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魔術と猫と少年と  作者: するめもち
2/13

夕暮れの部屋にて~真琴side~

私は魔術師です。

”他人にはあまり言うな”というお師匠様の言いつけを守り私のことを知っている人はごくわずかです。

私は普通の学校に通い、普通に友達と仲良くご飯を食べたり放課後に遊びに行ったりしているです。

魔術師ぽくないって言われようが知りませんです。

そもそも魔術師と名乗っていいことはありませんです。

お師匠様が例外なだけです。みんな魔術師と知ったら私から離れていきます。

……といっても私の魔術はそんな周囲の目なんてどうとできるですが……

正直面倒なのでしたくありませんです。なら、最初から魔術師とは知られないようにした方がいいに決まっていますです。


「おぃ、筧!」


おっと。先生が私を読んだです。

補講中にぼ~っとするのはよくないですね。反省反省。


「あ、はいです。すみません、なんですか?」


「”なんですか?”じゃねぇよ。携帯なってるぞ。それもここ数分間ずっと」


なんと。確かに私の携帯です。数分間もなってたのに気づかなかったなんて、私はどれだけぼ~っとしてたですか。


「ずっと鳴り続けてるしな。とっとと出て来い。それくらい待ってやる」


「はいです。ありがとうございます」


先生は手のひらをひらひらと振っている。早くしろってことですね。

ふつうは怒るところだと思うんですが……

こういうところが生徒に人気の出る理由ですね。いい先生です。

とりあえず感心する前に電話に出ましょう。相手は誰でしょうか?


「あれ?怜奈ちゃんです。あの人はこの時間仕事中じゃなかったですかね?」


怜奈ちゃんは私のことを知っている数少ない人の一人です。

キャリアウーマンなのですが、本人がちゃんづけで呼べというのでチャン付で呼んでるです。

正直年上をちゃん付けで呼ぶのは抵抗があるのですが……なれればなんてことはないです。


「それも1回どころじゃなく何回もかかってきてるです……」


嫌な予感がしますです。用件を聞いてみないことにははっきりしたことは言えないですが……

あ、また怜奈ちゃんから電話です。


「あ~もしも……」


「やっと出やがったな!! 今どこにいやがる!?」


おっと……思ったより切羽詰まってますね……


「えっと…今学校で補講を受けていますが……」


これは嫌なパターンですね。いくら何でも丸わかりです。


「学校って言ったな!! なら今すぐ屋上に来い!!」


「いや、今補講中って……」


「先生と連絡が取れないんだよ!!」


連絡が取れなくなったからって大げさな……


「事情は後!! 今すぐ来い!!」


プツンと電話がきれたです。


「何なんですかね……」


突然切れた電話を手に立ち尽くしてしまいましたです。

嫌な予感はするので屋上に向かうことにしますです。

とりあえず、先生にはごめんなさいをしないとです。教室には頬杖をついた先生がいましたです。


「電話終わったか?」


「はぃ……それで先生?」


「あ~はいはい。とっとと行ってこい」


「え?」


「どうせ、”用事ができたから行っていいですか?”って感じだろ」


どうやら先生はエスパーだったようです。


「そうですけど……いいんですか?」


「いいって言ってんだろ。 補講はちゃんと受けたことにしといてやるから」


「ありがとうございますです!」


ホントにいい人です

……でもこんないい加減な感じで教師としてやってけるのですか?


「そう思うならオレの担当で補講なんてやらせないでくれ」


「先生はホントにエスパーなんじゃないですか?」


「お前は本当に失礼な奴だな」


先生はにやけ顔です。何を考えてるんですかね?

なにはともあれ、怜奈ちゃんはもうついてるはずです。早く屋上に行くです。




私は屋上に全力疾走しましたです。教室から3分は経ってないはずです。

屋上の扉を勢いよく開けるとそこにはやはり怜奈ちゃんがいましたです。


「怜奈ちゃん!!」


怜奈ちゃん……スーツのままです。

でも、なんでそのスーツに血がこべりついてるですか?

これはホントにヤバい奴です。何があったか問い詰めないとです。


「ちっ!!」


怜奈ちゃんの舌打ちと同時に目の前から怜奈ちゃんが消えましたです。

消えたと思った瞬間に、怜奈ちゃんのいたところに大きな穴が開きましたです。

何ですか!? 何が起きてるですか!?


「とりあえず、落ち着け」


怜奈ちゃんが私に言いますです。

原因は怜奈ちゃんだというのに!!


