきれてしまうのだが、

それでも3バカの連続波状攻撃はすさまじいモノであった。


連携のとれた攻撃であり、暗殺者があっという間に亡き者にされていた・・・



「どうだ!!見たか!俺たちの連携技、ジェット!!」


「気流!!」


「・・・!!」


・・・見事なまでの締めのポーズをとる3バカ・・・


っていうか、オルアシはポーズは取るんだな・・・


技名を叫んだりはしないのだけど・・・



「・・・かっこいい・・・。」


そう呟くバリティッシュ男爵様・・・


・・・どこがだろうか・・・



「さてと、まずは茶番が終わりましたので・・・。」


そう言ってサーターが締めようとすると、



「「茶番!?」」「・・・!?」


3バカが抗議に至るのだが、



「・・・無言で抗議をするのは止めてください。

 私はそこの2バカと違ってあなたの意志何てわからないのですから。」


そう言いながら、手を振って犬を払うようにするサーター。



「くぅ・・・。」


「いつか必ず・・・。」


「・・・。」


そう言って、恨み節を述べる3人に対して、



「ジョセフィーヌ王女様・・・。」


その言葉を出したとたんに、ビクッとした3バカは、

怯えだして辺りを見回りだすのであった。


そう言った当の本人のサーターは、マリに対して、



「もし何かあったらいけないので魔法の言葉を教えてあげます。」


「?魔法の言葉ですか?」


「ええ、あの3バカと1バカがうっとうしくなったら、

 “ジョセフィーヌ王女様”といえば、あんなふうになりますからね。」


「・・・はぁ・・・。」


なんとも信じられないような顔をするマリ。


まあ、そうだろうな・・・


だって、魔法の言葉といっても

ただ王女の名前を言っているだけなのだから、

それでどうしてあの1バカ+3バカが

おびえているのかわからないのだろう・・・



・・・というか・・・


ジョセフィーヌ王女様は・・・


あの3バカにも手を出したということなのだろうか?


・・・“悪食”の異名はどうやら本当のようだな・・・


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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