「って、ここは……」


どうやら、私は怜奈ちゃんの魔術で別の場所に移動したみたいです。


「あぁ、先生の住んでいるマンションの屋上だ」

「お前は今すぐ先生の無事を確認してこい」


そうでした。怜奈ちゃんに聞かないと。


「その前に何があったか教えてほしいです!!」

「さっきの屋上で攻撃してきたのって魔術師ですよね? 怜奈ちゃん何をやらかしたですか!!」


「何ナチュラルに私が何かしでかした風に語ってるんだ……」


え?違うんですか?

てっきり何かを破壊したとか、誰かをぼっこぼこにしたかと思ったのですが……


「敵の数は不明。目的はどうやら先生だ」


なんですと!?


「何で先生が!?」


「最近よく聞く”魔術師狩り”だそうだ。さっき一人ボコして確認したから間違いない」


やっぱりボコしたんですね……


「とりあえず、私はあいつらの相手をしておくから早く先生の所へ行け」

「無事であろうとなかろうと私に連絡しろ」


「お師匠様なら絶対に大丈夫です!!」

「お師匠様は最強なんです!! よくわからないチンピラなんかに負けないです!!」

「いい加減なことを言わないでくださいです!!」


いくら怜奈ちゃんでも許していい冗談じゃないです!

それを証明するためにも早くお師匠様のところに行くです。

怜奈ちゃんは頷いてかばんを私に渡しましたです。


「一応、これを渡しておく。 万一敵と遭遇したら迷わず()れ」


かばんの中身は軍用ナイフと銀色の拳銃が一丁入っていましたです。

一応、何度か拳銃を撃ったことはあるですが、まともに当たったことがないです……

護身用というならナイフのほうですね……


「そもそも私が持ってても無駄ですよね……」


ナイフの距離に入ったらナイフを当てるより魔術を当てた方が早いと思うです。

あくまで私の場合ですが。怜奈ちゃんであればどの距離であろうと拳銃一択ですね。

怜奈ちゃんは元軍人です。しかも”戦争を終わらせた英雄”と呼ばれていたらしいです。


「確かにな」


怜奈ちゃんも笑っています。


「とりあえず、頼んだぞ」


そういうと、また怜奈ちゃんが消えましたです。

敵さんもご愁傷さまです……怜奈ちゃんと喧嘩したかったら軍隊を引き連れてくるかお師匠様を連れてくるかしかないと思うですが……


さて。それはともかく早くお師匠様のところへ行かないと……



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「おぃ……答えろよ……なぁ…お袋!!」


お師匠様の部屋で誰か叫んでるです……

鍵も開いてるです。

明らかに緊急事態ですし勝手にお邪魔させてもらいますです。


そこには、二人が倒れていましたです。

二人とも血まみれで……遠目で見てもわかりますです。

お師匠様と……顔がよく見えないのでよくわかりませんがもう一人はお師匠様の旦那様でしょうか?

二人が血まみれで倒れているです……

そして、部屋には一人……


「なんで……なんでこんなことになってんだよ!」


「まぁ、状況を見るに世間は貴方が殺したと思いますですよ」


コイツが犯人ですか……コイツがお師匠様を………

あんなにかっこよくて強くて私のあこがれだったお師匠様を……


「!!?」


いえ、怒りのままに行動してはダメです。

いますぐこいつを殺したいですがいったん落ち着くです。それは怜奈ちゃんの役目です。

私は武闘派じゃないです。私の魔術も戦闘向きじゃないですしね。

一応、悟られないように私の姿は見せない方がいいですね。


「おっと。振り返らない方がいいですよ」


手に持っていた軍用ナイフを首筋に当てておくです。


「…なんのつもりか知らないが、オレを脅してどうする…」


よかったです……

とりあえず接触後即戦闘ということにはならないみたいです。


「どうもしないですよ」

「ただ仕事柄あまりこちらの顔を見られるわけにはいかないのです」

「わかったら大人しくしてくださいです」


「……わかった」


「物分かりが良くて助かりますです」


さて。これからどうしましょうか。

男の人が襲い掛かってきたらどうしようもないです。

とりあえず、ナイフから拳銃に持ち替えておきますです。


「なぁ……一つ聞いていいか?」


話しかけてきましたです。

今それどころじゃないです……


「仕事中に部外者と話してるのはあまりよくないんですけどね…」

「いいですよ。なんですか?」


面倒ですけど、話しているうちに何かボロを出すかもしれないです。

下手に暴れられても困りますですし、お話くらいしてあげますです。


「お袋を殺したのはお前か?」


おおぅ……マジですか……

この状況でそれ聞くですか……

コイツは限りなく白ですね……もし犯人なら間抜けすぎるですよ……


「……」

「キミ……正気ですか?」


「はぁ?」


……ってこっち向きやがったです。

いやいや……なんでそんな意外そうな顔してるんですか……

この顔……どこかで見たことある気がするです……どこですかね……


………………あ、お師匠様に見せてもらった写真の中にいましたです!

ということは、コイツはお師匠様の息子さんですか……


「あなたは数分前の約束すら守れないですか……」

「それはそうと、”はぁ?”じゃないですよ。キミ死にたいのですか?」


とりあえず、このお間抜けさんはどうしてやりましょうか……

…………何も考える必要ないですね。後で魔術をかければ万事解決です。

そうと決まれば、やることは自分の身を守ることと魔術の準備ですね。

警察が来てしまっては私は何も出来ないですからね。


「…な!?」


とりあえず、お間抜けさんの思い違いは正して置くです。


「考えてみるですよ」

「もし私が本当にあなたの母君を殺したとしますです」

「そう考えたうえで、さっきの質問をしてみるですよ」


「………」


お間抜けさんもようやく気付いたようです。

どうせならほかの誤解も解いておきますです。


「ちなみに、あなたの質問の答えはNOなので安心していいですよ」

「これからはうかつな質問はしないことですね」

「私もこれを使うのは慣れてないですし、後始末も面倒ですし」


といっても、手づまりなのも確かなんですよね……

私の魔術があれば息子さんが白かどうかはすぐにわかるのですが……


「あなたの質問には答えましたです。今度はこちらの番です」

「まさか、あなたの要求をのんだ私の言いつけを破ったのに私の要求を拒否するなんてことはないですよね?」


とりあえず、時間を稼いで魔術をかけるスキを窺いますか……

私の魔術は何分相手に触れないと意味がないのが欠点ですね……

こういう拘束されていない相手に魔術をかけようとしても逃げられたら意味ないですし……


「では、いくつか質問しますです」

「まず一つ目。あなたは加藤祐樹さんで間違いないですね?」


さて……本当にどうしましょうか……


「あぁ。だったらどうした」


「いえ確認ですよ。先ほども言った通りあなたを脅すつもりはないですから」


拳銃を向ければ大人しくしてくれますですか?


「脅す気満々じゃねぇか……」


そういうつもりじゃないんですが……

まぁ、その間しゃべってくれるなら好都合です。


「いえいえ。握りなおしただけですよ。脅すつもりなんて微塵もないですよ」


「そうかよ……」


そうなんです。ですが、進展しないのも事実です。

ここは少し勝負してもいいかもですね。


「さて二つ目です」

「ここに倒れている女性……加藤成美さんはあなたが殺したのですか?」


思わず、睨んでしまいましたです。


「……オレはやってない」

「それよりさっき同じ質問で人の正気を疑ったのに自分はいいのかよ」


言われてみればそうでした――!!

私としたことが――!!


「いえいえ。何も問題ありませんですよ」

「もしあなたが犯人だったとしても、あなたは丸腰。私の引き金を引く方が早いです」


完璧な言い訳です!!

……完璧ですよね?ばれてないですよね?

ば、ばれてなさそうです。よかったぁ……


気を取り直しますです。


「さて、先ほどの言葉に嘘はないですね?」


「あぁ」


「ここに倒れている女性…あなたの母君は私たちにとって大恩ある人です」

「私は彼女を殺した奴を絶対に許さない」

「地の底、世界の果てであろうと探し出します。そして殺します」


「……」


「……改めて確認しますが、本当にこの方々を殺したのはあなたではないんですね?」


「あぁ」


「もしそれが嘘なら、あなたを殺しますよ」


「嘘じゃない。どうやったら信じてもらえるかわからないが信じてくれ」


う~ん……嘘は言ってないように思いますです。


「まぁ、嘘か真か調べればはっきりすることなので、ここで言い合っても仕方ありませんですし……」


もう拳銃は必要なさそうです。一応いつでも撃てるようにはしておきますですが……


「とりあえず……」


ここで魔術をかけれなければ、しばらく使えない気がしますです。

なるべく自然に……そぉ~っとです。

あ、触れました!!善は急げです!!


「いったん気絶してくださいです」


「は?」


よし、うまくいったです。

痛くしないので許してくださいです。


「……やっぱり、この人はやってないみたいですね……」

「普通に帰ってきて両親の遺体を発見、犯人もやはり見てないですか……」


言動から”知らないだろうなぁ”とは思ってたですが……


「こうなったら、申し訳ないですが、お師匠様と旦那様から抜き取るしかなさそうです……」


「お主……たしか真琴といったな?」


おおぅ!!いったい誰ですか!?

まだ誰かほかにいたですか!?まずいです!!


「あ~今の妾はお主に見えなかったな。少し待つのじゃ」


影の方から紫色の綺麗な着物を着た女性が出てきましたです。

長い黒髪と合わせて”妖艶”という言葉がぴったりな女性です。


「あ、クロさんでしたか」


「今の妾は成美が死んで長い間この姿のままいることが叶わんのじゃ」


「どういうことですか?」


「そのような問答に付き合っとる暇はないといったんじゃ」

「用件だけ伝えるぞ」


怒られました……

そういえば、クロさんはお師匠様がいないと万全の力が出せないんでしたね。


「”息子を……祐樹をどうか頼む”だそうじゃ」


「……」


なんですか、それ……最後までお師匠様はお師匠様です。


「あと……な…。妾は今回の件一部始終を見ておる。」

「下手人と妾は面識がなかったのじゃ……誰かわからんがお主なら知っておるかもしれんしの」

「下手人のことも含めて頼みたいのじゃが任せて大丈夫かの?」


なんと!!犯人を見たというのですか!!


「犯人を見たならなんで止めなかったですか!!」


その場にいたクロさんなら止めることができたはずです。

例の”魔術師狩り”もお師匠様が生きているうちならどうにかできたはずです。


「その辺の問答も後回しじゃ。はようせい」


クロさんがせかします。

どっちにしろクロさんに魔術をかければわかることです。


「おそらく、妾がお主にかける最後の言葉じゃ。しかと受け取るのじゃ」


私は固唾をのみましたです。

クロさん自身の限界と私の魔術を受けた後どうなるか、クロさんは知っているです。

知っているからこそ最後の言葉として何かを言おうとしているのです。

お師匠様がクロさんに最後の言葉を残したように、クロさんは私に最後の言葉を残そうとしているです。

私はどんな言葉であろうとそれを受け止めないといけませんです。


「この世から成美の生きた証を消すのじゃ」


「え?」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「えっぐ……えっぐ……」


私は泣き続けるしかありませんでした。

私は、私の魔術で人一人()()()()()()()

クロさんの最後の言葉のとおり私はお師匠様の存在を消しましたです。

もうお師匠様のことを覚えているのはこの世の中で私だけです。

この後、お師匠様は身元不明の遺体として警察に引き取られることになるはずです。

身元不明の遺体となるとちゃんと葬式をしてくれるのでしょうか……


「んっ……」


あっ……すっかり忘れていたです……

息子さんはどうしましょうか……気が付いたら目の前に見知らぬ死体があるというのも酷な話です。

いつもならお師匠様か怜奈ちゃんに相談するのですが……今はどちらの手段も取れないですね。


「どうしたものですかね……」


放置というわけにもいかないです。お師匠様やクロさんに託されたのです。

何とかしないといけません。といったものの何かいい案があるわけじゃないんですよね……


ちゃーちゃっちゃちゃーちゃっちゃーちゃっちゃちゃー


こんな時に電話です……


「こんな時に誰ですか!?」


とっさに電話に出て相手も確認せずに言ってしまったです。


「こんな時で悪かったな。お前今どこにいる?」


電話の相手は怜奈ちゃんでした。

誤魔化した方がいいですよね……どうしたらいいですか……


「え~っと、学校で補講受けてますです。」


「嘘つくなよ。今お前の学校で何が起きてるか知らねぇのか?」


「へ?」


学校って……何かやってましたですか?

というかそれどころじゃないのですが……


「今お前の学校倒壊したぞ………まぁ、原因は私にもあるんだが……」


怜奈ちゃん……今度は何やらかしたですか……


「それで、無事電話の出られたお前は今どこで補講なんて受けてるんだ?」


「えぇっと……」


どうやって誤魔化しましょうか?

もう無理なんじゃないですか?

本当のことをぶちまけたいですが、それをしたところで誰も信じないですし、信じさせるにはクロさんの言葉に背くことになるです。


「……まぁ、話せるようになったら話してくれ」


そういうと怜奈ちゃんは電話を切りましたです。


「……助かった」


あ、でもなんで学校を倒壊させたんだろう?

怜奈ちゃんが絡んでるとしたら、大方魔術師同士の喧嘩でも起こしたんですよ。きっと。


「……そうですよ。少し面倒ですがあの手を使えば……」


よし、善は急げです。



1話目の真琴ちゃん(声の主)視点です。

新たな登場人物が出てきたり、魔術のことが少し語られたりしました。

相変わらず猫さん出てきませんが……近いうちに出したい……ですね←


誤字脱字の指摘いただけると助かります。

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